社会不適応者の箱庭。

ハイったり鬱ったりしながら生きているイキモノ・五十海(いかり・♀)の適当な日々を綴った『どうでも』なシロモノ。

04月10日。やっと見つけたよぉぉぉ!

2009-04-10 | 読書のこと
 やっっっと見つけたよぉぉぉーーーっ。

 『厭魅(まじもの)の如き憑くもの』 三津田信三

 ハードブックの時に原書房さんから出ていたのですが、文庫版が講談社文庫さんから出ていまして、905円+消費税で購入。
 ハードカバーで一緒に紹介されていたもう一冊は『首無の如き祟るもの』でしたが、講談社さんの帯に書いてある予定にこの本はまだないです。
 『凶鳥(まがどり)の如き忌むもの』『密室の如き籠もるもの』は講談社ノベルズから出るみたいです。
 うーむ。

 主人公は刀城言耶(とうじょう・げんや)と言う怪奇幻想作家の青年。
 時代設定は、戦争からそう遠くない昭和の年。
 山間にある神々櫛(かがぐし)村の2つの旧家、神隠しの伝説、カカシ様・・・。
 山神様の格好で死んでいく人々、旧家の因縁と確執、一体犯人は!
 ・・・と言う感じ、何か金田一さんみたい。
 民間伝承の怪異譚とか、高田崇史さんの『QED シリーズ』とか、京極夏彦さんの『京極堂』シリーズとか、そーゆーのが好きな人、本屋で見かけたらちょろっと立ち読みしてみて下さい。
 あそこまで、がっちり、と言う印章はないですけど。
 でも、この表紙がちょっと怖いの。