イギリス積み(一番、多いかな?)
フランドル積み(誤ってフランス積みとも言う。珍しい)
アメリカ積み(これはレアだ。日本にあるのかな?)
目地は「灰色」と「真っ白」の2種類がある。
(古くなると判別できないけど)
「灰色」はセメントモルタルで明治後半~大正に多い。
「真っ白」は石灰モルタルで明治前半に使われた。
キッカケは美濃大地震(明治43年、死者71人)で、
「石灰モルタル」は地震に弱い事が判明。
それ以後は高価でも「セメントモルタル」を使うようになった。
が、関東大震災(大正12年)では煉瓦造の建物はほとんど全て崩壊し、
「鉄筋コンクリート」の時代がスタートする。
(東京駅は『鉄筋レンガ造り』らしい)
こうして維新以来、文明開化の象徴だった「赤煉瓦」の建物は
姿を消していく。
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