ほぼ日刊、土と炎、猫と煙突

白く燃え尽きた灰の奥深く、ダイアモンドは横たわる。

煉瓦(レンガ)の積み方

2007年05月20日 23時49分05秒 | 技術メモ


イギリス積み(一番、多いかな?)



フランドル積み(誤ってフランス積みとも言う。珍しい)



アメリカ積み(これはレアだ。日本にあるのかな?)

目地は「灰色」と「真っ白」の2種類がある。
(古くなると判別できないけど)
「灰色」はセメントモルタルで明治後半~大正に多い。
「真っ白」は石灰モルタルで明治前半に使われた。

キッカケは美濃大地震(明治43年、死者71人)で、
「石灰モルタル」は地震に弱い事が判明。
それ以後は高価でも「セメントモルタル」を使うようになった。

が、関東大震災(大正12年)では煉瓦造の建物はほとんど全て崩壊し、
「鉄筋コンクリート」の時代がスタートする。
(東京駅は『鉄筋レンガ造り』らしい)

こうして維新以来、文明開化の象徴だった「赤煉瓦」の建物は
姿を消していく。

万一、興味のある人がいたら→ここをクリック

洗うがごとし

2007年05月20日 00時19分48秒 | 技術メモ
足尾鉱毒事件について→ここをクリック
相変わらずわからん。
「鉱毒」の正体がハッキリしないのに、被害だけが拡大していく。
なんなんだ?

当時の人はともかく、俺は「鉱毒」と言われても納得できない。
重金属で稲が「立ち枯れ」するのか?聞いた事が無いよ。
(魚は浮くかもしれないけど)

「亜硫酸ガスで木が枯れる」って点はわかるけど。

そこでだ。

「銅イオン」が動植物に与える影響について実験してみた。

現在、「水」に銅を入れて置くと、
以下のような効果がある事が知られている。

1:藻が発生しづらくなる。
2:ボウフラがわいても蚊(成虫)になれない。

茶碗に水と「10円玉」を入れ放置し、これらの現象が
起きるのか?実証してみる。

実験方法:

写真、左から
「10円玉なし」「10円玉×1」「10円玉×2」「10円玉×3」
を入れた茶碗である。

これを野外に2週間、放置した。

結果:

野外放置でゴミが入り、わかりずらいが、
「10円玉なし」にだけ、緑色の藻が少し発生し始めた。
その他は……違いがほとんどわからない。

ボウフラの発生はいずれもなし。

以後、経過を見る。