ほぼ日刊、土と炎、猫と煙突

白く燃え尽きた灰の奥深く、ダイアモンドは横たわる。

奇跡の再会?

2004年12月02日 22時22分51秒 | 古い日記
人間、思わぬ時に思わぬものと遭遇する事があるもので、
これがそうだった。

ある小学校の校舎が移築する事になった。
そこで、その「紋章、校歌」をタイル化する企画が持ち上がり、
その仕事がまわって来た。

それと、もうひとつ。ある人が書いた「刻字」もタイル化する事に
なった。「刻字」と言うのは、書画を木などに彫刻し、立体的に
表現したもの、だろうか?

が、印刷物では、隅っこにある落款(サイン)が小さくて読めず、
「現物」を写真に撮らせてもらう事になった。

「○○……?」

何か聞いた事がある苗字だ。

そうだ。俺が小6の時の担任の先生の名前だ。

良く思い出すと、その先生は当時から「刻字」の大家だった。

学校こそは違うが、この「刻字」の作者がその先生である可能性は

非常に高い。

役所の人に話したら、やはり、その通りで、先生は

俺の事も憶えていて下さったようだ。(とうに定年退職なさっていたけど)

俺が小6の時、先生は今の俺くらいの年齢だったかな?

まさか、何十年もたってから「こういう出会いをする」とは思わなかった。

結局、俺が真似して写した「落款」は間違いだらけで、

先生にチェックを入れてもらい、(ここは止め、ここは離す、とか)

あちこち直す事になった。

まさか、何十年もたってから指導を受けるとも思わなかった。

まあ、俺は昔から字は下手で、どうしょうもなかったけどね。

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