「ザ・ビッグイヤー」という本を読んだ方も多いと思う。
全北米大陸で1年間に最も多くの鳥を目撃したものが勝ちというコンテストを、実話を元に書かれた物語である。
鳥好きにとっては夢のような話であり、結構面白かったので3回ぐらい読み返した。
さて、今日は息子の岡山遠征に妻も同伴で行ったため今日は娘と留守番。とはいっても娘も部活がある。
15:30に車の6ヶ月点検に行かなければならないが、それまではフリー。
よし、ならば今日は一日、何種類の鳥が見られるかやってみよう。
ということでザ・ビッグイヤーの一日版、しかも近場限定。
思いつきなので綿密に計画を組んでるわけではない。
いつもの裏山だけだと種類が限定されるので干潟や葦原もコースに入れて、「ザ・ビッグデイ@大阪」の始まり始まり~。
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まずは水辺から攻めてみよう。
時期が時期だけにもうカモは少ない。
でも葦原には沢山のオオジュリンが潜んでいた。
すでに顔が黒くなっているものも。
まずここの葦原でゲットしたのはカイツブリ・カンムリカイツブリ・カワウ・アオサギ・マガモ・カルガモ・コガモ・ホシハジロ・キンクロハジロ・オオバン・セグロカモメ・ヒバリ・ハクセキレイ・ヒヨドリ・ツグミ・ホオジロ・オオジュリン・アオジ・ベニマシコ・スズメ・ムクドリ・ハシブトガラス。
まずは22種。
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次に干潟に行ってみた。
潮の時間を調べていったわけではないので、行ったら干潟は殆んど出ていない時間帯だった。(^^;)
でもなんかいるでしょ。
よ~く目を凝らすと僅かな干潟にシギチっぽいのが動いてる。
コチドリとイソシギだった。
暫く見てたら葦の影から足の赤いシギが・・・
むむっ、、、、アカアシシギ!
全然シギチは期待していなかっただけにかなり嬉しいサプライズ。
かなり遠いけど・・・
荷物がかさばるので大阪にはいつもデジタル一眼だけしか持って来ていない。
シギチ観察にはやっぱスコープが欲しいところだが・・・・
でも証拠写真が撮れただけでも良しとしよう。
この葦原での確認種は、ダイサギ・コサギ・コチドリ・ケリ・アカアシシギ・イソシギ・ユリカモメ・ウミネコ・キジバト・モズ・ウグイス・カワラヒワで12種。
これで合計34種。
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さあ次は山だ。
山に着いてまずゲットしたのは、ここでは定番のカワガラス。
そしてお次はルリビタキ。
ここまで青いのは久しぶり。
トラツグミも2ヶ所で。
実は今季、初トラ!!
間に合ってよかった。
ここでのアカゲラは久々だ。
山でのご新規さんはトビ・アカゲラ・コゲラ・キセキレイ・カワガラス・ルリビタキ・ジョウビタキ・トラツグミ・シロハラ・エナガ・ヒガラ・ヤマガラ・シジュウカラ・メジロ。
14種ゲットで48種になった。
ん~、それにしても猛禽が少ない(><)
時計の針は13:30。 あと2時間ある。
最後にコイカルの公園に行こう。車のディーラーにも近いし。
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ところが公園に着いてみると今日はコイカルどころかイカルもいない。
しばらく待ったらイカルは数羽来たのだがコイカルは最後まで来なかった。
イカルとコイカルで2種を見込んでいたのに・・・
もう帰っちゃったのかな?
桜がボチボチ咲き始めていて綺麗だった。
桜にヒヨドリが結構群れていたのでたまにはヒヨドリも撮ってやろう。
ぐるっと回ってゲットできたのはオシドリ・ツバメ・ビンズイ・イカル・シメ・ハシボソガラスの6種(少な!)
そして時間が来た。
本日の確認種、しめて54種。
結局タカの仲間はトビだけだったな~。
でも、この時期の割に54種はまずまずだ。
時期や場所を徹底的に研究したら一体何種類見ることが見ることができるのだろう。
確か以前冬の湖北で70種以上を1日で観察したことがあったけど、うまくすると100種近くいけるのかな?
まあともかく、思い付きではあったが「ザ・ビッグデイ@大阪」はこれにてめでたく終了。
かなり楽しめた。
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さあ、明日は早起きして息子の岡山遠征に合流だ。
ETC割引が始まったので高速が混まなきゃいいけど・・・・
一人で54種ゲットとはこれまた凄いことですよ!
大阪は平地から山までが近いですからねぇ~。
大した距離じゃないんです。(^^;)
もうちょっとで60種だったので残念でした。
最後は疲れちゃって・・・
アカアシシギいいですね!
今日は、ツルシギが近くに出たというので、行って見ましたが、現れませんでしたあ(^^;)。。でも、これからだんだんシギチの季節ですね。。
アカアシシギはラッキーでした。
以前見たのはいつだったか・・・??
思い出せません。(かなり前だったのか、それとも物忘れがひどくなったのか??)
これからシギチに夏鳥の渡りにと忙しくなりますね。
54種は結構見たという充実感がありますね。
これが夏鳥の時期だったらもっと楽しかったと思います。
いただいたノート活用させてもらってます。
3年ぐらい前かな?
すごい(*_*)と思いました。
ジダンさんもアクティブすね。
ビッグイヤーのチャンピオンは確か7百数十種を見たんでしたよね。
1年間で700種以上見るなんて凄いと思いましたが、逆に北米大陸にはそれくらいの種類しかいないのかとも思いました。
そう考えると日本は鳥の宝庫ですね~。
54種も観察できたのは、ジダンさんの眼の良さの証明でもありますね。
アカアシシギも見られて羨ましい・・
もともと収集癖があるので数が増えてくのって楽しいんです。
アカアシシギは久しぶりだったので嬉しかったです。