道東一人旅もいよいよ最終日。
今日は能取岬~網走港~濤沸湖を廻るコース。
さすがに海鳥だけではなく最後に少しくらいは小鳥類も探したい。
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まずは能取岬。
この岬でまずは海鳥ウォッチ。
目的はコウミスズメ。
広い海原、端から端まで何度も何度も繰り返しスコープで探す。
でもいるのはシノリガモがほとんど。
たまにアビ類が浮いているのが見えるけど・・・
(おっと、アビがいた。久々。)
それにしても風が強い。
今日の体感温度はマイナス10℃を超えてる。
1時間立ってたら体が冷え切って足先が痛い。
しばらく車で暖を取って再びチャレンジ。
すると遠~くからウミスズメっぽいのが飛んできた。
肩に2本の白い縦線が・・・。
ウミスズメと同程度の大きさならマダラウミスズメだと思うけど、こいつは明らかに小さい。
でもコウミと決定づけるにはちょっと自信がない。
距離にして多分300m以上。
よっぽど近くを飛ばないと今の自分には識別は無理だろう。
コウミスズメはここで断念。
次回また北海道に来る事があれば・・・
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次に網走港。
この写真は能取に行く前、朝一に撮った写真。
凍ってるところが多かった。
戻って来た時は既に11:00。
多少条件は良くなってるような気が・・・
凍ってない港を探して鳥を丹念に探す。
そういえばシノリガモ撮ってなかったので一応。
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ようやく最後の港で遠くにオオハム発見。
でも柵があって近くまで行かれそうもない。
オオハムのいる場所をカーナビにセットして一旦外に出て大回りでナビにセットした場所まで移動して見た。
無事道があって近くまで行けた。
確かこの辺・・・、と探し始めて逆にこいつを先に見つけた。
ハシブトウミガラス。
こっちの方が嬉しい。
逃げない。
近い。
撮り放題。(^^)v
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でもオオハムも押さえとかないと。
探すと・・・、防波堤の影にいたいた。
ほぼ夏羽になってきている。
オオハムは愛想が悪くすぐ奥の防波堤の影に入ってしまった。
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もう一度ブトウミに戻って撮影しているといつの間にか後ろに三脚を担いだ一団が。
ドキッ、いつの間に・・・
と思ったら、何と知り合いの方の主催のツアーだった。
こちらに来られていているのは知っていて、コースも知っていたが、最終日まさかここでお逢いできるとは。
皆さん、ブトウミとオオハム、しっかり撮れましたか~??
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さて、小鳥も探さないと。
一団と別れ東へ移動。
3回目の道東だが、ベニヒワ・ツメナガホオジロ・ユキホオジロなど北海道ならではの鳥達をまだ一度も見ていない。
濤沸湖~小清水原生花園で勝負!
最高の景色。
どこまでもまっすぐ伸びる単線。
いいなぁ~。
もし鳥を止めたら次はテッチャンになるかも。
ここに列車が写ってたら最高だったのに・・・
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なんて言ってる場合じゃない。
肝心の小鳥は・・・・・
全くいない。
(T_T)
撮るものないので結局は景色ばっかり。
無人駅。
いい雰囲気。
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仕方ないのでここでも海を眺めてしまった。
ここでもコウミらしき鳥が飛ぶが・・・
そうだ識別は諦めたんだった。
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濤沸湖をぐるっと回ってみた。
オオワシを近くに発見。
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根性で小鳥を発見。
シジュウカラとハシブトガラだった。
そしてカラの混群にアカゲラが一羽。
ヤマゲラだったら良かったのに・・・
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これが限界か。
いくら根性があってもいないものはいない。
時間もなくなってきた。
昨日の白鳥公園にもう一度寄って遠征を締めくくることとしよう。
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オオセグロ。
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オナガガモ
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マガモ
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カワアイサ
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そしてプライドを捨てたホオジロガモ
睡魔に勝てずウトウト・・・
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とまあ、こんなところかな。
結果的に4日間で57種の確認はちょっと少なかった。
そして今回初めてライファーが無かった。
でも、
それでも十分楽しかった。
のんきな一人旅を許してくれた家族には感謝。
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帰ってから日常の生活に戻るにはリハビリが必要だろう。
あ~、また機会があれば4度目の道東を・・・・
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これにて道東遠征記は終了です。
長々とお読みいただき誠に有難うございました。
またこれからは地道に近場の鳥見に精進します。
m(_ _)m