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珍しく、本当に珍しく。
政治的な話題であり、発言です。
3Dデータに関係無い・・・ いや、無くない。ある、と思う。
どうあるかは、皆さんそれぞれが考えていただいて、と。
この条例案にワタシは反対です。
東京都青少年保護条例改正案
理由は非常に簡単で「被害者の居ない犯罪を作るべきではない」という一点に尽きます。
くり返します。
「被害者の居ない犯罪を作ってはいけない」
違法であるかどうかは、法のラインをどこに引くかによります。
その法のラインを曖昧にしつつ、しかも自由を狭める位置に引き直し、
なんと「実在しない人物=絵」を被害者に見たてようというのです。
この条例があろうと無かろうと、今日明日、普段のワタシの消費行動や生活には
何ら影響は無いと思います。
だからといって見過ごすわけにはいかない。
これを考え、推進している人たちは、きっと真面目なのだろう。
真面目で、いわゆる頭の良い人たちなのだろう。
でも、オカシイよ。寝言は寝て言いたまえよ。
「非実在青少年」って・・・
逆に考えると、この条例を推進している人たちはどれだけ「絵」に入れ込んでいるのだ?と。
それは、「絵」だ。
「絵」に人格を認めて被害者扱いしようという人は、
「絵」を性愛の対象としている人と一体何が違うのだろう?
これを考え、推進している人たちは、きっと真面目なのだろう。
良いことをしている、と信じているのだろう。
良い人によって良いことと信じ為されたことが、とんでもない悪事であったことは
ヒトの歴史に数多くある。
経済の衰退はある程度我慢が出来ますし、取り返しもつきましょう。
しかし、文化の衰退は取り返しのつかないことになりかねない。
「悪い世直し」はどうせ誰も責任は取らない… とは名言です。
「ゆとり教育」は「世直し」と信じて実行されましたが、誰がその責任を取ったというのでしょう?
この問題に興味のある方、ぜひ以下のリンクをご覧ください。
兵頭二十八の放送形式<猥褻取締り法の審議には「数値」のハード・イビデンスは必須である>
難民チャンプ<「非実在青少年」規制について>
デキが悪く、暴力的で、どうしようもなく残虐な外国の社会に求められる規制を
穏やかで、自由であっても節度があり、全体として上手く機能している私たちの社会に
無理矢理適用する必要は、ありません。