3D CG, CAD/CAM/3Dプリンタ な日常でつづる クルスの冒険ブログ

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(加筆)3Dプリンタ のお話

2010年02月06日 | □CAD/CAMな日々
 
ワタシ、このブログで去年の9月26日に、こう書きました。
 

>周囲の人にはずっと言って来てますが、本当に小型機の3Dプリンタ市場が花開く時は、
 
>Canon、EPSON、Roland D.G.、HP、Brother…辺りがこの市場に参入する時かな?…と思う。
 
 
ホントにホントに、そう書きました →それを見てみる

で。

このニュースだ…

「HP、Stratasysと提携して3Dプリンタに参入・年内発売」
 
ね?

<以下、加筆部分>
Stratasys社とHP社は、ワタシと同じ事を考えたと思う。社、というか、これは間違いなく
  
どちらかの特定の社員、1名とか2名だろうな。

余談だけれども、この「1名か2名の閃きで一事業の戦略を牽引させる」ということが、
 
私たちの国の企業では今、本当に出来なくなっている。
 
技術が無いんじゃない、知識もある、調査能力もあるんだ。
 
多分、「ヒトを見る目」と「勇気」が足りない。主には、企業のトップに立っている人たちに。

さて、話題を戻そう。
 
新しい市場に入っていくに際して、2つのことが大事。
 
1.100万円以下の3Dプリンタは、今までのRPマーケットとはまるで違う、ということ
 
2.この市場に一社の力で入って行くことは賢い選択ではない、ということ
 
これ。
 
1.は今まで設計・製造業界の試作という観点で市場を捉えていたStratasys社が持っていない部分。
 
2.は、HP社が持っていない、主に特許など技術的な部分
 
両方を1社で揃えようと頑張っていると、時間がかかり過ぎて市場をリード出来ない、と
  
危惧したこともあるだろう。正解だと、思う。
 
もしこの体制が上手く機能すれば、Stratasys社の機械は一般の市場からのフィードバックを受けて
 
さらに洗練されて行くとも、考えられる。 
 
数か月前、老舗RPメーカーのアメリカ本社から割と偉いヒトが来た。
 
そこで、こんな話をしました。
 
「100万円以下のマーケットは、トータリィ ディファレントだよ」

「だから、ストラーテェディ マスト ビィ チェインジド」
 
「…ノゥノゥ。特許や仕上がりや技術とは違う競争が始まるんだ。コンペティションのポイント ウィル ビー チェインジ」
 
「アライアンスでやるべきだよ、そうすればゲット ファスター トゥ ゲドイン トゥ ディス ヌー マーケッ だよ」

「僕には良いアイデアがあるよ、ベストなアライアンスさ じゃぁね、チャオ!」
 
(イタリア系だったから、そう挨拶しただけ)
 
・・・多分、よく分かってなかったかも知れないけど(笑)

でも、Stratasys社+HP社 のニュースに触れ、少し気付いてもらえたかも知れない。
 
<加筆部分、終わり>

さて、Canonさん、EPSONさん、Brotherさん、Roland D.G.さん
 
この市場での勝負は、まだ始まるか始まらないか… というタイミングです。
 
まだまだ、これからです。
 
ワタシは、きっと皆さんのお力になれることでしょう。
 
平日は、ココに居ます。 →ココ

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ご連絡は、お気軽にどうぞ。
 
お役に立ちます。 

 
ただし、ワタシは、このニュースよりもさらに少し先を見ていますけれども。
 
 

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