らむ茶の独り言

ロックとノンアルコールビールと田舎暮らしを愛するガーディニング野郎の勝手な独り言。

庭のコスモスを片付けた

2011年10月29日 07時18分49秒 | ガーディニング
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朝晩はかなり寒くなりました。もうすぐ冬ですからね。今週、庭に残っていた枯れかかったコスモスもみんな処分した。枯れてもタネがつくまで待ってたのだ。そうしないと来年庭にコスモスが無くなってしまうからね。隣のオヤジは咲いてるコスモスを全部引き抜いて捨ててしまった。来年からもう庭にコスモスが咲く事は無い。ワザとそうしてるのなら構わないが。

今年の夏に隣りのおばあちゃんが亡くなった。そのおばあちゃんが毎年コスモスを育てていた。それをタネがつく前に全部捨ててしまった。一本だけ残っていた大きな名前は忘れたが花も満開の時に引き抜いて捨ててしまっていた。まあ隣りのやる事にとやかく言う筋合いは無いけどね。ところが隣りのそのオヤジはウチの桜の木まで切りやがった。おふくろが勝手にやらせたからだ。大喧嘩になったよ。どうして余計な事させるんだと。悪気は無いのは判るが余計なマネだっていうんだよ。価値観は人それぞれ違うからね。自分の価値観を人に押しつけるんじゃない。草一本生えてない砕石敷き詰めた庭が良いんだと言うならそうしておけば良いがそれは自分の所だけにしとけ。毎年コスモスをたくさん育てていた亡くなったおばあちゃんがあの世で何と思ってる事か。

ウチは逆に渾然一体、、、一体はしてないか、混然としたカオス状態の庭になってる。片っ端から色々な物を植えるからね。種類だけは結構あるんじゃないか。たいしたモノは無いけど。写真の花はすべてウチの庭のもの。色々植えても翌年以降も花を咲かすのは少ない。冬の寒さに耐えられなかったり土壌に合わなかったりして半数以上が消えていく

先日も懲りずに通販で孔雀草を購入して庭に植えた。昔からある孔雀草は白いヤツで少し前まで満開でミツバチがたくさん集まっていた。ミツバチももう冬支度をする季節。庭にはその孔雀草が終わってコスモスも消えて菊の花だけ。散歩途中に奇麗な孔雀草が生えている。同じのを通販で探したら10月下旬にならないと入荷しないと言う。秋の花だからね。寒さには強いと言うがはたして来年の春に再び芽を出す事が出来るかどうか。それが出来ないと消えて無くなってしまう。それを乗り切れれば多年草なので毎年大きくなって大きくなるだろう。

昔の写真を整理していたら庭に生えていたホリホックの奇麗な写真が出て来た。おふくろもその存在を忘れていたらしい。ピンクな奇麗で立派なホリホックだ。今は赤いのだけがかろうじて残っている。これも多年草だから大事に育てれば毎年花を咲かすのだが放っておくとすぐに消えてしまう。今年は通販で何種類か注文して植えてみたがはたしてこれも来春に生き残っているかどうか。

最近は通販も当たり前になってオレもほとんどのパソコンや楽器用機材はアマゾンやら楽天やらの通販で調達する様になった。そうしないとこの町には無いからね、店が。最近は花の種や苗も注文する様になった。結構ちゃんと送られてくるみたいだ。おふくろが以前、10年以上前だが、通販の雑誌で注文した時はあまりいい印象が無かった様だ。だから今でもオレが通販で花を買うのをあまり歓迎しない。今回送られて来た孔雀草の苗は結構しっかりしてる感じだけどね。

この頃は景気のせいかホームセンターにならぶ園芸コーナーも品揃えが今イチで同じような物しか並ばない。まあそれ言ったらスーパーも一緒だけどね。買物する楽しさが無くなったよね。いつも同じ物ばかりで。それも安かろう悪かろうばっかりで。そういうわけで地元の店では珍しい植物はほとんど見かけない。売れないのか育たないのか。月桂樹とか売ってたんだけどね。今ウチに2本育ってるけど。いまではもうどこにも売っていない。

そういうワケで通販で購入するしか方法が無い。昔は怪しげな通販も多かったけど最近はそういうのはあまり無いんじゃないか。通販サイトの基準が厳しくなったのかな。売り逃げみたいな店は今の所当たった事が無いね。被害の話は散見するけど。

そして今回はついに子犬まで通販で購入した。まあ通販と言うかブリーダーから直接送ってもらったわけだけどね。まさかこういう事が出来るとは思っていなかった。地元ペットショップで見つけるしか無いと思っていた。犬種の取り扱いがほとんど無くて,ましてシッポのあるコーギーなんて条件付きでは絶望的だったがネットでは簡単に見つかった。簡単に見つかりはしたが正直結構迷った。やはり地元の店に依頼しようかとずいぶん迷った。

ブリーダーから直接購入を選択したのは結局地元のペットショップよりもネット上のブリーダーの方が信用出来たからだ。ペットショップに限らず地元の店で信用出来ない物は結構ある。こちらの無知につけ込んで、というか店も無知だからね。残念だが少し専門的な事になるともうアウトだ。先日もアンプのジャックの修理だけで15,000円もとられた。部品代は200円だったのに。地元の楽器屋でそんな事すら直せないのだ。だから遠く関東の修理工場まで送る事になる。カメラとかパソコンもそうだね。

通販で便利になる反面、そういうメンテナンスとかは逆に不便と言うかほぼ絶望的。田舎では商売が成り立たなくなってしまった。専門業者は楽器に限らずほとんどあらゆる業種で絶滅しかけている。あと10年もしたら医療や建築でも同じことが起きるんじゃないかと、いやもう起きてるかも知れないな。今回の震災で東北から撤退した業種はあらゆる分野に渡ってるだろう。そして首都圏一極集中が加速される。これ以上首都圏に人が集まってもどうにもならんと思うがそれでも人は集まり続ける。10年後は1,500万ぐらいになるんじゃないか。人口が。いやもっと加速的に増えるかも知れないな。TPPに参加したりしたら地方が更に寂れそうだし。

まあTPPに参加しようがしまいがオレの生活が基本的には変わる事は無いだろう。というか変わり様が無い。地方経済はもう底辺に張り付いている。何度も書いてるが地方は公務員と年金受給者によって成り立ってる。それらが劇的に変わらない限り地方が大きく変わる事は無い。だから地方はだんだんと寂れて行くだけ。それだけ。まあオレは人が少ない方が煩わしくなくていいけどね。

地方で暮らす人が増えてるような事をクローズアップ現代で取り上げていた。それが大きな流れになる事は無いだろうけど都会で暮らす事に疲れてる人は多い。地方自治体がもう少し知恵を働かせて何とかしたら暮らせる環境を作れる気がするんだけどね。その為には異常な首都圏一極集中をどうかしないとイカンわけだが。ともかくTPPに参加しても輸出が伸びる事はほとんど無い。もう世界はそういう時代じゃなくなったワケだ。だいたい何を売るわけ?ほとんど海外生産になってしまってるのに。だから真空管を作れッて言ってるんだが。ケータイしかアタマに無いみたいで。




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