らむ茶の独り言

ロックとノンアルコールビールと田舎暮らしを愛するガーディニング野郎の勝手な独り言。

ここらでウグイスは初めてだそうです

2010年05月11日 11時12分08秒 | ガーディニング
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春になるとやってくるヒヨドリ。最近つがいで毎年やって来ます。ウチの庭がお気に入りなのは良いんですけどね。結構いたずらするんですよ、ガーディニングに。それがなければウェルカムなんですが。今年はうぐいすも来てました。市街地では珍しい、というか初めてかな。カッコウもたま~に見かけるというか、鳴き声だけですが。いいですね、ウグイスは。春って感じがして。

さて、相も変わらずまったく前に進まない季節ですが、今度はずっと春のまま。それも早春の気温。夕方はもう吹く風が冷たい。昨日は頭が痛くなって来た。一体どうなってんだか。そうしたら隣りのオヤジさんは寝る時に毛糸の帽子をかぶってるとか。寒がりなんだよね。おばさんも厚手の半天を着ていた。タムタムの散歩で出会う人も皆さん冬の服装だ。日中は陽があるとそこそこの気温なんだけど、夕方から急激に寒くなる。風が冷たいからね。そして強く吹く。今年も冷夏じゃないのかなあ、この調子じゃ。


それでも季節はだんだんと進んで、寒いながらも庭の花が咲き始めた。ウチの庭には種類は結構あるんですよ。たいしたものは無いですけどね。毎年春になるとホームセンターに出かけて珍しいものがないか探して来ます。昔に比べて種類が増えた気がします。まあ、ガーディニングに興味が出たのが都落ちしてからなんですけど、それでも毎年新しいのが必ず出て来ます。ただ、この寒さですから、冬を越せる耐寒性がないと翌年は売り場には並びません。この寒さのせいで買って来た半分は翌年までに消えてしまいます。その寒さに耐えたのだけがウチの庭で春に花を咲かせるわけです。

今年は去年植えたフジの花がそろそろ咲きそうです。これもまさかこんなに伸びるとは、いうぐらいツルがどんどん伸びて行って大変。こうなる事が判っていたらもっと大きな木の下に植えたんですが。今さら場所替えも出来ませんからどうなる事やら。春先に買って来た牡丹の花もそろそろ咲きそうです。これでやっと3つが揃います。立てば何とか座れば何とか歩く姿が何とかの3つが。

ダメだったのがオリーブの木。これは寒さで死んでしまった。クチナシもダメだった。月桂樹もある程度は大きくなるんだが、寒さでほとんど枯れてしまって一向に大きくなれない。まあ死なないだけマシという感じ。ポピーとかひなげしも花は咲くけど、翌年にはいなくなってしまう。こぼれたタネは冬の寒さに耐えられないのだろう。今年予想外に繁殖したのがクロタネ草。悪魔の花ニゲラとも呼ばれる珍しい植物だが意外にも寒さに強いみたいで秋に芽を出したのが春に生き残っていた。

そういうわけで最近やって来たウグイスは今日もホーホケキょと鳴いている。だんだんと鳴き方がうまくなるのね。最初はホケキョケキョとか鳴いてけど。隣りの家の方も初めて聴いたと言っていた。ここに住んで初めてだとか。おふくろが若い時には裏の側溝の所にホタルがいたという。信じられないが。今では水もほとんど流れないドブだ。子供の頃祖父と一緒によく川に釣りに行った。その川も今ではもう魚の姿はほとんど無い。夏場に一週間も雨が降らないと干上がる川に魚が住めるはずがない。そんな川に鮭の稚魚を放流するなんざ残酷なマネをする。

失ったモノの大きさはあとでイヤというほど思い知る事になる。投げ捨てた自然を取り戻すのは容易じゃない。何倍もの時間と手間と金がかかる。自然を失った田舎に何の価値があるのか。観光立県を目指すんだと。ウグイスの鳴き声に感動するこの街の住民が失ったものはいかに貴重な自然だったか。その反省もないままに何が観光だ。何が自然がいっぱいだ。東京の方がよっぽど自然が残ってるぞ。思うにね、やっぱり一度は地元を離れないとダメだね。ふるさとの良さは離れて住んでこそ判ると言うもんじゃないかな。地元しか知らない無知な連中がトンチンカンなマネばっかりしてる。それがおそらくほとんどの寂れていく地方の実情だろうね。

かといって東京のコンサルに依頼するとこれまたトンチンカンな提案ばかりしやがるしねえ。東京はまた特殊な所だからそれを基準にされるとワケが分からなくなる。まあだからオレみたいに都内、千葉、埼玉を知り尽くした上に嫌気がさして田舎に引っ込んだ野郎じゃないとだめじゃないかな。それにしても首都高とか良く走ったよなあ、って黒猫のドライバーではありません。タクシーの運転手でもありません(笑)。しかし、それで感じたのは、都内の至る所にも過疎地帯があるんですよね。そしてシャター通りの商店街もある。東京ですらそうなんですから、この田舎町で商店街を何とかするなんて正直不可能としか思えない。

さくら、それを言っちゃあオシマイよ。という寅さんの地元でさえ驚くほど寂れてますからね。亀有公園前もそう。金八先生の桜中学?の辺りもそう。まあ足立葛飾は半分千葉みたいなもんだ、なんていうと怒られるんだけどね。もっとも、新宿でも一歩裏通りに入ったらもう寂れてるからね。そういう事を考えるともう気が滅入るだけ。どうしてこうも群れたがるのかねえ。そのくせ仲良く出来ないと来たもんだ。うるさいだの何だのと。だったら田舎に住めば良いんだよ。マーシャル鳴らしても文句来ないよ。でもそうすると今度は仕事が無いと来るからね。都会はいやだけど仕方ないという人は多いだろうね。食えなきゃ生きて行けない。だからうつ病が激増してるんじゃないの?そうそう、GWも終わっていよいよ5月病の季節になったんだよね。その話を書こうと思ってたのに、、、明日だな。

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