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-サイキックの眼-

『イジメ?』~虐めの現実と対処方~

2012-12-27 18:33:58 | サイキックの眼

     
    
『イジメ?』~虐めの現実と対処方~
   
   
虐めについて
   
タイトルに「?」をあえて付けさせてもらいました。
何故ならば、イジメに対し殆どの人が無関心で、
関わり合いたくない事情なので。
人のココロの中のイジメに対する反応には、
『イジメ?』と、ハテナを付けるのが似合うでしょう?。
   
真っ向から取り組むとかなんとか社会では言っていますが、本当に取り組むにはマダマダ甘いし・・僕は無理だと思っています。
 
誤解しないで下さい。
「無理」と決めつけているのは、
「社会が取り組む」という定義が無理なのです。
 
虐める・虐められることは、子供に限った事ではない。
大人になってからも凄まじい人間環境の方も多い。
学校の教師も・・入り口はあっても出口は無い?。
さぁどうしましょう・・。
めちゃくちゃ怖いです。
 
    
では子供の虐め問題について
「諸君!私達大人のくだらないマネだけは絶対しないと誓って下さい」
こうでも言った方が良いのでは?。
まぁ言えません・・。
なにかしら守ろうとする大人のプライド?が許しません。
 
   
僕のカウンセリングでもこの問題は多数解決してきました。
 
私達もそうだったように、子供は親の性格や環境・社会事情をよく知っています。
子供社会(=学校)での色んな出来事を子供は話さない。
何故話さないか?。
親も社会生活が大変なのは知っている。
話せる状況でなはい。
そして・・、話しても通じない。
  
解りやすく書きましたが、各々の現実はもっと入り組んでいます。
かつて子供だった(今も?)大人の方、思い出しますよね?。
この通じない親子関係。
今も脈々と受け継がれています。
因みに・・むかしの暴走族やヤンキーが悪さをして迷惑をかける、そして親に学校や警察までむかえにきてもらう。
これは親が自分に関心を持つであろう可能性がある親子関係だから出来た衝動で、全くの無関心な親に対しては、子供は不良にもなれません。
   
  
僕はサイキックで、その方の本質を透視し、トコトン読み解き、そのうえでカウンセリングをし、明日への道を解きます。
なので本音中の本音!、深い話しになるのですが。
スッキリする方はまだまだ少なく、大抵は重く苦しい溜まった膿をだすことになるのです。
 
虐めも含め、子供さんの事で悩んでおられる方の場合。
子供さんと同じ悩みで、親本人も悩んでいることが断言出来ます。
親本人が無視してきた悩み・・無視せざるをえない問題を子供が悩むのです。
自分がクリアしていない問題が子供に受け継がれてしまう。
もっと大切な言い方をすると、
『自分が経験を通し乗り越えて体得していないことは、子供にもアドバイス出来ない・・教えてあげられないのです。』
 
つ・ま・り
 
『社会も学校も家庭も、誰も【本当の生き方】を教えてくれないのです』
 
教えてくれないと言うよりは・・、知らないのです。
見たくない。・・・無視。
 
自分がクリアしていない問題は子供に受け継がれてしまう。
自分が経験を通し乗り越えて体得していないことは、子供にも教えられない。
・・・会話にならない。
(子供)気持ちは落ち込む・・勉強にも身が入るわけない。
(大人)何もかも滅入って・・仕事もままならない。
生きていても・・何にもならない。
 
そうすると、自分より更に気が滅入るヤツを虐めて、自分が優位に立つことを考える。
自分も弱いダサい、・・誰かに勝てる見込みもない。
だから自分より更に弱いダサいヤツを虐めて、どうしようもない自慢にもならない優越感で日々をしのぎ、生きながらえる姿勢をとるほかない。
或いは目立つヤツにも勝てないので、足を引っぱり自分を優位にする工作をする。
誰にも経験があることでは?。
 
   
カウンセリングのとあるケース。
 
当時小学生低学年の女の子を持つ母親個人の相談の中に、子供の虐め問題もありました。
母親の家庭環境から続くストレスが子供にも継がれていることで少々肥満ぎみです。
その為に学校では「ブタァ~(関西でのデブ)」と虐められ、無視され・・冷たい目で見られ、しょっちゅう泣いて学校から帰ってきていました。
母親も反論は出来ません。
何故なら、彼女自身も子供の頃から幾多の困難を我慢してきているからです。
ですがこの母親は子供の話しに耳は傾ける努力はされるので、子供も泣いて帰ってくるのです。
 
僕の眼《サイキック》から視ると、この母親は自分の本当の良さとチカラを知りません。
勿論子供も同じです。
自分の本当の良さとチカラを知らないし、実体験もないので自信を持ったこともないのです。
殆どの方がそうです。
大人の方のカウンセリングは時間がかかりますが、子供については経験が浅い分、早くに軌道修正出来ます。
 
鑑定の結果、その女の子の場合は純粋で個性的であり、それを抑え続けてしまうと体調と精神も崩してしまう可能性もあったので、「ダンス」を習うのが一番効果的だと伝えました。
本来は愛情表現がパワフルで豊かな感性で、自己発散でき体得もし・・そして心身と細胞の代謝と成長を同時進行することが出来る。
  (注・この女の子の場合です)
その後、すぐにダンス教室に通い始めました。
すると、子供同士の諍いだけでなく、学校でも担任から注意ばかり受けていたこの子は、ダンス教室の講師の先生にトビキリ褒められるようになりました。
やはりダンスが向いていたのです。
全身で自信を持つ体験をし、益々パワフルになり。今では街の人気者になるほどまで成長されました。
少々パワフルすぎることが悩みのタネになりがちだそうですが(笑)、それがこの子のチャームポイントですから、それでいいんです。
ダンスで褒められ・叱られ・反省し・時にはウザがられ・成長し・パワフルさに品を持ち・更に成長し・・。
それでいいんです。
   
話しは戻りますが・・
「虐めを無くそう」
「虐め問題を国に訴える」
こんなスローガンや運動になんの効力があるのでしょう?。
 
社会運動化すると、中身がカラッポになることが、より加速するのです。
運動ありきで集会やセミナー・地域宗教につどってみたところで・・それで親子関係・人間関係が成長したことなど聞いたことがありません。
勿論そんな集いが必要なのは、無関心と孤独・孤立になることを避ける為のものなのですが。
例えばプロ野球選手になる為に、プロ野球集会にだけ通って情報交換だけしていたら・・中身はカラッポでしょう?。
孤独と精神の戦い!実践あるのみですよね?。
オリンピックやサッカーや野球などスポーツは、ルールの中で不正なく、実力を発揮する。
その姿、フェアプレイが観ている側も熱くなる。
 
   
虐める・虐められる
この人間関係を続けていては出口はありません。
無くなることもないでしょう?。
家族間での虐め。
個人どうしの虐め。
社会・学校での虐め。
国家間の虐め。
 
   
虐めを乗り越えるには、相当の勇気と精神力・孤独が、漏れなく付いてきます。
 
自分の愛の形。
表現・強さ・弱さ・品格・孤独・悔しさ・恐怖・生死。
【本当の生き方】とは何なのか?。
怖くても自分からは逃げない、自分を無視しない。
それが一番の解決の在り方だと断言します。
 
僕自身、中学校で壮絶で異常な虐めを受けてきました。
学校の担任も話しなんてしません。
そして両親の無視が、更に追い打ちを・・。
朝、家を出ては、登校拒否する日々を続けました。
   
絶対諦めたくない。
僕の人間としての想いは間違っていない・・。
何度も何度も折れそうになりながらも、自分自身であることへの執念の灯は消さないと決めてきました。
   
 
高度成長期の時代は、どんな人間でも生活が出来た時代だったのです。
生活力がある人もない人も。(失礼)
考えようが考えまいが・・。
働けば実になる。
労力以上の社会保証が手に入る。
底なしの社会保障制度が次から次へと作られた、夢の時代です。
細かいことは後回し、先ずは生産・使い捨てをして私服を肥やそう。
しかし・・これからの未来、
その底なしの社会現実が露わとなります。
働いても働いても・・底なしの穴は埋まりません。
社会の良きルール?マニュアル?が整備されていくと同時に、各々の個人的鬱憤は溜まる一方です。
人間というのは、そんなルールよりも本来もっと賢い筈です。
これからまだまだ親子での殺し合いも、虐めも増えていくでしょう。
僕は子供の頃から未来をそう思って視ていました。
 
   
2012年年末のニュースで、京都の小学生女子が母親からの虐待で、自ら警察に110番したそうです。
母親を越えて・・正しい選択をすることは相当勇気のいることです。
同時に母親を失うことになるのですから、勇気と孤独を受け入れての相当な行動と決意だったに違いありません。
 
    
現在虐めで悩んでいる方、自分の力を信じて下さい。
必ず未来への道はあります。
僕の眼には必ず視えています。
 
僕が学校の教師だったら・・
『みんなの知恵とチカラがあれば大丈夫!
  毎日色んな問題が起こるけど、
 全員で解決していこう!!!』
 
ひとりひとりを愛し信じて
始業式の日に、そう言うだろう。
  
   
サイキック 山本 浩二
     
  
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