家族の初期設定

 
 
家族の初期設定
 
 
「 家族は、信用していないことが基本…。」
 
このように
いわれなければ気付かないほどの

デフォルト状態（初期設定）家族があちらこちらに。
その初期設定とやらが何だったのか？
これがわからず苦労している人が多くいる。
なぜかというと…
言えない初期設定があるからです。
 
きれいゴトでまとめられるものではなく…
例えるなら、
契約説明書などの下の方にある
備考欄の膨大な項目と小さな文字。
実際、見たくないようなマイナス要素が書いてあり、
細かいところまで目を通さないように工夫されている。
都合のイイコトだけ大きな文字で書いていたりする。
だいたいが良い契約内容だったらイイのですが…
 
中には嘘八百のモノもあります。
初期設定からがマガイモノということです。
偽モノの商品が、どこかで本モノに変ることはありません。
偽モノと一生涯連れ添う人生がまっております。
偽モノでも使えないコトもないわけだから、
現状維持しながらの生活も悪くない。
 
毎日毎日が…偽モノ。
 
喜びも偽モノ
努力も偽モノ
疲れも偽モノ
娯楽も偽モノ
休息も偽モノ
ため息も偽モノ
家のローンも偽モノ
相談し合う内容も偽モノ
頭痛も偽モノ
苦しみ悩むことも偽モノ
開き直って笑ってみても偽モノ
本モノがほしいと嘆いてみても偽モノ
 
“本モノの家族だと装うこと”に
時間と労力を注ぐ偽モノ。
イライラがつのって仕事に行けず、
ウツになって病院にいっても…
「どこも異常はありません」
と診断されてしまう…偽モノ。
 
嘘から始まった初期設定の家族。
無駄な金と時間と労力が、膨大に膨れ上がる。
偽モノにかかるメンテナンス費用は、
“本モノを得る”こと以上に不経済である。
 
では何をもって本モノといえるのか？
『 自分の責任において自分で決定したこと 』
“自分の本当の気持ち” が
本モノの初期設定。
  
『 世間体の都合
　　社会の都合
　　　親の都合 』
“自分の気持ちを持てない ” 
これが偽モノの初期設定。
 
本モノの初期設定は、
自分でメンテナンスも出来る、
バージョンアップもダウンも出来る。
 
偽モノの初期設定は、
修理不可能なので…ゴミとなる。
（ゴミ屋敷はこれ）
 
本気で……
　笑えない
　泣けない
　悩めない
　働けない

　休めない
　好きになれない
　稼げない
　怒れない
本気で…生きる理由がない。
　
真剣に向き合うことが出来ない。
なぜなら…
真剣になると、全てが偽モノ設定なのがバレるから。
 
家庭内虐待が多いのもコレ
世間体重視なのもコレ
初期設定が偽モノ家族だから、
真剣になれなくてイライラして、
家庭内がゴミのような扱いになり。
はたまた外では、本モノのフリをして贅沢に。
 
真剣なハナシは御法度！
歪んだ初期設定がバレる！
でも…苦しい気持ちになったときはどうしたらいい？
子供むけの精神科が…
１年先まで予約でいっぱいだとか…
 
リカバリー 設定（ 回復・復旧・とりもどすこと ）
そんな発想すら
見当たらない現代社会です。 
 
「自分の人生の初期設定」
見つめなおしてみることをオススメします。
 
 

サイキックの眼　 ヤマモト・コージ