リーガロイヤルホテル ①
メインロビー・メインラウンジ編
① ② ③ 編の3部構成でご閲覧ください。
リーガロイヤルホテル ①(メイン)
リーガロイヤルホテル ②(旧 本館)
リーガロイヤルホテル ③(旧 新館)
客室 ポストカードより(2019年)
リーガロイヤルホテルグループ
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◤ 正面玄関
車寄せ正面
人が居ないコロナ禍にて撮影
◤ メインロビー
CGイメージ画像ではありません
本物です
2019年6月7日(金)
リバイバル&リニューアルされた1階メインロビーの絨毯。
2007年~2019年6月6日までは…
グリーンをモチーフに、ナチュラルな雰囲気で、
メインラウンジと共通の色調に仕上げられていた。
こちらの絨毯は、
現 ウェストウィング(旧 ロイヤルホテル本館)
の1階に現存する、1973年からのオリジナル絨毯です。
(吹き抜け2階から撮影)
1973年に増築された「ロイヤルホテル新館(現 タワーウィング)」
2007年にフロントとメインロビーが改装されて…
2019年に絨毯と天井照明が、元の姿に戻ることになった。
近年になり建物の老朽化など…他にも、
様々な理由から幾度も取り壊しが取り沙汰されてきた。
外国人観光客の増加への対応策に客室のベッド数の増床。
2020東京オリンピック開催。
そして2025年開催決定した大阪万博。
延命…また延命処置を重ねながら…
リーガロイヤルホテルの寿命は今なお尽きないでいる。
建築・内装デザイン・絨毯もすべて
建築家 吉田五十八 氏による。
柱は「鶴亀の金蒔絵」
絨毯は「万葉の錦」
1階メインロビーから望む…奥がメインラウンジ
グルメブティック メリッサ
以前までは「コーヒーハウス コルベーユ」があった場所。
コルベーユで提供されていた
アメリカンブレックファスト
複数名の中年オジサマスタッフのみで、
テキパキお給仕にあたっておられた。
ちなみに“コルベーユ”とは、“花籠”という意味だそう。
◤ メインラウンジ
メインラウンジ メニュー表紙
メインラウンジ
勢いよく流れる滝と緑豊かな日本庭園
館内フロアを流れる川
そして25万個のクリスタルガラスを用いたシャンデリア
水の回廊「曲水の宴」
シャンデリア「紫雲」
万葉調の様式美
写真一番奥はメインロビー、そしてエントランスへと続く。
美しい…に尽きる
シェル型ソファ
こちらのデザインも、建築家 吉田五十八 氏 の設計。
1973年建築以来…このソファも当時から生き続けている。
とても!とても座り心地が良い。
僕は人生の中でこの椅子が1番と思っている。
この写真は2019年6月に撮影したものです。
綺麗に張り替えられています。
といいますのも、長年このラウンジにお世話になっていて…
ある数年前…ソファの生地が擦り切れのガサガサになっているのが気になった。
ホテルなのに、ここまでボロボロになって。
買い替えたりしないのか?
でもこの椅子じゃないと、ここへ来る意味も無いし。
しかし、その理由がわかる時がきた。
リーガロイヤルの会報誌にその答えが記事に書かれていました。
吉田五十八 氏によるこのシェル型ソファは、高度な技術で作られているそう。
なのでソファ生地の張り替えにも、特に手間と時間と技が必要なのだそう。
リーガロイヤルホテルには、調度品や家具の修繕をする職人の方がおられる。
ホテル館内工房にて、このソファも修理をするそうです。
ピンクの皮の生地を扇形に張り、金色の生地で筋を作りラインを付ける。
細かい作業が相当に多く、もとの状態に再現することが大変難しいそうです。
これを知って…
なぜ座り心地が良いか?
なぜ劣化したままの状態で綺麗じゃなかったのか?
その理由が解けた次第です。
高級ソファの域を越えている…
高度なデザインに、高度な技術。
シェル型の背もたれに体をゆだね…深く腰を下ろす。
そして滝を眺めながらのアフタヌーンティー。
昭和時代の美が、今も息づいている。
川が流れるフロア
優美であり、良き緊張感が漂う。
アフタヌーンティー
2019年・春のメニュー
日替わりのアミューズが付く
アフタヌーンティー
2019年・初夏メニュー
日替わりのアミューズ
フォアグラのムース
夜のメインラウンジ
遠い昔…太古の世界のようにも見える。
◤ メインラウンジ 2階?
メインラウンジ 2階?
ではありません…
ですが紹介しない訳には参りません。
こちらの写真は、ホテル2階の宴会場・結婚式場のフロアです。
真っ青な絨毯に、広々とした皮のソファ。
壁に絵画が並ぶ…その奥にはメインラウンジのシャンデリア「紫雲」が間近に迫る。
この景色は、昭和遺産に認定してほしいところ。
こちらは、メインラウンジの真上に位置。
メインラウンジの全景を写真撮影する絶好のスポット。
リーガロイヤルホテルには…フリースペースという場所がありません。
大勢の客が行き来する関西きってのマンモスシティホテル。
その中で、随一の豪華な無料スペースがこちらのホワイエです。
宴会の多い日などは遠慮も必要かとは思いますが…ほぼ大丈夫。
ホテルでコーヒーを注文するのも…
ちょっと気が引けるようなシチュエーションの時は利用価値アリです。
または、食事やコーヒータイム後の…余韻に浸りたい時にもどうぞ。
だいたい何時もこのように人も見かけず、優雅な昭和遺産を体験できます。
↓ こちらのソファからは この景色が一望出来ます ↓
是非、ホテル2階バルコニー席へ、お立ち寄りください。
豪華な昭和遺産が、待っています。
◤ All Day Dining REMONE(リモネ)
1階のこのレストランの場所には
1965年開業時…3軒の店舗がありました。
・ロイヤルガーデンルーム
(後にザ・ガーデンなど何度も改称)
・パーラー ラ ロンド
・和風ラウンジ かきつばた
それからホテル大改装時に…
・ナチュラルガーデン
・ナチュラルガーデンカフェ
・メリッサ(ショップ)
となって…
そして2度目の大改装にて
・All Day Dining REMONE(リモネ)
に3店舗分がひとつに集約された。
こちらの客席は
“和風ラウンジ かきつばた”
があった場所です。
今も和風庭園が眺められ、昔と変わっていない。
本来ならば、朝食ビュッフェが提供されているところ…
2021年コロナ禍対策の為、
セットメニューが登場した。
(~2021年3月18日までの期間)
今まで見たことのないホテル朝食…
“モーニングバーガープレート”
もう2度と出会えないかもしれない。
思い切って選択してみた。
・ハンバーガー
・スモークサーモンのサラダ
・スープ
・フルーツ
・ヨーグルト
・ジュース
・コーヒー
(朝食券利用)
あ…朝からこのボリュームよ!
下から
野菜・トマト・オニオンマリネ
お肉パテ・ソース・フォアグラ・ベーコン
大きなぶ厚いフォアグラの塊なんて初めて食べました。
そしてグリルした茄子?がトッピングされていると思ったら…
なんと高級なお味のベーコンでした。
ゴッテゴテに見えるでしょう?
それが、味付けの強弱というか…
全体のバランスがめっちゃくちゃ美味しかったんです。
超!大当たりでした。
今まで食べたハンバーガーの中で1番美味しかった。
食べたことはないのですが、
ランチ・ディナータイムのアラカルトにも
“リモネバーガー”というのがあります。
お肉とアボカドがメインのようですが…
この期間限定“モーニングバーガー”はそれを上回っているはずです。
朝からごっついお肉とフォアグラのハンバーガーなんて、一生の思い出になりました。
2024年7月1日(月)~11月30日(土) 改装休業
2024年、また大がかりな改装がされています。
◤ 旧 パーラー・ラ・ロンド
360度ガラス張り、円形のカフェラウンジ。
もとはデザートと軽食のカフェでありました。
1965年大阪ロイヤルホテル
(現ウェストウィング)開業時から
変わらないこの独創的なデザインスタイル。
まるで微生物にでもなって、
ミクロの世界に迷い込んだかのような雰囲気です。
現在は“リモネ”店舗内の離れとして、満席時に解放されたり。
或いは貸し切りパーティーなどに使用されているようです。
年配の男性ホテルスタッフの方に室内の写真を撮らせてほしいとお願いし、快く案内していただきました。
「“ラ・ロンド”という旧店舗名も、今の若いスタッフは知りませんね。笑」
そう仰っておられました。笑
店舗内のすべてに張りめぐらされている、小さな小さなタイル。
紫色のグラデーション。
幻想的です。
ホントにカッコイイ!!
まだまだ見どころは尽きません。
続きはまたこのページに記載いたします。
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リーガロイヤルホテル ①(メイン)
リーガロイヤルホテル ②(旧 本館)
リーガロイヤルホテル ③(旧 新館)
サイキックの眼 ヤマモト コージ
リーガロイヤルホテルグループ
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リーガホテルゼスト高松