LOVE AND GLORY

-サイキックの眼-

虐待とイジメの関係

2012-11-29 19:45:03 | サイキックの眼

     

虐待とイジメの関係


虐待とイジメ
この問題にも数々のカウンセリング依頼がありました。
このテーマの深層をすべて綴ると、分厚い本が何十冊にもなってしまいます。

僕自身も中学の時に酷いイジメを経験しています。
テレビなどでイジメのニュースを見る度に思います。
 
イジメの原因は学校や社会じゃない。
学校や社会での問題は常にあるもので、所詮は他人との問題。
いざとなれば付き合わなければいい。
それよりも、そんな学校や社会での出来事を言えない、話し合えない家族関係に問題があるのです。
 
学校や社会では色んな人間関係があり、
楽しいこともあれば、避けて通りたいことも。
勿論、嬉しいこともあり、悲しくて死んでしまいたいと思うことも。

学校の教室には 「大切な仲間 助け合おう」みたいなスローガン?が掲げてあるが、実際は・・戦々恐々ピリピリで、誰もが余裕なんてない。
信頼関係なんてもてる訳がなく、ヘトヘトで家に帰る毎日。
家庭では、大人も子供もそれぞれがヘトヘトで、ストレスがいっぱい。
会話もないまま翌日に持ち越してゆく。
こんな日々が続けば、堪らなくなり・・・虐待のはじまりです。
(無視をするのも虐待)

虐待を受けた子には、学校でストレス発散しイジメる側になる子もいれば、ストレスを内包し、イジメの標的になる子もいます。
そして、学校がホッとする子もいるようです。

虐待する側、イジメる側、イジメられる側、この三者には共通点があります。

それは、本音を出せる家庭、家族の信頼関係が全く無いのです。
 
大人は、仕事や社会、プライベートの問題を。
子供は、学校や勉強、友人の日々の問題を。
 
それらの答えを模索して話し合えるだけでいいんです。
家族がタッグを組んで良きチームを作ることが一番の信頼関係です。
それだけで良いと思います。
心から帰ることのできる家庭、それだけで虐待もイジメも無くなります。
なぜなら、本音のケンカに変わるからです。笑
ですが、それには先ず自分に正直になる努力が不可欠です。

ケースとしては、幼い頃の肉親から受けたトラウマから、何が嘘で・・何が正しいのか判らなくなっている場合が多く。
ゆくゆくは、みんなが信頼出来ず、常に嘘のぶつかり合いになり・・、心が苦しくなって頭が回らなくなり、気づけば大変な事になる。

イジメで自殺を選ぶ子供さんの場合も、社会も問題ですが、社会での人間関係が過酷な以上に、家族関係が過酷であるからなのが現状です。
特別な答えなんか要らないので、本音で話し、本音でケンカし、本音で笑える家族を。
その為には、先ず『心の中の自分の嘘・本音』と向き合っていただきたい。
 
「虐待とイジメ」の関係の深層は深いもので、
勇気をもって縺れた糸を解いてほしい。

自分らしくあることを最優先に。
社会や学校やらが何と言おうが、自分を信じることです。

親と意見が合わない時も、自分を信じて下さい。

『虐待とは、感情の押し付けで。
 体罰とは、精神の押し付けです。』
 

  
サイキックの眼  山本 コージ


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