振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

寿司次郎があればメシには困らない

2018-07-01 09:32:58 | チェンマイステイ
寿司次郎と言っても、敷居も値段も高い銀座の寿司屋ではなくて、チェンマイにある日本食屋さんだ。

冷房はなく、扇風機だけのオープンな建物で、昼食時間帯と夕食時間帯に営業している。ちなみに定休日は毎月7の付く、7日、17日、27日。









画像は昼食時間帯も終わりの頃で客の姿が少ないが、日本からのショートステイヤーが増える1月の夕食時間帯は満席になることも少なくない。

旧市街からは離れているので観光客が来ることはないが、長期や短期で滞在する日本人なら恐らく一度は来ているのではと思う。

メインの料理は寿司だが、麺類やカレーライス、ウナギからとんかつや天ぷらなど、単品やセット物、サラダに餃子に何でもある。無いものをあげればラーメンくらいか?

今回は約半月の滞在中に片道15分かけて7回も行った。他の店ではタイ料理や中華系、洋食系を食べているが、自分達はやはり日本食が軸にないと落ち着かない。そのためには寿司次郎の存在が重要で、ここさえあればメシで困ることがない。

一押しがこの刺身とにぎり、細巻きのセットで319バーツ。刺身はマグロとサーモンとタコの3種だが、その厚みは1cm以上ある。一人で全てを食べるには多すぎるのでヨメと二人でちょうど良い。



ヨメの好物はこの和風サラダで、確か90バーツ?タコやサーモンも乗っているのでビールのツマミにもなるが、先ほどの寿司とネタが重複するので一緒に注文することはない。



よく肥えたサンマの塩焼きで100バーツ。日本からではなく、中国か台湾あたりの漁船が水揚げた冷凍物ではないだろうか。サバの塩焼きは75バーツで、これは大西洋産の冷凍だろう。脂がのって美味い。



ヨメの好きなエビ天うどんを一口ほど相伴させてもらったが、ダシが結構いける。日本の簡易ダシを使っていると思うが、以前バンコクで食べた丸亀製麺のうどんよりこちらの方が美味い。



食べなかったが牡蠣もあるようだ。スペルの間違いはご愛敬。



よく見ると一部のイスが木製からプラスティック製に変わっていた。





少し寂しかったのは、6年前に初めて寿司次郎に来た時からいた女性スタッフが辞めていなくなったことだ。久し振りにチェンマイに行って寿司次郎に入ると「いつ、チェンマイにもどりましたか?」と彼女が日本語で尋ねてくれる。日本に帰る前にゆくと、「次は、いつチェンマイにもどりますか?」と聞かれる。

こんな会話があると店だけでなく、チェンマイの居心地の良さを感じてしまう。自分達が何度もチェンマイに来るようになった理由はこんなところにもあると思う。

今年の2月、日本に帰る前だったが、次に来る時には店にいないでしょうと彼女が言っていた。どうしてか聞くと年齢のことを言っていたけど、顔を見ないとやはり寂しい。日本語ができるのでどこかで働いているのだとは思うが。