振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

ラオエアーラインでルアンプラバーンに飛んだ

2017-07-04 13:10:16 | 日記
若きバックパッカーならヴィエンチャンからルアンプラバーンまで十数時間かけてバスで行くところだが還暦オーバーの二人には難しい。連れのKさんは昔、痔を患ったためか大小ともトイレが近く、飛行機で行くしかない。

ラオスの国内線でも日本からはNETで簡単に予約ができた。航空会社は国営のラオエアーラインとLCCのラオスカイウェイの2社がある。予約する前に調べるとラオエアーラインで12000円弱、スカイウェイは8000円くらいだったがスカイウェイの機材は西安航空機のMA60と言う事故やトラブルが多いと言われている中国製のヤツだ。ここは値段より安心をと言うことで欧州製のATR-72で運行しているラオエアーラインを選んだ。


画像はヴィエンチャンのワッタイ空港だが、スカイウェイのMA60は見当たらずやや小型の双発ターボブロップ機がATR-72に挟まれて2機駐機していた。帰国してから調べると旧チェコスロバキアのLET社製のL-410と言う旅客機だがスカイウェイ社のHPを見ても運行機材のリストには無い。定期便の時刻表にもL-410は使われていない。

ATR-72に乗り込んでから観察していると空港待合室で見たオレンジ色の作業着を着た多国籍の20数人のグループが二手に分かれて2機のL-410に乗り込んでいた。どうもチャーター便として使われているようだ。


離陸してヴィエンチャンを離れると山、また山の連続。よく見ると樹木が伐採されて地肌が露出している所が何箇所もあり、それぞれに小さな作業小屋も見える。想像だが伐採、植林、育成をローテーションさせながら山林資源を活用しているのではないかと思う。林業の他に主要な産業の少ない山国のラオスらしさを見た。


わずか40分くらいのフライトでルアンプラバーン空港に到着。国際空港だが空港ビルもこじんまりとしている。


これが乗ってきたATR-72。機内では小さなペットボトルのミネラルウォーターが配られた。

数年前まではラオエアーラインも中国製MA60を運行していたようだが現在の時刻表を見る限り運用されてないようだ。スカイウェイに売却したのかも知れない。