振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

ヴィエンチャンは静かで小さな町

2017-07-01 13:20:26 | 日記
ヴィエンチャンはラオスの首都ではあるが小さな町で大変静かだ。車やバイクもさほど多くなく昼間は人通りもまばらだ。

到着した日は土曜日で夕方になってメコン川を見るために川のそばにある公園まで行ったら家族連れが大勢いた。衣料品や雑貨を売る屋台のテントが並び、広場では音楽に合わせて体操をしているグループがあった。

夕陽が西に沈んでゆくと空一面が赤くなり、久し振りにキレイな夕焼けを見た。娯楽施設もあまりなさそうな町だがメコン川の夕陽を見に来ることがその代わりをしているようだ。

翌日は郊外にあるタートルアンと凱旋門(バトゥーサイ)を見に行った。

奥に見える金色の寺院がタートルアンで手前には16世紀にこの寺院を建立したセーターティラート王の銅像がある。この王様はチェンマイにあったランナー王朝の王位も兼ねていたようだ。

ラオスの国花のチャンパが咲いていてそばには綺麗なタイルを貼ったベンチがあった。


帰りには市場とショッピングモールのあるタラートサオに行く途中にあった凱旋門に寄り、門の上まで登ってきた。上から町を眺めるとヴィエンチャンはメコン川の沿った広い平野部にあることがわかる。高層建築も高層住宅もほとんど見えない。

タートルアンまでは距離があるので宿前のコンビニ横にいたトゥクトゥクを使った。タートルアン往復で50000キップ帰りにタラートサオに寄って80000キップだと言う。キップの持ち合わせが無かったのでタイバーツでと言うと400バーツと言う。
その条件で出発したのだが最後に降りる時400バーツ払うと、もう100バーツだと言う。凱旋門に寄った分らしい。凱旋門は経路の途中にあるのだが目的地が一つ増える毎に増額するようだ。

翌朝ワッタイ空港に行く時も同じドライバーのトゥクトゥクを使い、50000キップで行ってもらった。