TATでもらった地図を見ると、チェーン・カーンからさほど遠くない所に仏足跡を祀った寺院「ワット・プラプッタバート・プー・クワイ・グーン」があります。ホテルで距離を尋ねると、およそ15kmだということで、朝の参拝に出かけます。
実は15年前にタイ人に連れられてケーン・クット・クーで泊まった時に、近くで岩山の頂に奇岩と洞窟から出来た聖地があり、タイ人も道に迷いながら何とかたどり着いたという寺院がありました。
その岩山にもう一度行きたいと、その後来るたびに探すのですが、いまだ見つけられていません。
国道211号線から、さほど走らずに山門にたどり着きました。15年前はもっと走った記憶があります。
どうも今回も違っているようですが、ここまで来たのだから山門をくぐり山を登っていきます。
山の傾斜に土盛をして新しいモンドップが建っています。
車はさらに上まで登ります。モンドップが下に見えます。
仏足石にお参りです。
自然石(ガイドブックでは「ウェットストーン」と表示)の上に安置された、長さ120cm、幅65cmの仏足石です。1935年に国の古代遺産に登録されています。
ルーイやラオスの急峻な山々とメコン川の瀑布と川幅いっぱいにどこまでも続く岩礁に阻まれて、かっては仏足石に参拝に来ることが大変困難だったことから、徳を積んで幸運に巡られた人だけが
参拝できると信じられていました。
十分に徳を積んでいない人は、たとえ強い意志があっても、たくさんの障害によって道を迷い、旅を完遂することはできなかったようです。
モンドップから見る風景です。台形をした山は、メコン川の対岸、ラオス領内にあります。
よく見ると山の上に旗がなびいています。寺院があるようです。
メコン川沿いの小山の上に寺院があります。周りの景色を見るために登ってみました。
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「ルアン・プラ・バーン」まで417kmの標識です。
信号を直進すると国道2195号線となり、20km程メコン川に沿って蛇行しながら走ります。そこでメコン川は北上します。国境はメコン支流のハイアン川になり、国道2195号線もハイアン川に沿って、38kmで「ター・リー」の国境ゲートです。国境を通過して北上すればラーン・チャーン王国の中心であった古都ルアン・プラ・バーンとなります。
今回は左折し国道201号線からダン・サーイを通りバンコクへ帰ります。
坂道を下ればダン・サーイの町です。
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