ウメモドキは赤い実も白い実も
実は 木に直接着いていて こんな風に実に長い柄が無いので
ウメモドキでは無いとすれば コバノガマズミと言う事になるのか
コバノガマズミ(小葉莢迷)
コバノガマズミは葉柄が短く 葉がビロード状と言うので
割と判りやすいのですが
ガマズミ(莢迷)
コバノカマズミに比べると葉が大きく円い また葉柄に炊く托葉がない。
葉は対生し 葉身は広卵形から円形
先は鈍頭あるいは鋭尖頭 基部は広いくさび形 あるいは多少心形にもなる。
縁は低い鋸歯がある
このガマズミも判りやすいのは葉が大きいし実もかたまって沢山着いているので
判別しやすく思うけれど
コチラがガマズミより葉が小さく形も少し違うし 実の着き方も少なくて
多分
ミヤマガマズミ(深山莢迷)
ミヤマガマズミは葉先が尾状に尖る。
カマズミに比べると葉が小さくて細く 先端が尖る また葉柄に炊く托葉がある
葉柄は コバノガマズミより長い と言うから
間違い無いとは思うのですが 不確かな私の独断ですから
間違っていたら お教えくださると 有り難いです。
名前が何だろうと どの木も
5~6月に本年枝の先から 散房花序を出し 白い小さな花を多数着け
花もとても可愛らしく綺麗な上 赤い実も美しいし
秋も深まると実に遅れて葉も赤く紅葉してまたこれも綺麗です。
残念ながらガマズミ達が未だ紅葉して無く寂しいので
間も無く終わりに近い 桜の紅葉を 織り交ぜてみました。
オマケですが 10月25日にウメモドキをUPしていましたが
山で野生のウメモドキは庭や玄関脇で植えられている物とは
随分 感じが違うのは 栄養とか日当たりなどの所為で
実の着く数がずっと少ないからでしょうか?
私は ぎっしり実の着いたのより コチラの方が好みですが
この他オオミヤマガマズミと言うのも在り これは太平洋側の
冷温帯域に多く生育していると言うので多分まだ見た事は無いのだと思います
そして ズミ(酢実)と言う木もあるので××ズミと 仲間なのかと思っていたけれど
こちらは別名コリンゴ(小林檎)コナシ(小梨)ミツバカイドウ(三葉海棠)と言う
全く別の綺麗な花の植物でした
名前を知るのも大変だけれど ソレからソレへと知る楽しさは広がっていきます