せっかくですから・・・

色々な花と出会い、出来事にも・・折角なので綴ってみました。

スイフヨウ

2011-10-26 23:07:27 | 

スイフヨウ(酔芙蓉)


普通に芙蓉といえば朝に咲き 夕方には萎んでしまう一日花で


木芙蓉  のことを指しますが スイフヨウ(酔芙蓉)も同じ仲間で


こちらは朝のうちは純白 午後には淡い紅色に そして


夕方から夜にかけては紅色になると言われますが

我が家の酔芙蓉はいつもの様に ヨソ様よりだいぶ遅い開花の所為か


秋が深まって 植物の生理作用もゆっくりになったのかどうか 


白いのとピンクのと二つ揃って咲いていたり 夕方になっても淡い色付きにしかならなかったり
それでも 翌朝にはしっかり酔いがまわった様に濃いピンクになど 色々な表情で楽しませてくれます  

種を蒔いて芽が出たものは 1年目は大きく育たず花も咲かないし 春に枝を挿し木したモノは その年に咲くと言うので  我が家のスイフヨウは
一昨年 初めて花をつけた酔芙蓉で 挿し木からのモノです

樹の形や葉の形は芙蓉とほぼ同じですが 一重咲きが基本のフヨウに対して
酔芙蓉は八重咲きの方が多く見かけますネ 


一番の違いは 時間が経つにつれて変色していくのが大きな特徴ですけれど

お酒を飲むと顔色が段々と赤みを帯びるのに似ていることからこの名が


付いたと言われる酔芙蓉は全国各地の庭先や公園など
どこででも見かけますが 木芙蓉の開花は7月~8月頃で


酔芙蓉はチョッと遅くて9月~10月頃だと言われていますが
この調子では我が家の酔芙蓉は 11月にずれ込むかも知れません


秋明菊

2011-10-25 22:05:18 | 

シュウメイギク(秋明菊)


キブネギク(貴船菊)とも言われますが 菊ではなくて


キンポウゲ科アネモネ属の植物 そう思って見るとアネモネ 似てますね


多年性の植物で 日本の山野にも自生しているそうですが


まだ出会ったことは有りません


我が家の秋明菊 薄ピンクや白の一重咲き 花びらが多いタイプ


など在りましたが チョッと濃い目のピンクの一重咲きは


鉢植えのせいかやや小ぶり


昨年 初めて我が家の秋明菊の仲間入りをしたモノです
これも やっぱりヨソ様より少々遅めの開花でしょうか~
 


アキギリソウと…

2011-10-21 17:27:28 | 

ブルーの花たち

今 盛んに咲き始めた我が家のアキギリソウから

…セージって言うと シソ科アキギリ属が多いですが

 


アキギリ属の観賞用のモノをサルビア 薬や香辛料として使用できるものを


セージと言って区別している場合が多いとか 最近では


アキギリ属のことをサルビア属と言うことも多いなどと昨年も書いていましたが

昨年 又いつもお世話になっているBBS の おーば様から


教えていただいて  サルビア・ブルーチキータ と判った花

それとそっくりの花ですが花色が薄く 空色のを貰って挿し木して


着いた様子の これが今年の我が家のニューフェース  名前は… 

そして何年も咲き続けている お気に入りのセキヤノアキチョウジ


か弱そうな風情の 花ですが我が家の裏の余り陽の当たらない場所で


群生してくれるので 切り花にも惜しげ無く使って
この時節を楽しんでいます

 


サクラタデと…

2011-10-12 23:11:13 | 

野の花ですが…


大好きなので我が家で育てていますが


遠く但馬の里から送って頂いたサクラタデですが


植えた土が悪いのか 管理が悪いのか 花が思った様に
咲いてくれなくて…


友達のサクラタデは もう少し花も大きく色も濃いのですが 我が家のは…

 
何度か友達のを撮ろうと出かけて見ましたが


折悪しく留守ばかりで 今回はウチのサクラタデだけ貼りました。
もう少し ふかふかの土に植えたり環境を変えてみようかしら?

ゲンノショウコも野の花ですが綺麗ですし育てています…と


言っても 自然に生えているのを抜かないで咲かせている


だけですが(笑)


小さな花ですが 咲いている時期も長くキッパリと咲いた花は


良く観るととても 素敵に思えます


白い花とピンクの花があります 花期が長いので前にもUPしていますが

これはヒキオコシ 草丈は前の二つとは比べられない大きい草


1~2mにも生りますが 花は何処?って程小さくて


渋い濃い紫の これも私には 良い感じの花なんです。

 


金木犀と…

2011-10-07 23:35:24 | 

金木犀と秋の実たち

キンモクセイ(金木犀)

ある日突然、金木犀の香りが始まる気がします それまで匂わなかったのに

 

強い香りを放って かなり遠くからでも匂って 思わずキョロキョロしてしまう


毎年「あぁ~また10月になったのだなぁ」と感じる花 なのです          
               

ソヨゴ(冬青)


 5月に目立たない花が咲き 今 果柄の長い実をつける


 実は紅熟するはずですから まだ若い実です
和名はそよぐの意で 葉が風に吹かれてザワザワ音をたてる事から名付けられたそうです


ソヨゴの赤い実は、越冬して2月にもまだ赤いままでした

ナツメ(棗 )


 秋に赤茶色い楕円形の実がなり かじってみるとまるでリンゴの様な歯ざわりです


  食用になる他 お菓子や薬用にもなるし 材は車軸や印材になるとか

サンキライ(山帰来)

  
 または サルトリイバラ(猿捕茨)

 
 茎が節ごとに曲がり とげもあるので
  通りがかる猿でもこれに引っかかると言うので付けられた名前


 茎も棘も凄く丈夫で ひっかかるとハンパ無く痛いけれど
 赤い実が綺麗で 良く花材に使いますが これもまだ色付く前でした。

ギンナン(銀杏)


 4~5月に新芽が伸びた後に雌花、雄花とも開花して
 実が結実するには雄株の花粉による受粉が必要ですが

 花粉は 1km程度離れた雄株からでも飛散してくるそうです
 早いモノは黄色く熟して そろそろ実が落ち始めています

エゴノキ 


  5~6月に咲くエゴノキの白い花はとても可愛いので よく庭木として植えられて


 今頃は鈴なりのエゴノキの実になり
 ヤマガラなどが種子を食べる晩秋には 種子の中のエゴサポニンは

 減少するそうで きっと鳥が食べても大丈夫なんですねぇ

アキグミ(秋グミ)


 秋に朱から赤色の直径8mmほどの実を付けます ほかのグミ類の果実が


 楕円形なのに アキグミは球形に近いです


 実は食用となるらしいけれどタンニンを多く含む為強い渋みを感じさせますが


 実にはトマトの17倍のリコピンを含むとか

以上 今のこの辺りの 初秋の実などでした。