スイフヨウ(酔芙蓉)
普通に芙蓉といえば朝に咲き 夕方には萎んでしまう一日花で
木芙蓉 ↑ のことを指しますが スイフヨウ(酔芙蓉)も同じ仲間で
こちらは朝のうちは純白 午後には淡い紅色に そして
夕方から夜にかけては紅色になると言われますが
我が家の酔芙蓉はいつもの様に ヨソ様よりだいぶ遅い開花の所為か
秋が深まって 植物の生理作用もゆっくりになったのかどうか
白いのとピンクのと二つ揃って咲いていたり 夕方になっても淡い色付きにしかならなかったり
それでも 翌朝にはしっかり酔いがまわった様に濃いピンクになど 色々な表情で楽しませてくれます
種を蒔いて芽が出たものは 1年目は大きく育たず花も咲かないし 春に枝を挿し木したモノは その年に咲くと言うので 我が家のスイフヨウは
一昨年 初めて花をつけた酔芙蓉で 挿し木からのモノです
樹の形や葉の形は芙蓉とほぼ同じですが 一重咲きが基本のフヨウに対して
酔芙蓉は八重咲きの方が多く見かけますネ
一番の違いは 時間が経つにつれて変色していくのが大きな特徴ですけれど
お酒を飲むと顔色が段々と赤みを帯びるのに似ていることからこの名が
付いたと言われる酔芙蓉は全国各地の庭先や公園など
どこででも見かけますが 木芙蓉の開花は7月~8月頃で
酔芙蓉はチョッと遅くて9月~10月頃だと言われていますが
この調子では我が家の酔芙蓉は 11月にずれ込むかも知れません