せっかくですから・・・

色々な花と出会い、出来事にも・・折角なので綴ってみました。

コマツナギと

2011-07-31 22:33:07 | 

コマツナギ(駒繋ぎ)


馬の手綱を繋いだ事から コマツナギ(駒繋ぎ)と呼ばれる様になったと


言われる位なので 余程丈夫な木なのかと思っていましたら


我が家で育っていたコマツナギが 1m程の大きさで花も沢山咲く木


だったのに 理由もわからずいきなり枯れ死


仕方が無いので 道路の法面に咲いた花から零れてアスファルトの

隙間から発芽していた細かい苗を鉢上げしてみました


一年後 小さい木ながら 今 沢山花を咲かせています


法面には無数のコマツナギがハギと混ざって両方とも満開
花の時期は長いので暫くはピンクの小花を楽しめそうです。

ミヤコグサ(都草)


ミヤコグサには花が2~4個で 花の萼以外の部分でもミヤコグサは無毛で


セイヨウミヤコグサでは花が3~6個で萼、茎、葉に毛が目立つとか


撮る時には忘れていて 私には どうも判別は難しいです


それに最近は この両種の他にネビキ(根引き)ミヤコグサという


外来の新手が加わり(これも法面緑化用に人為的に広げられたらしいデス)勢力を伸ばしています


美しいから 便利だからと安易に外来種を持ち込んで野に放ち


日本独自の生態系をアッと言う間に破壊する  外来種を危惧する声があがっていますが・・・

マツヨイグサ(待宵草)

 
標準和名では 黄花を咲かせる系統はマツヨイグサ(待宵草)

 
白花を咲かせる系統はツキミソウ(月見草)と呼び

 
赤花を咲かせる系統はユウゲショウ(夕化粧)などと呼んで区別していますが


一般にはあまり浸透して無くて


黄花系統種もよくツキミソウと呼ばれたりしていますネ
黄花系統種のうち マツヨイグサ やコマツヨイグサは花が萎むと赤く変色しますが


オオマツヨイグサやメマツヨイグサはそれほど赤くはならない点でも種を区別できる
そうですが・・・


サルスベリ

2011-07-27 22:26:43 | 

今年は サルスベリも 去年より開花が遅い様ですが


大きな木のサルスベリより ひと足お先に と


矮性の一才サルスベリ パープルクイーンとか

 
只今満開の花もあり

 
全色揃うまで待てずに 本格的に咲き揃って

 

もっと綺麗なのが撮れたらまたUPする事にして  いつもの通り焦って 取り敢えずUPです(笑)


夏の花火を思わせるような華やかな色の
白縁赤花品種の「夏祭り」別名ペパーミントレースとか


従来のサルスベリはうどんこ病に生り易かったので耐性品種が沢山 

出回るようになったみたいです


枝が込んで風通しが悪かったり 花がらが葉につくと  病気の元になります

サルスベリは挿し木も種蒔きでも容易いと書かれていますが


私はどちらも成功した事は無く 唯一成功と言えるのは


移植で残った根っこから発芽して 何本にも増えてしまった事くらいでしょうか


サルスベリの熟した実から種を採って4月ころに撒くと芽が出て


挿し木は3月の終わり~4月の初めにかけて着き易いらしく


殆どの挿し木は 梅雨の期間中が理想とされますが、サルスベリは


9月一杯まで可能なんだそうです


(タネ撒きは「一才サルスベリ」といわれる系統のもので可)


タネまきの時期は2月~3月と言う説も有り   また 性懲りも無く挑戦してみましょうか

 


クレオメとフロックス

2011-07-25 22:59:19 | 

クレオメは


スイチョウカ(酔蝶花)セイヨウフウチョウソウ(西洋風蝶草) とも呼ばれている春撒きの一年草です。


去年はプランターに撒いて そのまま放置していたら
苗が多すぎて込みあい 上手に育てられなかったので
それでも花は長い間咲いてくれて 種も採る事も出来たので

今年は 発芽して育った頃合を見計らって  間隔をとって 苗を植え替えたら とても良い花を
観る事が出来て 大よろこびデス


種蒔きから育てて咲いた花は 喜びも格別です  と言うのも 
種を買って撒いても 発芽しなかったり 出ても…虫に食べられてアッと言う間に 何も無くなったり


とにかく ヘタなので人より余計に嬉しいのかも知れません
開花時期は7~9月 草丈は1m位に伸び その頂点に  沢山の花を着けます
花びらを押し開くように雄蕊と雌蕊が凄~く長~く 花びらの下からせりだし 伸ばす蕊 ツボミの頃がピンクで


花びらはゆっくりと 羽を広げる様に開いてくると  段々白くなっていきます


英名はスパイダーフラワーですが 蜘蛛より蝶の方が良いですよねぇ

 


大きな葉に 直線的に伸びる花茎

開花と共に先ず 長い雄しべと雌しべを伸ばし  一日花で 花びらを散らせたら 直ぐにタネが出来始めます


種は緑の長~いサヤとなって 次々咲く沢山の花と相まって  独特の草姿となります

 
茎のトゲは意外ですが 群生して咲くと本当に綺麗で


広い場所があれば等とツイ思ってしまいます(笑)


花言葉 「秘密の時間」って意味深デスね~(笑)

フロックス


オイランソウ(花魁草)クサキョウチクトウ(草夾竹桃)
フロックスの名で出回るモノは


茎が直立する多年性の大型タイプとか 茎が這う様に横に広がる  1年生の小型タイプ等 多種在りますが
シバザクラ(フロックス・スプラータ)も同じ仲間だったとは


最近知ってビックリでしたし ネットの花友達から贈られた大好きな
初夏咲きでほふく性のあるツルハナシノブもフロックスの名で出回るそうです


我が家のは 高性種で多年草のフロックス・マクラータという品種のようです


この他 性質がよく似た高性種でフロックス・パニキュラータや


コンパクトにまとまる一年草のドラモンディーと言うモノもあります


どの種も花茎に房~段状に小花を咲かせボリュームがあり
花期は比較的長めで強健な花ですが 種類によって最盛期が異なります


高性種は切花にすると日持ちが良く 独特な甘い香りがします
春 芽が出て15cmくらいに伸びたら茎の先端を摘心してやると
ボリュームのある株になり花数もふえると知ったので


我が家の宿根フロックスは 来年はもっと花数を増やせる様に
頑張ろうと思っています


芙蓉と女郎花

2011-07-24 21:39:40 | 

フヨウ(芙蓉)


日本では関東地方以南で観賞用に栽培されるそうですが


此処金沢市でも立派に育ち 毎年沢山の花を咲かせますが


流石に寒いのでか 冬には地上部は枯れて無くなり


春になると新しく芽を出して 今頃は盛んに咲いてきます。


花は15cm程で これも一日花 でも毎日次々咲いて


長い期間楽しめる 好きな花の一つです 


もう少し 花の時期が遅い芙蓉(木芙蓉)とは違い


花の中心も花びらのピンクは変わらずピンク一色です


なので これは草芙蓉なのかと思ったら  草芙蓉とはアメリカフヨウの事なので う~~ん


この花の名前では 毎年悩んでしまいます  ご存知の方が居られましたら ご教授下さい 


同じ仲間のムクゲより花も大きく豪華ですが
葉も大きく水揚げが難しいので 切り花には向きませんネ

シャボンソウ別名ソープワート

「花束にすると甘い香りが漂うから」と 戴いた枝を  昨年挿し木して 今年は立派に咲きました。


フルーティーな香りのする可愛らしいピンクの花を咲かせています


根は有毒の為 池の近くには植えない事と強く注意されましたが
普通に咲かせている花にも 有毒なモノって意外に多いんですね


葉、根、茎を30分以上煮だすと石鹸液が出来て
繊維を痛め無いのでデリケートな繊維の洗濯に良いそうですが
石鹸液に使える程増やせるのは いつになるやら…


花は一重と八重があるようですが

トウチクラン(唐竹蘭) 別名チャバナホウチャクソウ


ユリ科、チゴユリ属の多年草です

 
言われて見れば稚児百合に似たところが感じられます


毎年咲いていますが 名前が知りたくて掲示板で  教えて戴きました。


どんな方面にも詳しい方が居られて助けられて…皆様  有難うございます 

オミナエシ(女郎花)


別名にアワバナ(粟花)オモイグサ(思い草)と言われて


思い草って名前は別のところで聞いた気がして 良く使われる 名前なのかしら


秋の七草の一つですが 7月のお盆に咲いていますが…


ムクゲとクチナシ

2011-07-23 21:51:18 | 

ムクゲ(槿)は 夏の花として花の形も色も色々有り 一日花ながら


次々咲いてくれるので 長い間楽しめて 

丈夫な性質の木なので アチコチに色々植えていますが


種がこぼれて発芽するのか ソコ此処に沢山出てきて 


抜くのも大変なので 見つけるとは 伐り捨てています


成長も早く 木は硬くは無いので鋸でも剪定鋏でも


簡単に伐れますが 
根は 思いの外太く 丈夫で掘るのはひと苦労なのです 


新しい花色や花形を見つけて 枝を入手出来れば


挿し木は簡単に活着する筈ですが  もう何年も


新しいムクゲを見つけていません 


クチナシ(梔子)は7月14日にUPしていますが その花の盛りの

 
一番美しい時をUPすれば良いのに  どうも どの花も


咲き始めると嬉しくなって 焦ってUPしてしまい 後で 少しハヤマッタなぁと後悔したり


中々 丁度良い時を見極めるのも難しいので


大きい花の方の クチナシの追加画像 となりました。


チョッと 満開も過ぎてしまいましたけど…


ギボシとアガパンサス

2011-07-22 21:14:59 | 

ギボシは本来 葉を鑑賞するのが目的なので


葉に色々な形や斑入りの種類も多いですが


花も中々変化が有って 楽しめるモノです。


大きな葉に真っ白の大きな花が咲くギボシが


未だ まったく咲かないので とりあえず


今咲いてるギボシの花だけ 貼ってみました。


普通に緑一色の葉に 真っ白な花のギボシ


ごく薄~~い紫がかった花とか


私のお気に入りは 
葉は濃い緑一色ですが濃い紫と白の花のギボシ


何時からか自然に生えていて増えていた場所が  ヤマブキや蔓バラが蔓延って嫌になったのか


減っていき 別の場所に咲き始めて  又増えて行きそうなのが 嬉しい


植物も移動出来るんですネェ
アガパンサスも好きなのですが地植えにしても


ヤブカンゾウ等が蔓延って邪魔をするので


鉢植えにしたら 今年は花数がイマイチでした


買い物途中に真っ白い花のアガパンサスが


沢山見事に咲いているのを目撃したのに  急いでいたので撮れず終いで残念でした


近くで濃い色のアガパンサスを咲かせていたので
撮らせてもらいました

 


ブッドレアと

2011-07-19 22:48:18 | 

一般に広く栽培されているのは中国原産の


ブッドレア・ダウィディー(和名フサフジウツギ)と


それを元に改良された 園芸品種だそうですから


ウチのブッドレアは 何年も前に4色セットで買ったものなので


園芸品種のブッドレアだと思います


細かい花が房状に沢山着いて その香りが蝶を誘い

 
そこからバタフライブッシュの別名もあります。


実際に花にアゲハ蝶とかが止まっているのをよく見かけます。


花色は薄紫・赤紫・濃紫・白色などがあります


種蒔きで増やすと書かれていましたが 私は挿し木が
簡単に着くので 増えたものを人に差し上げています。
木は放っておくとドンドン大きく邪魔に成るので  花後は思い切り 伐り詰めていますが
翌年には又グングン伸びて沢山の花を咲かせている丈夫な木です。


フジウツギの方は2~3年前に初めて出会い


こちらも挿し木が容易と聞き 挑戦 今年は大きくなっています


挿し木の枝を下さったお家では 大木で四方八方に枝を伸ばして
恐ろしい程場所をとっていました。


ブッドレアより細い花房は 茶道仲間には茶花として人気です

 
狭い我が家では コンパクトに仕立てないと…


セイヨウニンジンボク(西洋人参木)も 今が花盛り


こちらも生育が旺盛で 四方八方に枝を伸ばして


伸び伸びと育って 涼しげな薄青の花を沢山着けています


ヒメヒオウギと…

2011-07-18 23:39:44 | 

オレンジ色の花など まとめて貼ってみました。


まず ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)です


別名クロコスミアとかモントブレチアなど


確認の為に姫檜扇水仙を検索してみたところ  ヒオウギズイセン(檜扇水仙)と言う植物も在り
画像を見た限りでは どちらもそっくりで違いが判りません


ただ 姫檜扇水仙は他にも花色が在るし園芸品種なので  コチラは 我が庭でも 近くの里山でも

簡単に増えて困るほど 雑草っぽいので姫檜扇水仙と思います。


モチロン鉢植えで綺麗に管理されている家もあるし
増えて困って居る人ばかりでは無いし


鮮やかなオレンジ色は群生していると山でも目を引きます。


ヤブカンゾウ(薮萱草)


野原などで咲く薮萱草はウチの裏でも植えてもいないのに


勝手に出てきて環境がお気に召したのか増えていて


毎年オレンジ色の大きい八重咲きの百合の様な花が咲いています


ノカンゾウ(野萱草)


ノカンゾウは一重咲きで 葉だけではあまり区別がつきませんが
どちらも大きな花なのに たった一日の短い花で


若葉や若芽は山菜になります


ノウゼンカツラ


蔓植物で この季節にはアチコチで派手なオレンジ色の
花のかたまりが 遠くからでも良く見られます


ノウゼンカツラのツボミは捩れて尖って変わった形ですねぇ


オレンジ色の花ではザクロ(柘榴)も その一つ


今でも次々花を咲かせていますが 早くから咲いた花では


可愛い実に生っているモノもあり ザクロの絵に描かれる様な


ゴロンと大きな実の 割れ目が入った中にルビーの様な
ツブツブが見られるのは もう少し先になりますネ


ウチにも有るのに山の方が良い花が撮れるかと
姫檜扇水仙を撮りに山へ行ったら 可愛い赤い実が

 
ヒメコウゾ(姫楮)の実です
試しにひと粒食べてみて…うわぁ~


意外に甘く味は悪く無いのに チクチク舌触りが最悪  誰かが美味しいって書いていたけれど 

 食べるといがらっぽく  とても食べるのは難しい

 

 鳥さんたちは喜んで食べているので  お譲りしましょう(笑)

姫楮は三椏と並んで樹皮が和紙の材料になります


蓮の花

2011-07-17 22:51:29 | 

今年もまた 蓮の花の季節になり 

お盆に出荷するでもなく 田んぼの一隅に


ピンクの蓮の花が植えられていて


たまたま通りかかって  見る事が出来たので  撮ってみました。


それでは…と食用に栽培されている蓮畑の白い大きな花を


今朝撮れたてのお届けです。


睡蓮と違って水面に浮かんだ様には咲かず


1mほどにも生る花茎の先に大きな花を咲かせます


朝早く花開き 午後3時頃には閉じて 花の開閉は


3回繰り返してから 4日目には花びらが散ると


  書かれていますが 毎年のこと乍ら 暑~~い  時期なので


わざわざ確かめに通うことは出来ず終いで  確かめたコトはありません


早朝でも 輝く強い日差しにキリッと 清々しい蓮の花が 綺麗でした
数え切れない程の白い花の咲く中に幾つかのピンクの花が


毎年咲くのですが 今年は畑のフチから遠くて撮ることが出来ず  残念でした。

 


遅咲きの紫陽花

2011-07-16 23:55:29 | 

毎年のことですが 我が家の紫陽花の中で


一番遅く咲き始める紫陽花が 八重咲きの和紫陽花と


呼んでいる花ですが 本当にそんな呼び名なのかは


まったく解りません


此処に住む様になる前からソウ呼ばれていたのですから

そして梅雨も明けてそろそろ夏休みにもなりそうなこの頃


遅咲きとは言えないけれど 今年出会えた紫陽花たちの

     舞孔雀 ↑


色々な花たちを せっかくなので貼っておきます

     ファンタスティック ↑

     エビータブルー↑

     フェアリーアイピンク ↑

     コンペイトウブルー↑