せっかくですから・・・

色々な花と出会い、出来事にも・・折角なので綴ってみました。

イチョウ と(銀杏)ギンナン

2009-11-17 18:03:36 | 日々の暮らし
イチョウ と(銀杏)ギンナン

イチョウは木 自体の事も「銀杏」と書くし この場合はイチョウと読み
ギンナンは実を指すのに やはり銀杏と書くのですねぇ

長寿の木で 樹齢1000年以上と言う物も在るそうで

花は4~5月雌花 雄花とも葉が芽吹くと共に出てくるそうですが
花を注意して見た事は 無かったです

雌 雄 別なのですが
花粉は1km程度離れた雄株からでも 飛散して来ると言うので
傍に無くても 実は生ってくれそうです

葉が黄色く黄葉し 銀杏並木は 全国各地に有りますよね~
イチョウの実(正式には種子)は銀杏ですが

独特の苦味と若干の臭気が 子供の頃には苦手だったのに
何時の間に このオトナの味を 楽しむようになり
秋には 毎年ギンナン拾いを たのしみにしています。

買い物の途中で 未だ緑色の僅かに残った黄葉を撮りましたが

ソレより随分前に 山のギンナンは散ってしまいました。
私が拾う銀杏の木は 周りの木々に遮られて 木の姿を見る事は出来ません

拾って居て仰ぎ見ても その形も良く見えない程で 相当高い木です。
そんな 自然の中の木と違い

ギンナン(イチョウ)にも栽培品種があって 大粒晩生の藤九郎 大粒中生の久寿(久治)
大粒早生の喜平 中粒早生の金兵衛 中粒中生の栄神などが在る事を知りました。

人間のオトナでも この臭気が苦手と言う人も居て
山では 異臭の為ニホンザル ネズミ タヌキ等の動物は 食用を忌避するそうですが

中にはアライグマのように平気で食べる者も居ると言うからオモシロイですね


これで ↑ ↓ 520粒 剥きながらヒマなので数えたのです

500粒あげるとして20粒は 私が試食する分です。

ギンナンの臭い果肉を取り除くのは結構大変ですが

(果肉を取り除く際は非常にカブレやすいので必ずゴム手袋をして 果肉が皮膚に触れないようにくれぐれも注意が必要です)



まだ 半分ほど有りますねぇ ↑

食べる際に種の殻を割って中身を取り出すのもひと苦労
でも手間が掛かる分 尚更美味しく感じると言うもの

この位 ↑ 干せれば 良いかしら?

近年は
紙の封筒に殻付きのギンナンと塩適量を入れ 封筒の口を折り畳んで
電子レンジでチ~ン 
封筒をシャカシャカ振って塩と馴染ませて出来上がり
と 楽な方法で済ませています