せっかくですから・・・

色々な花と出会い、出来事にも・・折角なので綴ってみました。

大曲の花火

2010-08-31 17:47:35 | 日々の暮らし
秋田県の全国花火競技大会「大曲の花火」に初めて行ってきました

日本一を決める花火大会と言う事で 予てから一度は観たいと思っていて



昨年予約していたのに 同行の友人のアクシデントでキャンセル





今年 ようやく叶った訳ですが…私達にとっては偶然にも 



開催100年を記念する特別イベントも企画されていたり





花火も 昨年より約3千発多い約1万8千発の花火が夜空を彩り





それはそれは 見応えの有る花火を堪能したのでした

昼花火と言うモノも初めてでしたし→




夜花火の部では直径300m 近くの輪が広がる割物花火や





テーマを独創花火で表現する創造花火など 光と音が共演して


参加27社が寄贈した7号玉(直径21cm)の100連発に会場は歓声で湧き

約2500発をつぎ込んだ呼び物の大会提供花火は 幅約550mにわたって豪華に打ち上げられたのでした。

それにしても 住民4万人の所へ観客数は約80万人(主催者発表)で 昨年を12万人上回り過去最多となったそうで

花火前日に泊まった 鳴子温泉を出た時から添乗員さんの 前もっての 散々の説明以上に過酷な状況で
数え切れない程のツアーのバス駐車場は分散している為 桟敷席まで 駐車場から3km 行って帰るので

9時半に終わって バスに辿り着いたのが夜中の11時半 それから一斉に発車するクルマの渋滞を必死に拔ける運転手さん

絞れそうに汗をかいたT シャツを バスでコッソリ着替えたり 大量の観光バスが 一斉にトイレ休憩に立ち寄るSA とか

普段では想像もつかない目に遭いながらの強行軍でした。
添乗員さんの話では 夜中の12時を大きく過ぎて宿に泊まっても無駄と そのまま帰路に着くツアーに変えたのだそうです

花火は素晴らしかったけれど…多分もう… 北陸の金沢からでは 遠すぎるのか 
私に元気が無い所為なのか 私たちは おとなしく近くの花火見物で満足する事にしたのでした(笑)

タカサゴユリとコヒルガオ

2010-08-26 17:16:47 | 
タカサゴユリ(高砂百合)

これは以前から持っていて 庭のムシャムシャの中に植えて有りますが

近くの空き地に 野生化した 高砂百合も沢山咲いています

先頃 近所の人と話している時「山百合が欲しくて…」と言ったら
「それなら沢山有るので あ・げ・る」と 大きな鉢植えを頂きました。

蕾が付く前でしたが ヤマユリと言って頂いた鉢植えが

10号の平鉢ですが 私の背丈を軽く超えて160cm以上に成り
咲いたら タカサゴユリでしたが

私はボ~~っとしていて
 ヤマユリは春に咲くのですし 葉を見れば判った筈なのにぃ…

ヤマユリとは その人にとっては 山に咲く百合の事だったのでしょう

沢山咲いたタカサゴユリを見たら
これはこれで 百合としては この時期に咲くのは珍しいし

お陰で切花にも出来て
スッキリした姿の 爽やかな花も中々素敵です

それにしても タカサゴは琉球語のサカサングに由来する台湾の別称って
知りませんでしたが… って事で…

タカサゴユリは名前のとおり 台湾原産の帰化植物で
観賞用として大正時代に導入されたのだそうです 


コヒルガオ(小昼顔)

朝の散歩途中で 空き地の草むらにコヒルガオの白い花を見つけました

ピンクの花は良く見かけますが 殆ど白いのは初めてです

ヒルガオと言うからには昼に咲き出すものと 漠然と考えている人は

多いと思いますが けっこう早朝(6時半ごろ)から咲いています

朝顔は昼前後で萎むのに これは午後2~3時くらいまでは花を開いています。

今では雑草扱いされているヒルガオも 万葉時代にはカオバナ(容花)と呼ばれて
カオバナと言うだけで 容姿端麗な女性を思い出させる程美しい花とされたそうです

前に 8月12日「ツルニガクサ」の時 UPしたヒルガオも綺麗な~ と
思ったけれど この小振りな白い花のコヒルガオも
眩しい朝の陽にシャキッと咲いた様は ん?と二度見するほど美しかったデス

ヒルガオもコヒルガオも繁殖力が強く 現代では雑草扱いの厄介者ですが
我が家に蔓延らなければ 何処かで毎年出会いたい花です(勝手な言い草ですがネェ~(笑)

朝顔もれっきとしたヒルガオ科なのに 朝顔は園芸種として育てられ
ヒルガオは雑草として駆除の対象になるのは 何か…可哀想で…

マツヨイグサの仲間

2010-08-24 23:15:22 | 

マツヨイグサ(待宵草)が咲いています

雑草と呼ばれるなかでも 好きな花のひとつです。



黄色い花はあまり好みでは無いのに シベとかも他の色がジャマをせず



スッキリした優しい感じが良いのかなぁ~


そう言えばハンネマニア ↑ も黄色い花なのに好きですから…
(↑夏の初めに咲いていたのが一旦終わり 今 再び咲き始めています)
好き嫌いは 個人の微妙なところで分かれますよねぇ~

マツヨイグサとオオマツヨイグサとアレチマツヨイグサ
(メマツヨイグサ) の違いはチョッとややこしいですが

アレチマツヨイグサ(メマツヨイグサ) は花弁の間に隙間ができることが多く
葉が細くてギザギザが無くしぼんだ花は黄色のまま というので

多分マツヨイグサで良いと思いマス
マツヨイグサは葉がギザギザで目立たず しぼんだ花が赤くなるのですが

ひとつの茎に1日1個しか花を咲かせないと言うので…自信が無いデス



そして この仲間では最も花が大きい ↑ オオマツヨイグサ





一本立ちして 上部に複数の花を咲かせ しぼんだ花は黄色のままです



確かに前のモノよりずっと大きい花ですし 花弁の間には隙間が無いですが

草丈は人の背丈を越える事もあると書かれていたので…

これは それ程大きくは有りませんでした。植えられた場所の所為かも知れません

フヨウ(芙蓉)-2

2010-08-23 22:12:18 | 


木芙蓉(日本芙蓉)は落葉低木ですが これらは皆 花は…



ハイビスカスの仲間の ムクゲと似ていますが 芙蓉の方が花がずっと大きめです





「芙蓉」はハスの美称でもある事から 特に区別する際には「木芙蓉」(モクフヨウ)と呼ばれるそうです。









我が家の木芙蓉(私の花仲間では日本芙蓉と呼んでいる)がようやく開花し始めたので
2種類を同時に貼ってみました。

ピンクの方は 2種類撮りました




フヨウ(芙蓉)-1

2010-08-22 23:35:32 | 

昨年の8月10日にも同じ事を書いていますが…

フヨウ(芙蓉)はアオイ科フヨウ(ハイビスカス)属の落葉低木ですが

クサフヨウ(草芙蓉)

花の見かけは芙蓉なのですが これより後に咲く

木芙蓉 (私たちは日本芙蓉と呼んで西洋芙蓉と区別している)とは咲く時期も微妙に違うし

こちらの方が開花しても花の真ん中に色の違う部分が無く

ピンク一色で 花もそれほど全開せず 一番ハッキリ違うのは

葉の切れ込みが無い事です。



冬場は地上部は無くなるので 一体何かと悩み 草芙蓉や木芙蓉で検索して 似たモノを探しましたが
矢張り 昨年同様同じ花と思える画像を見つけられなくて 葉や花の特徴からクサフヨウとした訳ですが

実は クサフヨウとはアメリカフヨウの別名です。

でも、園芸的な普通のアメリカフヨウとは葉が同じですが 花が全然違っています
アメリカフヨウは 直径20cmにもなる大きな花で
花弁は浅い皿状に広がって互いに重なるので円形に見え 開花した横顔は 平たいのでまったく違います

これは毎年ハッキリ判らない侭 仮に 木芙蓉に対してクサフヨウと呼んでみました。

検索している中で芙蓉 葵科ハイビスカス属 別名草芙蓉という記述や
ハナアオイと呼ばれる(宿根草と秋まき一年草があるラバテラ)を見つけましたが 
同じと思える画像が見当たらず 確かな事はまったく分かりません


草芙蓉も 西洋芙蓉も 木芙蓉も みんな

朝咲いて夕方にはしぼむ1日花で 長期間にわたって毎日次々と開花します


このピンクの花(仮に草芙蓉と呼んでいるモノ) 毎年悩んでるので 本当は何か 
ご存知の方が居らしたら どうぞ お教え下さい


タマアジサイとギボウシ

2010-08-19 20:41:12 | 
タマアジサイ

タマアジサイの花は、ヤマアジサイやガクアジサイより遅咲きで
この辺りの山では 川沿いの木陰などに 7月~9月に開花しますが
我が家のタマアジサイは 只今真っ盛りデス

花は額紫陽花に似ていますが つぼみはコロッコロの球状で これが名の由来なのでしょう

タマアジサイの開花は、ヤマアジサイやガクアジサイのように
1株の花が一斉に咲くのではなく 大きくなった蕾から順番に開くので
同じ株でも長期間花が見られますが 木全体が花に覆われることは無いんです

野生のものは 装飾花が白 両性花が青紫をした額咲きの花で
装飾花の花びらの様に見えるのは ガクが発達したもので
アジサイ科に共通の性質です

花弁は 装飾花、両性花とも早落性で開花すると まもなく脱落しますし
切花にしても 水揚げはムズカシイ方なのでしょうが
友人たちは好んで 茶花に欲しがります
 
葉は大きな楕円形 ぶ厚く両面に毛があり ふちはギザギザ
葉っぱ全体がザラザラしています

木は根元から次々に枝を出し株立ちになり
各枝は 年々側枝を出しその先端に花を付けます

水湿の地を好み 水切れを嫌うので
午前中数時間日が当たり 午後の西日を遮る場所が栽培に適する事から
我が家では裏の大きな椿の下に隠れて 丁度好条件な様子です

分布は福島県南部以西 関東 中部 岐阜県までという比較的狭い限られた範囲なのだとか

タマアジサイは、アジサイ属Hydrangeaの中では 系統的にヤマアジサイやガクアジサイより
ノリウツギやカシワバアジサイ アメリカノリノキ(アナベルの原種)に近縁といわれます

ギボウシ(ホスタ)


友人の畑で放置されて 大株になったギボウシを
株分けして貰い まるで百合の様な 大きな白い花の

甘い香りが何とも素敵で お気に入りのギボウシが咲きました

その友人も名前が判らず 探していたら匂いギボウシの 
マルバタマノカンザシ(丸葉玉の簪)と言うのが ソックリでした

花が白色で長さ15~25cm大きくハッキリと開き 素晴らしい香りを漂わせ 
葉も美しく 花丈を含む高さが60cm~100cm くらいで 葉は葉脈が明瞭で
黄緑の やや薄く葉の表面に艶がある独特の質感を持った 
長さ28cm×幅18cm 以上なのです

その畑では

株張りは150cm 程にも成っているので それはそれは見事で
切り花に貰って 只今 部屋の中は甘~い香りが漂っています

大輪の白花を咲かせる著名なギボウシ
「タマノカンザシ」を親に持つ系統だとか
 
葉姿だけでなく 花も楽しみたい方にはお薦めデスよね~~

この ↓ 手前のギボウシは又 別の種類で

葉の大きさは同じ位でも色も濃く硬く ナニよりも花の着き方が違い

香りも少ないし 普通のギボウシの様に茎に順に着いて 咲き 

花も大きいけれど 普通デスよね~


アサガオ(朝顔)

2010-08-16 23:20:29 | 

アサガオ(朝顔)です





2~3年前からこの絞り模様の朝顔に惹かれて居て



種を蒔いたり 苗を買ったりして居ましたが





他の色は兎も角 絞り模様のこの花だけは縁が無いらしく





咲かせられず



今年も 200円の苗を用心深く選んで買い 大切にたいせつに





期待したのに…全く育たず 枯れてしまい



どれほど縁が無いのか…と 落胆しましたが



5月も終わろうとする頃 諦めきれず種を蒔き



すっかり忘れた頃 情けない程の小さな芽が出てきて





初めて 絞り模様の朝顔が咲きました。

嬉しいうれしいアサガオです~~

夏の朝は やっぱりアサガオが嬉しいんです

ポーチュラカとマツバボタン

2010-08-14 22:18:54 | 

ポーチュラカは

5月~10月下旬までと 花の時期が長く良く咲きます

和名はハナスベリヒユ 英名がパースリンですが

別名のポーチュラカの方が 一般的に呼ばれています。

原産地では熱帯~亜熱帯なので多年草扱いですが 寒さに弱く

日本では寒さで枯れ死するので 一年草扱いです

お馴染みの 夏の雑草スベリヒユと同じ仲間



花も良く似ている同じ仲間のマツバボタンとは 



葉の違いで簡単に区別出来ます

両方とも茎や葉は多肉質で 名前の通り 松葉牡丹は
 
細長い棒状の葉ですが ポーチュラカの葉は やや肉厚で小さく平べったい

ヘラの様な楕円形なのでヘラバマツバボタン、ヒロハマツバボタンなどの別名があります

どちらもその日の天候によって 開花時間が限られるという特徴があり
昼過ぎには しぼんでしまうものが多いようです。

でも 最近では夕方まで開花する品種も出回っているそうです

さし芽は非常に着き易く 指でつまんで横に挿しておくだけでも根付いてしまう位

気に入った色の株を数株買って さし芽で増やし 
ポーチュラカでいっぱいの花壇を作るのも ステキ~

夏の炎天下でも元気に花を咲かせ 暑くても夏バテしないポーチュラカ

花は2~3cmで白、ピンク、赤、黄色、オレンジなどの花色があり

複数色を混ぜて植えるとカラフルで にぎやかな花壇になります。

茎は立ち上がらず 横に這う様に伸びて行きカーペット状に広がります。
マツバボタンの変種や交雑種と言われていますが ハッキリとは判っていません。

マツバボタンに比べると 普及したのは1985年頃からと 最近ですが
育て易さから幅広く栽培されていて 公園の花壇などでもよく見かけます

ツルニガクサ?

2010-08-12 22:29:00 | 
ツルニガクサ
8月7日の(野草に近いモノたち)の続きですが…

ヒルガオ

空き地の草むらの中に ヒルガオが活きいきと咲いていました



毎年 この花を見ると 朝顔の様に鉢植にしてみたいと思うくらい


綺麗に咲いていますが わざわざ植えて水遣り仕事を増やさなくても

散歩の途中でひとしきり眺めて 健気に咲いていると感心して
呑気に眺めていましたが

ヒルガオが電気柵に絡まると電気が通らなくなってしまうなど

迷惑な存在にもなってしまう事 抜いても
中々根絶やしにし難い事を知り

やはり雑草は シブトク生きていると植えるのは止めました(笑)

ハゼラン (三時草)

これは何かの鉢植にでも着いて来たのかいつからか毎年

勝手に種を飛ばして何処かには咲いています。
高さ30cmほどの茎の先に3mmほどの赤い5弁の花をまばらにつけますが

この花は午後の2~3時間ほどしか開かないので三時花とも呼ばれて

丸い蕾が 線香花火を連想させるのでハゼラン(爆蘭)の名はこのイメージからでしょうか

近所の家で チャンと鉢植にまとめて咲かせているのを見て
そんな風にすれば 見応えのある一鉢に成るのでしょうが

種の蒔き時は 他のものに気を取られて居て
いつも アチコチで咲いてから あぁ居たのねぇと

1cmも無い程の可愛い花に気付くのです
名前の通り 午後3時頃に咲き始める花でこぼれ種で
毎年咲き無くならないので雑草の様に強いですねっ

ツルニガクサ

毎年同じ場所に出てきて咲き 雑草として抜き捨てていましたが

良く見ると 中々可愛い花なので 名前を知りたくなって
いつもお世話になっている掲示板で教えて頂きました

花は5ミリ位でしょうか とても小さくて
良~く見ないと判らない程ですが 可愛らしい花です
葉はシソより幅が狭いけれど質感が似てペラッとしています

萼に腺毛があれば ツルニガクサ 無ければニガクサとの事

拡大画像を撮ってツルニガクサと判明した次第

参考 → URLですhttp://plantdb.ipc.miyakyo-u.ac.jp/php/view.php?plant_id=10687&am ..... =&srt=


いつもお世話になる詳しい人達に感謝の気持ちでいっぱい

詳しいだけでは無く植物に対する姿勢も見習わないと




フウセンカツラと…

2010-08-10 22:53:45 | 
フウセンカツラ(風船蔓)

紙風船のような形をした袋状の果実が可愛らしいんです

果実は径3cmほどで 内側はホオズキの様に空洞になっていて

最初は明るいグリーンで 熟すと茶色く変わりますので
破いて種を採ります ひとつの果実にタネが3つ入っています

熟したタネは全体が黒く ハート型の白い模様が出来て 可愛らしい姿です。

熱帯性の植物なので 暑い夏にグングン伸びて果実を付け 冬には寒さで枯れます。
タネが良く出来るので 秋に採ったタネは保存して置いて春に蒔きます

目立たない小さな花ですが 良く見るとカワイイですっ



この風船蔓は涼しげで 朝顔と共に夏の風情として良く植えられています。
 

蔓つながりで…

こちらはキウリの花 キウリは何度か植えてみた事があるし



だいたい判るのですが

これは ニガウリの花 同じ黄色い花で 大きさも似ていますが



葉がモミジ状なので区別がつきます

それより花を残したまま実に成りかかっているのですから



間違い無いですねっ

これは 同じ黄色い花でも大きいし カボチャでしょうか?
でも これは大きく黄色い花ですが 葉に大きく切り込みが有るので

さて 何が生るのでしょうねぇ

通りすがりの畑で撮った野菜の黄色い花達でした