せっかくですから・・・

色々な花と出会い、出来事にも・・折角なので綴ってみました。

センニンソウとカラスウリ

2009-08-30 18:23:26 | 
センニンソウ(仙人草)

2~3年前に小鳥の糞のお陰か 植えても居ない蔓植物が二ヶ所発芽して
これはセンニンソウに違いないと楽しみにしていたら

真っ白い大きな一重咲きのクレマチスが咲き チョッとがっかり…

クレマチスは その後もグングン育ち 沢山の花を付けてくれたので それはそれで有り難かったのですが

もう一つの方は 育ちはしたものの 花を咲かせる事も無く昨年は終ってしまい
今年も延びて巻き付いていたので 開花を心待ちにして居て ようやく初めての花が…

ついに コチラは 間違い無くセンニンソウでした。
巻き付かれたのは梅花空木で 地面からは到底見えなくて 二階の窓から撮りました

そして何時もの山のセンニンソウも咲いていました。
果実に白い毛があり これを仙人のヒゲに見立てて名が付いたそうで

これも有毒…と言うのですが 仙人草を使って 扁桃腺の腫れと
それに伴う発熱を治療をする 民間療法があり 結構な効果が有るそうです。

良く似た花のボタンヅルに私は 未だお目に掛かった事がありません。

カラスウリ(烏瓜)


カラスウリの花は日没後から咲いて朝には萎んでしまうので
なかなか撮る事が出来ずに居たのに

ついに早朝 撮るのに成功! で、蔓つながりでUPデス

…と喜んだのも束の間 咲いた花はもっと白い毛のような物がレース状に広がっていて華やかです。

やはり夜中で無いとそんな花は撮れないのです トホホ…

白い毛のような物が 何とも不思議な形の花ですが 雄花と雌花があるとは知っていても

これがドチラなのかは サッパリ判りません
その内 実が生ればそれは雌花だって事なのでしょうか

カラスが居ても 食べられた気配はないので名前の由来は
唐朱(習字の朱色の墨)の色に似ているという説が頷けそう

カラスウリの花言葉は「男嫌い」ですって ふ~ん…

そろそろ ウリ坊が生り始めています。青い内は 白い筋があり
朱色に色付く頃には縞模様は 無くなってしまいます。



クサギとカラマツソウ

2009-08-29 17:58:36 | 
クサギとカラマツソウ

クサギ(臭木)


ウチの庭のセンニンソウが開花を始めたので

それでは…と山の 何時もの場所へ行ってみましたが

山では未だ 蕾ばかりで撮る気にもなれず

帰り道で クサギの花が咲き始めているのを発見!


花は そうか… こんな時期だったのか
同じ仲間のボタンクサギの花は7月初め頃には盛んに咲いていて 7月11日にUP していますが
このクサギの方は 花を飾るよりはターコイズブルーの実の方を
活けるので 花の時を気にしていませんでしたが

良く見ると 花もけっこう可愛い花です。
しかし クサギと言うだけあってチョッと触れただけで独特の匂いがして 触りたくはありません。

こんなに大きなクサギの木 実が出来たら見応えが有りそうで

実る頃 又 観に来たいものです。


カラマツソウ(唐松草 )


足元の草むらにカラマツソウが咲いていました。

山地の草原に生えることが多く夏 長い茎の先端のところに 白く細い線形の小花が咲きます

花の姿が 唐松の葉の形に似ているから唐松草なんですって。

カラマツソウに似ているミヤマカラマツ は 葉が違うのだそうですが
実物はまだお目にかかった事がありません

アキカラマツ ヒメカラマツ ナガバカラマツ シキンカラマツ モミジカラマツと
同じカラマツソウの仲間もたくさん有るそうですが…

この辺りで見られない物は 仕方がないのですが 難しいものを追い求めなくても


近くの田んぼの中で ポツリポツリと咲いている オモダカとか



道端の ツユクサ も 充分可愛らしい花たちで だ~い好きデス

尤も マツヨイグサやツユクサは大好きでも庭に出てきたら抜いて捨てますが(笑)



一面にミントの様な草むらの中に 良く見ると可愛い花形の花が咲いていました。

   花の拡大デス  ↑
名前は?モチロン知りませんが 何て小さな花でも色んな花が咲いているものデスねぇ


タカサゴユリとオシロイバナ

2009-08-27 17:56:22 | 
タカサゴユリ(高砂百合)


テッポウユリとの交配種が多く 中々見分けが着き難いですが

テッポウユリとの違いは葉の形で見分ける事が出来ます。



昨年ネットで
種蒔きして 簡単に増やせると知り 挑戦してみました。



種から発芽した時は ユリとは思えない頼りない細い葉だけで

葉で得た光合成産物を セッセと球根に溜め込んで

2~3年目には花茎を出して開花すると…

次年度にはさらに大型となり 太い花茎を出して多数の花をつける。


…とあったけれど 去年撒いた種が今年発芽して

他の植物に邪魔されながら 例え一本でも健気にも
30cm程の茎にチャンと花を咲かせてくれて


やはりこのユリは 私向きの丈夫な植物です

しかし どのユリもいわゆる嫌地現象 あるいは連作障害とかで
永遠にその場所に成育できるわけではなく
ある程度の年月が経過すると新たな場所へ旅立つものらしいのです。

それでも ユリはいつも球根を買い求めて 植えて咲かせているので
種を撒いて咲いたのは初めてで とても嬉しい気分です。

花の後に種は必ず出来るし 一つの鞘に沢山の種が入っているので
種撒きからの百合の花に挑戦して見たら?と オススメです。

オシロイバナ(白粉花)


熟した黒く固い種をつぶすと白粉(おしろい)の
様な白い粉が出てくる事からオシロイバナ(白粉花)ですって。

これもこぼれ種で良く発芽しますが 色々な色が有るので
一応毎年撒いています。

夏の花に多い 夕方に咲き出す花なので朝はしぼんでいます。

どうと言う事も無い花ですが
咲いてくれれば華やかになるので…

真っ白の花のも有ったのに今年は居なくなりました。



シロバナオオバギボウシ

2009-08-24 17:46:58 | 
シロバナオオバギボウシ(白花大葉偽宝珠)


ギボウシにも沢山の種類が有り 主に葉を鑑賞する為に植えられているのが多いと思いますが

ウチでは葉を鑑賞する為の鉢植えが幾つか在る以外は

切花用に濃い紫のギボウシとか植えて有りますが

普通 花色は薄紫が多く 白い花はわりと珍しい部類に入るとか



この大きな葉で大きな白い花のギボウシは

他のギボウシたちが皆 花がすっかり終わってしまった今頃 いつも咲いてくれます。

名前を知りたくてネットで見ても良く判らないけれど

「丸葉タマノカンザシ 黄緑の大きい葉 白の大輪でとても
上品な良い香りがあり、まるでユリのような大きな花 葉長30cm前後 やや大型」
と言うのも在りましたが 特定するのは難しく …


シロバナオオバギボウシと言うのに一番近い感じなので 一応そう呼んでおきます。

白い花は大きくて甘~い香りがして
玄関に活けておくと 通る度にその香りで

良い気分にさせられる程で お気に入りの花の一つです。


元々は廃墟になってしまった牛小屋の横に植えてあり

誰も面倒を見なくなって雑草で覆われていますが
それでも 時期が来る度花首を伸ばして盛んに咲いていました。


八重咲きクレマチスとホウセンカ

2009-08-23 17:52:56 | 
八重咲きクレマチスとホウセンカ


ウチのクレマチス達は5月頃咲いていたのに

この小さな苗の ちっとも育たず 存在さえ忘れていたクレマチスが 今頃になって咲いてくれました。

どんな花が咲くのかも判らず 売れ残って名札も無く 見切られていたものです。

少し高価でも 気に入った花のを買おうと この春 出掛けたのに
欲しい花が見当たらず ウチに有る花ばかりで 諦めてヤケッパチで買った苗でした。

ところが「やった~♪♪」です。こんな八重咲きのが欲しかったのです。
何て ラッキーなんでしょう。

居る事さえ忘れていたのに…いつの間に蔓を伸ばして

見た事も無い丸っこい蕾が…と思ったら こんな立派な花が咲くなんて!!

ネットで見たら 多分「マジックフォンテーン」と言う名前デス

一つ咲くだけでも有難いのに まだ 次々と咲いてくれています。

嬉しくて 花が終わったら チョッと良い鉢に格上げしてあげようっと


ホウセンカ(鳳仙花)


子供の頃 熟した果実に触れると種子が勢いよく飛び散るのが

面白かった思い出があり



これは毎年 種を撒くものの 場所が無いのでこんな大きくは



なかなか成りませんが それでも花の色が色々あるので


咲かせていますが


畑の隅で 真っ白いホウセンカだけを沢山咲かせているのを見て

やはり 白い花は素敵だなぁと 



 沢山の色が有るのに 白一色なんて 思い切った事が出来ないで居たので

関心してしまいました。

おまけ 
  ハマナス

梅雨が中々明けず 雨ばかり続いたからなのか
どの花も 咲く時期を迷ってか

早々と伐り戻して 伸びた新枝からハマナスが又咲いています。
花も 変な気候で調子が狂うのでしょうねぇ


サッコウフジとホツツジ

2009-08-22 18:08:24 | 
サッコウフジとホツツジ

 薩摩酢甲藤(サツマサッコウフジ) -夏藤

お詫びと訂正
9月2日に young_G さまから

>この写真は「台湾サッコウフジ」です
と言うご指摘を受け再度検索したところ
薩摩サッコウ藤の葉は丸葉で 台湾サッコウ藤の葉は細長い葉なので
確かに別のものでした。

人から聞いたり うろ覚えだったりの名前では 一応検索してから
記述しているのですが 検索が甘かったと以後 注意しなければ…と反省しています。
もし ご迷惑を掛けた方が居たらと 申し訳無く お詫び申し上げます




園芸店では 台湾サッコウフジ という名前で出ていたり
サツマサッコウフジとも 呼ばれるのですが
特に 紫の花が咲く品種はムラサキナツフジとも呼ばれています。

サッコウフジと呼ばれるものには 白 紅 紫などの花色があるようですが

ムラサキサッコウフジは
黒っぽい濃い紫色で藤の様に長く垂れる様な咲き方はしません。



薩摩酢甲藤を-夏藤 とありますが 前に貼ったナツフジと
同じ種類とも思えませんが・・・
あれは チャンと 藤の風情で垂れて咲いてましたからねぇ??


7月20日にナツフジ(白い花の夏藤)を貼った時は

こちらは まだ硬い蕾状態だったのが



これは8月6日に開花しはじめたところで


ナツフジから ひと月掛かって ようやく見頃になっていました。


 ホツツジ(穂躑躅)


花を穂状に着けるのでホザキツツジと勘違いしてまして
ホザキツツジはコゴメツツジの事で別のものでした。


これはホツツジで 我が家の庭で咲き始めたので 山のも観てきました。


日当たりの良い山地に見られる落葉低木で 高さ1m程度
8~9月に開花 花を穂状につけるので「穂躑躅」だそうです。

又 直立し細かく枝分かれした枝先を 30cm程の長さに
切り揃えて手箒を作ったり 箕にもするので 山箒とも呼ばれる。

しかしツツジとは思えない
花びらが反り返った不思議な形の1cm位の目立たない花です

ツツジにはよく毒がありますが ホツツジも全身猛毒。
昔はハエが湧くのを防ぐ為 便所の壺に葉を入れたそうです。

有毒で誤食すると、嘔気、頭痛、発汗、酩酊昏睡、痙攣などを引き起こす
これらの毒は花粉にも含まれる為

この花が多い地方では 蜜蜂がこの花から蜜を集めるので
ホツツジの蜜が混じったハチミツで中毒することもあるとか

この辺りには沢山のホツツジが咲いていますが蜜蜂は
居ないのでしょうねぇ!!



あさがお-4

2009-08-21 18:08:23 | 
あさがお-4


朝顔はもう沢山UPしたから…と思っていたのですが



この絞りのアサガオは前から欲しいと思っていて



今年の春先に ホームセンターで小さな苗に写真付きで

売られていたのを見つけて


やっと出会えたと喜んで買おうとしたのに



レジの長い行列に 時間が無かった所為で買う事が出来ず


又 今年も諦めていたのに 偶然知り合いの家で


沢山の花が見事に咲いていて


うれしくて うれしくて種が出来たら頂戴ねと約束したのですが


絞りの花だけ植えてある訳では無いので

この花に御縁が無ければ 別の色の種を貰う事になるのかも?

と 何年も憧れ続けていたアサガオなので 貼りました。


雁金草と月見草

2009-08-19 17:40:22 | 
雁金草と月見草


カリガネソウ(雁金草)別名 ホカケソウ(帆掛け草)

7月28日に咲き始めをUPしましたが 盛んに咲き続けていて再び…デス

全草に悪臭がある と書いては ありますが 可愛い花なのに
これまで言い切るのは可愛そうで… 私は気になりません。

四角形の茎が目立ち 花の形が「雁」を連想させたので この名前になったとか

別名は 花の形を船に見立てて 帆かけ草 又はガンクビソウとも呼ばれます。
山地や林縁に生える多年草ですが ポツッと丸い蕾が可愛いデス

秋まで咲き続けて 秋におもしろい形の実が出来る とあったのですが
見た事が無いのは我が家では 邪魔になって 伐ってしまうからでしょうか

今年は 実を見てみようと思っています。


マツヨイグサ(待宵草)

こちらも7月16日にUPしましたが 今を盛りと綺麗なので再度 貼りました。

ツキミソウ(月見草)と呼ばれている植物には 黄色い花を咲かせる仲間と

真っ白な花を付けるものとの2種類があり

黄色い花の方の マツヨイグサの仲間はオオマツヨイグサ、メマツヨイグサ、

オニマツヨイグサ、コマツヨイグサなどが ツキミソウと呼ばれていて


渡来してマツヨイグサの方は 瞬く間に日本国中に野生化して

本物のツキミソウの方(こちらは白い花)は一向に広がる気配も無く

生命力が弱くて野生化することも無く 細々と生き永らえて 
ごく僅かに栽培されているだけで 滅多にお目に掛かれるものでは無いと言う

ネットで見る限り 昼咲きツキミソウに近い花の形で

この「本物」の月見草は 月の出る頃咲き 月が沈む頃には萎んでしまう一夜だけの花で
夕方白かった花が 朝になるとピンクに変わり 次第にしぼみ始めて最後は紅色に変化するそうで

いつか 本物のツキミソウに出会えると良いなぁ


キンミズヒキ(金水引)


夏から秋にかけて黄色の5弁花が咲く 葉は3つに深く裂けギザギザ  
実は 三角形のトゲトゲ状で 服などにくっ着いてアチコチに増える。

金箔色の水引や 元結(もとゆい)のことを 「金水引」と言い
この花の形が「金水引」に 似ているから命名されたそうですが
似ているかしら?

ウチでもアチコチに出てきて 見つけると抜いて捨てていますが
先日 花屋さんで切花の仲間にいたので ウチでは雑草扱いなのに
ちょっとビックリしました。



ニホンフヨウ(木芙蓉)

2009-08-17 18:00:38 | 
ニホンフヨウ(木芙蓉)


8月10日に草芙蓉を貼りましたが ついに我が家の

白い花の方が咲き出しましたので 今日は 木芙蓉を…



ピンクの花の方は日当たりの良い所も

日陰がちな場所に植えたのも 未だ蕾硬し といった風情なので

開花を待つのも面倒なので 友達の咲いてきたのを撮ったものです。


咲き出せば どの木も大きな花を付けるわりには 一日花ですが

飽きもせず 毎日毎日 沢山の花を長期間咲かせて


堪能させてくれる 好きな花のひとつです。



花が咲いた後にしぼんだのが クルリと巻いていて
この様子が また可愛いっ と思うのは私だけかしら?

種を撒いても 挿し木でも どうかすると こぼれ種でも発芽して
割と丈夫な 夏の花です。


葉に産み付けられた虫の卵がかえって 葉をすっかり食べ尽くす事さえ
気を付けていれば 草芙蓉も木芙蓉も 美しい花を見るのは 
そう難しくは無いのですが
そうそう見張っても居られず やはり葉は穴だらけに成り易いです。



トケイソウとヒオウギ

2009-08-16 07:20:15 | 
トケイソウ(時計草)

今年になって お友達になった人のトケイソウ

朝の散歩で通りかかったら 家の前に居て立ち話…

花の話になると止まらないので グズグズしていたら
つぼみだった花が開いてきたので  パチリ

品種名を知らないと言うので通販のページを見て
多分 パッシフローラ(ジャネット)では?と判りましたが

トケイソウって
ウチの 普通に良くあるのしか知らなかったけれど

黄花時計草や真っ白な白花時計草…
    「私は 大好きな真っ白の花が良いカナ?」

緋赤時計草や赤と白の縞模様の可愛い実をつける品種など
変わった形の花や 何と色々な種類が有ること

しかーし!!
耐寒性が低いため 沖縄などの温暖地以外は
鉢植えでの管理を
冬期は枝を切り戻し室内などでの管理をお勧め とあるので

やはり 私は
お友達の咲かせたのを観るだけにしておきます。


ヒオウギ(檜扇)


橙色の花弁に濃い橙色の斑点があり 葉が扇状に出る事から
和名がついています。
 ダルマヒオウギ(達磨檜扇)と呼ばれる矮性品種もあり

秋頃に付ける黒光りするタネを「ヌバタマ」と言い
夜や黒の枕詞「ぬばたま」はヒオウギのタネから出た言葉です

この種を撒いて簡単に増やせます。