今回は、真空管ラジオのコレクション&レストアを趣味とする方々から絶大の人気を集めているホームページ (新)ラジオ修復記 再生調整方法から抜粋、取扱説明書ふうに編集・再構成した、再生検波式受信機の調整の方法をご紹介します。
再生式検波ラジオ受信機の調整方法
(1)電源プラグを、家庭用コンセントに差し込みます。
(2)キャビネット右側面にある電源スイッチ①をONにします。
・この真空管ラジオは、動作するまで数十秒かかります。
(2)再生調整ツマミ②をゆっくり回すと、スピーカーからポコンと音が鳴る位置がありま。
この位置が再生のかかった(回路が発振を始めた)ポイントです。
再生調整ツマミを止めてください。
・このポイントは左側の同調ツマミの位置で変わってきます。
・再生調整ツマミは360度何回転もしますが、実際に有効なのは180度だけです。
あとは何回、回しても同じ現象を繰り返します。
(3)同調ツマミ③を回していくと、ピュ~という発振音の鳴る位置があります。
その音と共に放送が聞こえてきます。
・発振音は、電波が強いと大きな音で、電波が弱いと小さな音で鳴ります。
・同調ツマミをゆっくり回すと、発振音がだんだん低くなります。
続けて回すと、再び発振音が鳴ります。
(4)同調ツマミ③は、(3)の発振音の谷間に合わせてください。
(5)再生ツマミ②をゆっくり回すと、発振音は止まって放送が綺麗に聞こえます。
また放送の音量も変化します。
・このWANDER受信機には音量調整ツマミがありません。
再生ツマミで好みの音量に調整してください。
(6)以上で再生調整は終わりです。
注意!
・時間が経ち、真空管が暖まり、部品の温度が変わってくると再生調整がずれて、
音が小さくなったり、ピュ~という音が出て発振を始めたりします。
その場合は、再度、手順(3)~(5)を繰返し、再生調整を行なってください。
他の放送を聴く
他の放送局を聴くためには、手順(2)~(5)を繰返し、再生調整をする必要があります。
以上のように再生検波ラジオは煩雑な操作が必要です。しかしこのピュ~という音が聞こえてくると、心が癒されるのも事実です!
ちなみに再生方式のラジオでは、AVC(オート・ボリューム・コントロール)回路と音量調整ツマミが無く、放送局の電波が強い局程大きな音で放送が聞こえるため、再生ツマミを微調整して好みの音量に設定します。
大東亜戦争という日本の大転換期前の時代に思いをよせながら、あなたも再生検波のラジオの調整をして、昔の音を聞いてみませんか?
再生式検波ラジオ受信機の調整方法
(1)電源プラグを、家庭用コンセントに差し込みます。
(2)キャビネット右側面にある電源スイッチ①をONにします。
・この真空管ラジオは、動作するまで数十秒かかります。
(2)再生調整ツマミ②をゆっくり回すと、スピーカーからポコンと音が鳴る位置がありま。
この位置が再生のかかった(回路が発振を始めた)ポイントです。
再生調整ツマミを止めてください。
・このポイントは左側の同調ツマミの位置で変わってきます。
・再生調整ツマミは360度何回転もしますが、実際に有効なのは180度だけです。
あとは何回、回しても同じ現象を繰り返します。
(3)同調ツマミ③を回していくと、ピュ~という発振音の鳴る位置があります。
その音と共に放送が聞こえてきます。
・発振音は、電波が強いと大きな音で、電波が弱いと小さな音で鳴ります。
・同調ツマミをゆっくり回すと、発振音がだんだん低くなります。
続けて回すと、再び発振音が鳴ります。
(4)同調ツマミ③は、(3)の発振音の谷間に合わせてください。
(5)再生ツマミ②をゆっくり回すと、発振音は止まって放送が綺麗に聞こえます。
また放送の音量も変化します。
・このWANDER受信機には音量調整ツマミがありません。
再生ツマミで好みの音量に調整してください。
(6)以上で再生調整は終わりです。
注意!
・時間が経ち、真空管が暖まり、部品の温度が変わってくると再生調整がずれて、
音が小さくなったり、ピュ~という音が出て発振を始めたりします。
その場合は、再度、手順(3)~(5)を繰返し、再生調整を行なってください。
他の放送を聴く
他の放送局を聴くためには、手順(2)~(5)を繰返し、再生調整をする必要があります。
以上のように再生検波ラジオは煩雑な操作が必要です。しかしこのピュ~という音が聞こえてくると、心が癒されるのも事実です!
ちなみに再生方式のラジオでは、AVC(オート・ボリューム・コントロール)回路と音量調整ツマミが無く、放送局の電波が強い局程大きな音で放送が聞こえるため、再生ツマミを微調整して好みの音量に設定します。
大東亜戦争という日本の大転換期前の時代に思いをよせながら、あなたも再生検波のラジオの調整をして、昔の音を聞いてみませんか?
ご教示頂きたくコメントさせて頂きます。
最近昭和20年代くらいのラジオを入手しました。再生式ラジオということなのですが、
スイッチを入れ温まってくると「ピュー」という音が鳴り出し、かなり大きくなる為、途中でスイッチを切るしかなくなります。
再生ダイヤルも同調ダイヤルをいくら回しても音の変化はありません。
以前、シャープ製の同じく20年から35年くらいのマジックアイ付きの再生式ラジオを持っていましたが、再生ダイヤルや再生ダイヤルを動かすと音の変化があり音楽や人の声も聞こえたのですが、今回のラジオは「ピュー」の音しか聞こえません。
これは壊れているのでしょうか?
ちなみにアンテナ線は、スピーカーケーブル(5m)を使用しています。
また、AM用のループアンテナに換えても結果は同じでした。
真空管が外れているとか、緩んでいるとか、原因は何が考えられるのかご教示頂けましたら幸いでございます。
宜しくお願いいたします。
こちらでははじめまして♪(笑)管理人様の元ネタをこのようににリライトしてしまいました・・・駄文で申し訳ありません。
>お客様をご紹介下さり
へ?ボクの紹介と名乗った方が依頼されたのでしょうか?紹介の場合は、「○○様を紹介させていただきますので、宜しくお取りはからいください」とメールしますので。
最近は真空管ラジオ修復記の修復記事が増えて、楽しませていただいています。
こちらは修復(清掃?)記事から遊離してしまってます。。。A^-^;