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湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

※旧ブログの一部コラム・記事、全画像は移植していません。こちらのコンテンツとして残します。

ドビュッシー:「子供の領分」組曲(カプレ管弦楽編)

2012年10月04日 | ドビュッシー
トゥーシュ指揮コンセール・トゥーシュ管弦楽団(hindenburg:CD-R/PATHE)1920/12

冒頭からあまりに鄙びていてがくっとくる。大正時代の盤だからノイズは仕方ないし音色だってこの時代の標準だろうから余り責めるのもよくないが、音のキレも悪いし揃わないしだらだらしている。ただ、曲によっては面白い。といってもカプレの明るい編曲が私は苦手なのでそれも含めてマイナスに聞いてしまうところもあるが、ゴリウォーグのケイクウォークなどは一種独特の雰囲気があって楽しめた。同時代奏者のなせるわざだろう。
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ドビュッシー:管弦楽のための映像~Ⅱ.イベリア

2012年10月04日 | ドビュッシー
クレナウ指揮ロイヤル・フィル(columbia)1926・SP

クレナウの芸風はちょっと特殊で、冒頭和音のアクセントを「音をテヌート気味に伸ばす」ことで表現していることからも何か違和感を感じる。また古い録音であるがゆえ録音条件もオケの脇の甘さも決して褒められたものではない。ただ、この時期にしては下手ではなく、印象に残りづらい解釈である反面途中でやめたくなることもない。これはこれでいいのだろう。
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ドビュッシー:「放蕩息子」~行列とエール・ド・ダンス

2012年10月04日 | ドビュッシー
クレナウ指揮ロイヤル・フィル(columbia)1926・SP

「イベリア」とのカップリング。ごく短い曲ゆえ余り書くことがないのだが、時代なりの鄙びた音にこのオケらしい中庸さがほどよく効いてまあまあ聞き易くなっている。
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ショスタコーヴィチ:交響曲第9番

2012年10月04日 | ショスタコーヴィチ
○バーンスタイン指揮NYP(vibrato:CD-R)1965/10/17live

録音が悪く放送ノイズが混入するのも辛いが、演奏はバーンスタインNYPらしい特有の迫力があり聴く価値はある。重い響き、暗く巨大なロマンチシズム、ショスタコらしさという点ではもう少し「血抜き」が欲しいところだが、純粋に音楽的な楽しさでは他のソヴィエト指揮者などには真似できない域に達している。
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マーラー:交響曲第2番「復活」

2012年10月04日 | マーラー
○バルビローリ指揮ハレ管弦楽団(放送)1952/3/12live

壮年期バルビの復活として価値は高い。スピーディでダイナミック、ハレ管の緊張感漲る演奏ぶりも凄まじい。トスカニーニを想起するような音楽作りではあるが、緩徐部ではまさに歌謡的なバルビ節炸裂。録音の悪さ、とくに2楽章での物凄い歪みは看過しがたいものがあるものの、これはNYP時代を思い起こさせる怒りに満ちた演奏であり、ぜひ復刻してほしいものだ。ただ、終楽章はかつてより巨匠指揮者がおのおの個性的で偉大な演奏を繰り広げてきた楽章であり、それらに比べるとやや地味である。バルビは合唱導入部よりダイナミズムを抑え気味に、荘重さに重きを置いており、音量も表情変化もオーソドックスだ。終演後のカタルシスも思ったよりは得られずブラヴォも飛ばない。そういう解釈だとわかってはいるのだが、ここは派手な演出で劇的な盛り上がりが欲しかったかも。○。
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プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番

2012年10月03日 | プロコフィエフ
○シェリング(Vn)デルヴォー指揮コンセール・コロンヌ管弦楽団(ARDMORE:CD-R/ODEON)1956・LP

板起こし裏青盤は一楽章にあからさまな針飛びがあり唖然とさせられるが注意書きがある手前文句は言えない。シェリングは最盛期といってもいいだろう、過度に清潔でもなく技巧的に難もなく、暗いロマンティシズムに彩られた同曲の趣向に沿った演奏を繰り広げる。プロコフィエフらしい難度の高い癖のあるパセージも緩やかな旋律と齟齬を生じさせることなく自然に流している。技巧を見せ付けるよりも音楽を聴かせることに徹している。やや音は浅いがシェリングの個性だろう。デルヴォは後年の奇妙な個性を出すことなくバックに徹して雰囲気もよい。フランスとは縁のある曲だがフランスの楽団の軽快な音によって曲のロシア臭が抜けているところも特筆すべきか。三楽章は後年のプロコフィエフを想起する明快なパセージがひときわ目立つが、シェリングはやはり自然体で部分部分を殊更に表現するのではなく大きな流れを形づくるようつとめているようだ。民族性が足りず盛り上がりに欠けるという見方もあろうが、シェリングを楽しむという意味では聴いて価値ある。裏青盤はハチャトゥリアンとのカップリング。
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ウォルトン:交響曲第1番

2012年10月03日 | イギリス
○ノリントン指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団(dirigent:CD-R)2007/10/26live

細かい揺らしのない四角四面のテンポでありながら精密な響きとアタックの強さでそうと感じさせない盛り上がりを作っている。原曲の魅力をしっかり引き出せている、と言ったほうがいいか。諸所不満足な部分はあるし例のノンヴィヴの導入などそこでそれは必要なのか、というような「改変」はあるが、まるでシェルヒェンのような独特の域を示すものとして楽しむことは可能。唯一、最終音を切らず引き延ばしたのはいかがなものか。拍手も戸惑うというものだ。
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ストラヴィンスキー:花火

2012年10月02日 | ストラヴィンスキー
サバータ指揮聖チェチリア音楽院管弦楽団(SCO)1945/6/15live・CD

擬似ステにもかかわらず音がよれて悪すぎる。色彩感とスピード、とくに前衛的なハーモニーがうつろう中間部は上手いが、いかんせん判断のしようのないレベルの録音。無印。
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ディーリアス:楽園への道

2012年10月02日 | イギリス
○トーイェ指揮新交響楽団(HMV)1929/9/13・SP

いきなり即物的で情感の無い軽い表現にがくりとさせられる。弱音部は美しいがフォルテがあからさますぎる。まるでワグナーだ。音も明るく陰がない。うーん。
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ディーリアス:楽園への道

2012年10月02日 | イギリス
○バルビローリ指揮ハレ管弦楽団(HMV)1945/2/16・SP

録音に難があるが重厚にうねるようなバルビ節はしっかり聞こえてくる。ややロマンチシズム過多かもしれないが物語の筋書きをなぞるように狂おしく切ない。
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ディーリアス:春一番のかっこうを聞きながら(短縮版)

2012年10月02日 | イギリス
○グーセンス指揮ロイヤル・アルバートホール管弦楽団(HMV)1924/1/15・SP

カット版ということもあるが起伏がなくこじんまりとしている。音は立っているのだがひっかかりがない。ディーリアスらしい柔らかさは演出できている。
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ディーリアス:二つの水彩画

2012年10月01日 | イギリス
○バルビローリ指揮ハレ管弦楽団(HMV)1948/5/1・SP

時代のわりに音は悪いか。簡素なオーケストレーションの施された二曲を円熟期のバルビローリらしい慣れた手腕でさばいている。短いしバルビローリの特徴をよくあらわしているとはいえないが、流れよさはさすが。
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ディーリアス:夏の庭にて

2012年10月01日 | イギリス
○トーイェ指揮LSO(HMV)1928/2/19・SP

トーイェはディーリアスに向いている。録音こそ茫洋としているがオケは繊細で響きは今でも通用するような配慮を感じさせ、音楽的にとてもバランスがいい。
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ディーリアス:ブリッグの定期市

2012年10月01日 | イギリス
○グーセンス指揮ロイヤル・アルバート・ホール管弦楽団(HMV)1923/12/31・SP

トーイェ盤よりずいぶん短いがこちらのほうが耳なじみのある版。録音もより明らかではっきりしている。だが演奏はいまいち。編成をしぼっているせいでバラけ味がどうにも気になる。折々は楽しげだがまとまりは感じられない解釈もどうかというところ。○にはしておく。
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