◎アンセルメ指揮バイエルン放送交響楽団(orfeo)1964/1/24live・CD
これは叙情的!2楽章などオネゲルの緩徐旋律を、これ以上無いほどロマンティックにしかし清潔に表現している。こんな曲だとは、という向きもいるだろう。アンセルメ向けの透明でかっちりしたアンサンブルを提示するBRSOも秀逸だ。かたやゴリゴリのバッハイズムの発揮された曲想の表現もアンセルメらしい鋭利で統制のきいたもので、クーベリックのオケとは思えない精度である。とにかく2楽章以降は暗い曲想もまったく叙情的に聴こえてしまうほどで、とにかく美しくて、ビックリ。◎。
これは叙情的!2楽章などオネゲルの緩徐旋律を、これ以上無いほどロマンティックにしかし清潔に表現している。こんな曲だとは、という向きもいるだろう。アンセルメ向けの透明でかっちりしたアンサンブルを提示するBRSOも秀逸だ。かたやゴリゴリのバッハイズムの発揮された曲想の表現もアンセルメらしい鋭利で統制のきいたもので、クーベリックのオケとは思えない精度である。とにかく2楽章以降は暗い曲想もまったく叙情的に聴こえてしまうほどで、とにかく美しくて、ビックリ。◎。