湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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<銭湯日記>白山湯(豊洲)<人工>炭酸泉

2020年02月10日 | 東京温泉











東京初の人工高濃度炭酸泉として有名で、地域密着型小規模銭湯でありながら書籍でも取り上げられる。豊洲近辺で唯一の多機能銭湯という点でも重要なんだろう。開湯直後からよく混むし、回転が早いので、カラスの行水の自分ですら三人分入ってるようなかんじだった。ちょっと地元感強いかなと思ったら瞬く間に入れ替わっていくのでかえって気楽。水色の天井が続くなあ(全般に非常に清潔で、使い易さが際立つ)。

浴槽が面白く、奥壁に固まってある小型銭湯サイズではあるが、半分を炭酸泉が占めて、残りの白湯は4分割され3つはそれぞれスイッチ式のジェット系設備があって、つまり四人しか入れない。炭酸泉は四人は余裕で入れるので、炭酸泉のが大きいのです。底にメタル式の炭酸発生器が埋め込んであり、時々大きめの泡も出てくる。蒲田の海側にやはり最古の人工炭酸泉をうたうところがあったが、同じく底にメタル発生器を埋め込むスタイルだった。こちらは横置き型の発生器(これを後から導入するところは多い)も併設していて、さらに(開湯直後だったせいもあろうが)温度がかなり低めで、38度設定だそうだが体温と同じか低めにすら感じた。身体への負担がなく、冬なのでさすがに三十分は入れなかったが入っているのを忘れて物思いに耽ってしまうほどストレスがなかった。

これらは多分初期型発生器の弱みを補うためのものかもしれない。すぐに肌にきめ細やかな泡がびっしりつく系の新しい発生器とは違うけど、数分で遜色ない泡が覆い尽くしてくる。サウナは私はいらないので、この炭酸泉だけあれば通える。良い湯いただきました。


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