湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

※旧ブログの一部コラム・記事、全画像は移植していません。こちらのコンテンツとして残します。

2019/11/1日誌(復元):首里城収蔵品安否(白沢無事か) ハロウィンは渋谷コミュニティ崩壊の徒花 太田佐久間のラジオ抗争?

2019年11月03日 | 雑記録
※新バージョン投稿画面を使ったところバグって消えてしまいました。そのため文章量や内容の確からしさは損なわれました。すいません。

・気になる話が入る。沖縄戦などによって残存数が極めて少ないと思われる自了の白澤図(例によって獏(夢喰)と混同される)が首里城内にあったという。王に寵愛され狩野安信が認めた、口と耳が不自由な異色の画家。県教委のやや古い本によれば個人蔵となっていた。美ら島財団が取得したのか。保存庫でなく建物内にあったものはどのくらいあったのか。。この本で文化財指定されている中には他にも博物館や公的機関所蔵でない、個人蔵のものがある。。南殿・北殿には展示スペースがあったと思うが、あそこに展示されるものなのだろうか、それなら最近の展示物にもあった複製であってほしい。県教委「沖縄の文化財Ⅲ有形文化財編」より
(続報)
美術工芸品、少なくとも58点焼失 首里城火災で沖縄美ら島財団 多数は依然確認できず(琉球新報)
首里城に所蔵されていた国宝級の工芸品 被害状況分からず 財団は「現在確認中」(琉球新報)
※白澤図が含まれている
琉球国王・尚育王の書も焼失か 貴重な品々を収蔵していた首里城(琉球新報)
続報があれば。最悪か、、
(続報)
県指定文化財3点無事とのこと。具体的に何がどのような状態ということがわかれば不幸中の幸いと。もちろん指定されているかどうかと別の価値観からの視点もあることは前提。
※以下の3点が首里城公園管理センター所在とされる全県指定有形文化財(美術工芸品)。
自了筆白沢之図
黒漆菊花鳥虫七宝繋沈金食籠
黒漆牡丹七宝繋沈金食籠

これを載せる意味もあまりないが、首里城(百浦添御殿)の歴史。参考。※原典や文章を載せていましたがgooブログのバグで消えたので図像だけですいません
廃藩置県で沖縄県として吸収、薩摩の軍隊が駐留したころ(明治前期か)

一部建物が壊され、御庭は小学校の校庭となる。絵葉書は明治末期以降のものなのでその当初と思われる。

解体修理直前。
解体修理され沖縄神社拝殿となった。龍が内側を向く。大正14年に旧国宝指定。
昭和6年の測量図。今のものはこのとおりに復元された。

戦後首里城敷地に設置されていた琉球大学移転に伴い復元計画が加速。昭和61,62年に発掘調査が行われた。これは正殿の跡地。調査終了をもって再建がなされ、平成2年から3年かけて正殿復元、ほか最近まで敷地内の整備復元や、初期に復元した正殿などの劣化修復、およびさらに厳密な復元が行われた。ここでは90年代半ばの写真をあげたが、当時とくらべ今の漆塗は深い色で光沢もある手の込んだものとなっていた。

記憶では再建当初はいちはやく復元され名所と知られた守礼門に対し、冷ややかな目を向ける向きもあったように思う。その後守礼門から首里城上へ観光の流れが変わり、諸施設が整備されて今の形になった。もう有料だけど。

・gooブログやめてエキブロに統合しようかな。消えるバグは致命的。

・深夜ラジオに波風が立つことが増えた気がする。新陳代謝が激しくなったのも理由だろう。テレ東佐久間P(ゴッドタン、青春高校等)がオールナイトニッポン二部を担うことになりあっといわせたのが今春。民放キー局局員番組制作裏方トップの怒涛のブッキング力で、豪華芸人ゲスト回を連発しがっちりリスナーを掴んだ後(歌手と俳優と芸人を通常回に連発しナイナイを抜かした、おぎやはぎのメガネびいきを思い出す)、持ち前の饒舌さと笑いの瞬発力に、長年深夜二時の人気番組をやってきた自信を加え初DJとは思えない勢いがあった。

でも通常回は、テレビの裏話や芸人や番組関係者、仲のいい同業者との交流を通して見た話の面白さで、ゲスト回の超絶な面白さの延長上だったように感じた。二部だから内輪感はそれでいいかもしれないが、視野は職場から外に出ていかない。興味の多岐にわたる人なので漫画、舞台、映画とインスタやTwitterでも幅広さを見せているが、このラジオでは話題をお笑いに絞りがちで、なおかつちょっと裏のちょっといい話、ではなくてズルズル仲のいい有名芸人の話。ゴッドタンメンバーの話は濃くなるし、また他の曜日のパーソナリティも多い。これはJUNKでも曜日通して交流するといったことはあるのでおかしくはないが、横のつながりによって番組の存続を盤石にしたように思えた。一方でボーダーラインの芸人にとっては、というか、かつてアルピーがそうであったように、冗談めかして言われている「雇用を握る」ということの重さが一般人の想像を越えたものであることも感じさせる。シビアなのだ。

しかし、そこで尊敬する伊集院さんが来る、ということになる。既にとらじおと(昼の番組)ゲストに行って盛り上がっており、伊集院さん特有の気まぐれなゲストOKの言葉を受けてのこと。他の芸人と違い、ゴッドタンではねたハライチ岩井に言わせれば現在の深夜ラジオのフォーマットはほとんど馬鹿力(深夜)の真似、というほどのラジオの帝王伊集院光のゲストとあって、一週前から伊集院愛を語る姿は、いわば手札ともいえる先の芸人たちと違う、尊敬とも違う、何か恐縮を装いながらどことなく「やってやろう」という印象を抱いた。そして当日は伊集院さんに結構突っ込んで絡むのだが、ああ、やはりテレビのけっこうな権力者なんだ、と思ったのは、あれだけ尊敬のような言葉を口にしていたのに、喋り口がしばしば上になる。突っ込んでもしまう。

DJとしての言葉遣いとは違う業界人の言葉だった、特に伊集院さんは慣れてるから気にしてないだろうが、これはテレ朝の加地Pゲストですらあまり感じなかったので、それだけ素が出たのかもしれないが、あれ?という間にそれでも帝王と百戦錬磨のプロデューサーのラジオは終わった。その中で、もうぜんぜん伊集院さんのラジオ聞いてないんだな、という節もあり、ラジオリスナーならそれでいいけど、熱狂性を打ち出したパーソナリティがそれってどうなんだろう・・・と。伊集院さんはあまり過去にこだわらないようだが、散々語られた20年前のはがゆいの話がまたも出て、わりと聞いてる身にしてみれば、そうかその時期ね、という感じで冷めた。と同時に、どうしても本当のパーソナリティでない、という感じが強まったのだ。

コーナーについては熱狂的なゴッドタン信者か、あきらかにサンドリのゲスナーが流れ込んで初期は異常だった。すさまじく面白く、佐久間Pを貶めて、それがいい方向に盛り上がり、「船長」という呼び方が生まれた。これがいつのまにか緩くなっていく。おそらく年齢層が下がったんじゃないかと思う。本編・コーナーともに非常にムラが出てきて、いよいよ番組が問われる時期に来たんだなと。ちなみに今週は面白かった(つまらなかったタクシーのタイアップコーナーも終わるようだし・・・無茶苦茶面白がってたけどほんとに面白いと思ってたのかな・・・)。

本多劇場で単独ライヴという、ほんとよくわからない出来事がある。プラチナチケットになり、そこに高田文夫さんが来て、ラジオに呼ぶことになったのが先週。絶賛だったというがそのへんは知らないのでよくわからない。それに何と狂った老犬、爆笑問題太田さん(若い狂犬は神田松之丞)が一瞬噛みついたのが火曜日。大して話題にならなかったがラジオマニアやお笑いマニアはまたプロレスだと色めきだった。ものの、あれはあくまで番組後半ふと思いついて短く噛みついただけだから、大した思いもなく、何よりまず高田文夫さんが絶賛してるということへの思い(嫉妬とも違う、芸人としての思いというような)、話の内容が芸人の裏話、すなわちこのオールナイト二部で語りつくせない、語れない、おそらく番組で仲の良い芸人についてのイイ話を番組制作側の目線で喋ったようで、ここに、芸人のことを芸人以外が喋ってんじゃねえ、という持論をストレートでぶつけただけにすぎない。しかも裏方、しかも前記のような「権力者」であるということ。

守る者もない芸人の孤軍奮闘する内面は、芸人にしかわからない、そういうことを許すから素人がネットに芸人論語るようになってしまったんだ、芸人は見て笑えばそれでいい。自分もそうだよなとかなり前から自戒しつつ、ここでも書いているので素人は勘弁してほしいが、多分太田さんは超昔から言っており、そこに権力が絡むのが、権力嫌いとしては鼻についてるのだと思う。この人も権力じゃん、というのはプロレスのたび言われてたのでまあ置いといて、佐久間ANNへの違和感の、言語化をしてくれたようにも思った。芸人について語るのは芸ではない、話芸でもない。さて、あの番組もそこを完全に吹っ切ってさらに面白くなるのだろうか。芸人の目利きに定評あるといっても、オーディション番組にするわけにもいかないし、ラジオはそれでは一年もたないと思う。。

記憶違いがあったらすんません。なお、もうやられないのでほっとしたが、漫才やコントへの愛を語る、そのじつ歴史や技術論を語り合うという企画、あれこそほんと太田さん、客に見せるもんじゃないと怒りそうだし、案の定二回目は不発だった(かまいたちを入れたのはほんと良心だった、忖度しない現役だから)。アメトーークは賢明にも一回で終わった。笑いを説明するのもされるのもとても恥ずかしく見える。愛が偏るのも見づらい。ナイツの宣伝番組だったのかな。

・ハロウィン?渋谷はもういいんじゃないかな。東急が高級なオフィスビル群にしますよ、って言ってるんだから、渋谷はもともと東急が中心になってた街なわけだし。何度も追い出そうとされ、そのつど若者文化で押し切ってきたのに、ここまで拒絶されるわけだから、隣の原宿でいいんじゃない。ハロウィンも「ええじゃないか」でいいよ。渋谷の幕末幕末。

Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2019/11/2日誌: ラグビー南... | TOP | 2019/11/3日誌:目黒通り史跡散歩 »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Recent Entries | 雑記録