湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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マーラー:交響曲第10番~Ⅰ、Ⅲ

2008年11月20日 | マーラー
○ミュンシュ指揮ボストン交響楽団(DA:CD-R)1959/12/3live

プルガトリオ付きなのが珍しい。クシェネク版か。一楽章は恐らく"0""0""0"classics(CD-R)既出のものと同じ(録音日表記は違うが演奏時間がほぼ同じ)だが、エアチェックノイズ含め音質は悪い。序奏部など一部を除き非常にドライで軽い独特の演奏。乾燥しており、インテンポで、音の迫力でのみ起伏が感じられる。こだわりが無い。ただ、若干こなれているというか一定の精度は保たれており、それなりの充足感が得られるところをみると慣れていないわけではなさそうだ。むしろ力感溢れるリズム表現が聞かれるプルガトリオのほうに魅力を感じた。ミュンシュらしくもない「マーラーになっている」。カップリングにフォレスターの歌唱による亡き子をしのぶ歌と若き日の歌という歌曲集が入っている。ミュンシュのマーラー歌曲伴奏はRCA正規録音がある。

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