湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第1番

2013年01月31日 | プロコフィエフ
○カッツ(P)ボールト指揮LPO(CEMBAL D'AMOUR/EMI)CD

いきなり下品なブラスのぶっ放しから始まるが、すぐにソリストが主導権を持ち音楽を流麗に展開させてゆく。プロコフィエフ的な色彩の鮮やかさな変化は楽しめる。フランスっぽいこまやかな和声のリリシズムはさほど引き立たない。いずれソリストによるところが大きく、同時代のバルビローリに較べれば余り数の無いボールトのバックは丁々発止というわけにはいっていない。
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