湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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<銭湯日記>みどり湯(緑が丘)白湯銭湯

2020年02月08日 | 東京温泉
目黒区に銭湯を探すのもなかなか苦しいです。地価の高く家風呂が多く、という地域は銭湯が生き残れない。みどり湯は自由が丘と言うことも言えなくもない、ヤマダ電機裏にありますが、既に隣の緑が丘であり、もはや東工大エリアの大岡山に近づいており(あちらにも銭湯はありますが)、また駒沢の方にまっすぐ向かえる位置にもあり、ランニングステーションに使う人もいるようです(荷物預け可能)。ただ、見た目も中身もまったくご近所銭湯。お客さんもご近所。特殊な性能を持つ銭湯ではないので遠くからくる人もいないのでしょう(雰囲気も鄙びていてなんとなく余所者の入りやすいかんじは少ない…共用部はそれなりに整えられている)。記憶するかぎりかつては町々に存在した銭湯とくらべ、ここは新しい方で、内装も富士山含め新しくしてはいるけれど所謂普通の「銭湯」。リニューアル銭湯でもデザイナーズ銭湯でも温泉でも宮造り和風でもない、6070年代からの一般銭湯と言えば雰囲気は伝わるか。となりに新し目の雑貨屋があり同じ経営のようですけど、この形態もさほど古くはないような。浴場はコンパクトにまとまり、サウナもありますが基本的に奥にジェット寝湯3基があるのがメインでここは人気、ほかバイブラの湯桶。あとはシャワーブース。薬湯などもないです。きれいにはしていますけど設備が50年ものなので、タイルの風呂の目地もちょっと部分的に気になる人はいるかもしれない(むしろ薬湯にしたほうが変な言い方ごまかせると思うものの、湯桶全部つながってるので全部薬湯になってしまうのも問題だ)。50年と書いたけど銭湯ではそのくらいのところはあるので、ここは部分設備のマイナーチェンジを繰り返して今の代で頑張ってるんだろうなあ、というところ。地域の銭湯としてこれからも踏ん張ってほしい。脱衣場は広々感がありました。早々と午後2時15分開湯というのはメリット。

※豆知識:夏は近所の小学校がプール開放するのでシャワーじゃ物足りない人はこちらへ。



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