湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

※旧ブログの一部コラム・記事、全画像は移植していません。こちらのコンテンツとして残します。

マーラー:交響曲「大地の歌」

2009年09月06日 | マーラー
○クラソワ(A)ブラシュト(T)シェイナ指揮プラハ国立歌劇場管弦楽団(aulide:cd-r)1960/5/29live

雄弁で感情豊かなソリストが聞きものの演奏。技巧的にも安定し、チェコ語だからこそ板についた感情を出せているのかもしれない。ワルター壮年期張りの指揮にアマチュアレベルのオケ(技術的にばらけすぎである)、しかし内燃率が高く表出意欲は満点。力強く突き進み、ボリュームある音は好きな向きには好ましいものだろう。たんに下手くそと聞くか30年代頃に遡ったような珍しい音源ととるか、録音が戦時中並に悪いのもあってけしてオススメはしない。客席反応は静か。

Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« マーラー:交響曲第9番 | TOP | ヴォーン・ウィリアムズ:ロ... »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Recent Entries | マーラー