ガッツリ宮造りの温泉銭湯で、宮造りとしては少し小ぶりなのかもしれないけど、内装がなかなかレトロすごい。天狗。金魚。シャンデリア。東郷青児風彫ガラス戸。格天井。木造下駄箱。拍子木。相撲相撲。縁側タバコスペースの鯉池とウミガメの甲羅。看板の上にいる猫のようなもの。
写真を撮ってる人もいましたし名物なんだな。
そしてこういう古風な銭湯に似つかわしくない、リニューアル時のものだろう、有機的な曲線の浴槽にローマ風彫像の滝口。白湯のバブル施設は超音波でミクロバブルを発生させる。一方、たぶん、古風なママ残したと思われるのが黒湯浴槽で、3人くらい入れそうだが、仕切りなく電気が流れている!設計上一人だけ電気のはずが、二人感電するとおもわれる。手すりも通電。でもみんな好きですねえ。。湯は30-50センチ透明度というか、どうやらこのへんの黒湯は透明なんですね。ぬるぬるはしないがしっかりした黒湯感で、白湯との差は歴然です。あたたまる。そりゃ蒲田みたいな泥黒湯に比べて調整感は否めないけど、ここは黒湯だけではないのです。壁絵はテンペラを貼っており交換式?今は瀬戸内海のどこかです。どこだこれ。
写真を撮ってる人もいましたし名物なんだな。