湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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マーラー:交響曲第7番「夜の歌」

2011年03月14日 | マーラー
○コンドラシン指揮ACO(TAHRA)1979/11/29live・CD

素晴らしく律せられ、愉悦的で官能的。(この曲の演奏にありがちな)ねっとりした情感は感じ取れないものの、音楽的な完成度は非常に高い。終始テンポが速く、それがこのだらりとした長々しい楽曲の弱点を克服するための手法に聴こえてくる。ただ、4楽章も異常なスピードでさらりと通してしまうのは、この指揮者の特質とはいえちょっと納得のいかない部分もある。前後の楽章のアンサンブルが胸のすくものなだけに、夜の歌2はもっとコントラストをつけて粘着質にいってもらったほうが「らしい」と思う。それを割り引いて○。オケの精度の高さにはびっくりする。コンドラシンのライヴはけして精度が高いものばかりではないのだが。

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2 Comments

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やっとパソコン直った。 (田豊)
2011-04-07 20:17:08
いや、ただ、発声したかっただけです。
やっと、直ったので。

地震は置いていた家具の方向が運がよかっただけで、90度違う置き方だったら、部屋中の家具が倒れたようです。
まあ、DVDがちょっと落ちただけ。
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大丈夫ですか? (管理人)
2011-04-08 15:10:57
お久しぶりです。揺れの激しい地域にお住まいだったんですね。昨晩も強い余震がありました。お気をつけて・・・
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