湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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ブラームス:弦楽六重奏曲

2009年04月27日 | ドイツ・オーストリア
スペンサー・ダイク四重奏団、ロッキア(2ndVa)、ロバートソン(ロビンソン?)(2ndVc)(NGS)1925/5・SP

だんだんとよくなってくるが1楽章冒頭からのぎごちなさの印象を払拭するまでには至らない。ダイクが他でも見せている、旋律のままに伸縮しようとしたりボウイングが弓に支配されてぎごちなく、短い音符にヴィブラートがまったくかからないなどまるでスムーズさがなく、同曲のような旋律重視の曲には致命的である。低弦が聴こえない録音としての難点もあり、いくら後半楽章できびきびした律動性とプロフェッショナルな演奏家としての意地をオールドスタイルの名のもとに示せているとしても、やはり1楽章がよくなくては。移弦の試金石のような曲がブラームスは多いですね。無印。セカンドチェロは恐らく浄夜と同じJ.E.ロビンソンと思われるが表記上はJ.E.ロバートソンとなっている。ネットで非公式に配信されている音源(権利切れではある)。

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