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湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

※旧ブログの一部コラム・記事、全画像は移植していません。こちらのコンテンツとして残します。

☆ショスタコーヴィチ:交響曲第10番

2017年08月31日 | ショスタコーヴィチ
○ヴォデツコ指揮ワルシャワ・フィル交響楽団(ETERNA)

LPでモノラルのものを持っているが恐らく元はステレオ録音。演奏はアンチェルに似るか。引き締まった演奏振りにこの指揮者の厳しい統制が聞いて取れる。緩急をそれほどつけないが全般にテンションの高いところで演奏を続けており、激しく斬り込むような表現でこの緊張感を高めている。弛緩のシの字もないがかといって面白くない渋い演奏というわけでもなく、アンチェルまではいかないが、適度に楽曲の深刻さと娯楽性のバランスをとりつつ高尚さも保った佳演といっておこうか。聴きやすいが個性的ではない。

※2007/1/12の記事です
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☆ショスタコーヴィチ: 交響曲第10 番

2017年07月23日 | ショスタコーヴィチ
○ミトロプーロス指揮ニューヨーク・フィル(URANIA)1955/10/2アテネLIVE・CD

かなり情緒的だが2、4楽章の驀進力など崩壊寸前なまでに凄まじく、ミトプーらしい力技を見せる。この曲を得意としただけあって、一つとして無駄なフレーズを残さず演じきっている。表層的な盛り上がりに力を入れ過ぎていると感じる向きもあるかもしれないが、4楽章最後がここまで盛り上がる演奏も滅多にない。このあたりは完璧である。祖国凱旋の指揮者を称えるブラヴォも果てしなく続く。○。

※2005/3/28の記事です

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☆ショスタコーヴィチ:交響曲第11番「1905年」

2017年07月20日 | ショスタコーヴィチ
○ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィル(RUSSIAN DISC/VENEZIA)1957/11/3初演LIVE・CD

たいへんに引き締まった演奏でとくに3楽章までがいい。筋肉質のアンサンブルが底浅いと捉えられかねない曲を純音楽的な感興のほうへシフトさせしっかり聴かせる。4楽章は異様な部分がある。アレグロの途中で力感が落ち表現が薄く失速する感じがするのは意図か?それが終盤の異常に暗く凄惨なクライマックスへの布石としたら余りに怖い演出である。鐘は恐怖の警鐘として残響無く泣き叫び続け、やりようによっては大ルバートをかけ引き伸ばしてブラヴォを呼べよう最終和音は、何とも異様に短く、即物的に断ち切られる。何か抗議のような主張。拍手は冷たく通り一遍にあたえられる。音はぼけて聞き辛いモノラル。ラフリンと頒けた「同時初演」の記録で、今はVENEZIAの選集で容易に聴ける。作曲家はこちらに臨席したと推測されているが定かではない。

※2008/4/21の記事です
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☆ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第1番

2017年04月29日 | ショスタコーヴィチ
○ブルガリア弦楽四重奏団(harmonia mundhi)LP

落ち着いた比較的精緻な演奏で硬質な響きを整えた「安心して聞ける演奏」になっている。若い感じがするし決して技術的瑕疵が皆無ではないが、ショスタコの室内楽という、各楽器に独立した高度な技巧を要求する難関の導入口にあたるこの曲においては、やむない部分も多いとも思うのでトータルの聴感で○をつけておく。スケルツォの3楽章がショスタコらしさの最も表われた一つの要になっているがそこは非常に巧くやっており、第二主題のワルツを殊更に煽り立てることなくやっているのが現代風でショスタコぽさを感じさせていい。この曲は伝統的な弦楽四重奏曲の構造や要素を踏襲しながらも、極限まで装飾的な表現・音を削ぎ落とした極めて凝縮されなおかつ「必要な音しかない」曲となっており、ヘタするとたった二本の楽器の「不協和な和声進行」で、しかし確かに「旋律音楽」を進めなければならないような「かなり緊張を要求する」ものだ。そういったことを考えるとこの団体のやや生硬な終楽章などもしょうがないのかもしれない。いや、1、3楽章は素晴らしいし、耽溺しないが旋律の哀愁はほのかに香り続ける2楽章などもうまくできている。
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☆ショスタコーヴィチ:交響曲第5番

2017年04月16日 | ショスタコーヴィチ
○チェリビダッケ指揮スウェーデン放送交響楽団(VIBRATO:CD-R)1967LIVE

既にして運動性よりひびきを重視してはいるが、重々しい一楽章冒頭フーガ、ここからの簡素簡潔なオーケストレーション、ひたすらハーモニーの綾だけで描いていると言えば「コラール音楽を指向している」と読まれかねない。そうではない。確かにここにはロマンチックな感覚が通底している。数学的には引きずるような重いリズムやらテンポやらなんやら言えるだろうが表現にははっきりとした主観的なロマンチシズムが聞き取れ(三楽章の最も印象的な慟哭と感傷の世界にいたらなくても)チェリらしくないほどにドラマティックなのだ。これはAC盤ならではの悪い録音が逆にリアルな演奏の場を演出しているのもある。EMIのエンジニアが入れば「ひたすら鋭利にみがきあげられた響きだけで生気のない演奏」にでもなるのだろうが、ここでホワイトノイズを掻き分けてたちあらわれる荒々しい音楽性は、「録音芸術」という独立した概念を提唱する私にとっては「真実がどうであろうが」素晴らしく魅力的なものであり、このほうが演奏家の素顔をよく伝えるものたりえているのではないか、という幻想を抱かせるほどに面白いのだ。スケルツォ冒頭でベースがゴリゴリいわないのはこの人らしい抑制だがドイツ的な流れよさは心地いいほどだ、物足りなくはない。三はとにかく聞け。四は疾駆しないのが(私でさえ)物足りず、オケの弱さがすこし目立つが、刹那的に愉しむのではなく全体構成のなかに身をひたすなら、チェリの巨視的な解釈が見えてこよう。正しく音価をもたせ盛り上がってもけして切り詰めないところなどイマイチ乗り切れないが、これはムラヴィンを聴き過ぎた者の宿命だろう。むしろ弱音部を評価すべき解釈だ。総体として○。チェリの革命ではいちばん聞きやすい。
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☆ショスタコーヴィチ:交響曲第7番「レニングラード」

2017年04月13日 | ショスタコーヴィチ
○コンドラシン指揮モスクワ・フィル(lanne:CD-R)1975/5/14スメタナlive

そうだ、こんな音だった、ロシアオケ。最近聞いてないので、思い出した。ラテンのリズム感ともゲルマンの音響感とも違う、共にその要素はあってそのうえで、勢いだけではないのだけれども、一文字で表せばやはり「力」。横のつながり、流れ、デジタルではなく連綿と続く有機的なアナログな流れを作るのがロシアオケなのだ。だからコンドラシンのデジタルな解釈も、柔らかい表情を帯びて聴き易くなる。

録音がぱっとせず篭り、生気のない音で前半特に迫力が無い。エアチェックものだ。音楽自体も三楽章を頂点として後半に力点が置かれているように感じる。いくぶん情緒的で、力強いオケに流されている部分もあるかもしれないが私はこういうコンドラシンのほうが好きである。ライヴでの演奏精度は相対的に低くても、根っこの技術的には決して低くない、寧ろソリスト集団とすら言えるロシアオケがコンドラシンと拮抗して、それがうまく融合した表現。録音は平坦だし起伏を意図的に作らないので、最後までわりと地味だけれども、なかなか揺り動かされるところはある。正規録音をもちろん勧めるが、マニアは一回は聴いてもいいかもしれない。○にしておく。
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☆ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第1番

2017年03月22日 | ショスタコーヴィチ
◯ヨーク四重奏団(royale)1940?・SP

やや生硬だが実直な足取り、ショスタコーヴィチらしさと言うべき不協和音のひときわ際立つように中低音の強調された響きや独特の表現の面白さには惹かれる。二楽章の主題のベートーヴェンのような雄渾な出だし、音の切り方には驚いた。ファーストの線が細く縮緬ヴィヴラートの古風さとややもすれば幼く何の色も付いていない表現とのマッチングが面白い。旋律的ゆえに、ファースト偏重で押し通すやり方がショスタコーヴィチらしくも感じられ聴きやすい曲だけれども、これは結果的には裏が引き立つ立体的な演奏となって、アンサンブルとして楽しめる。逆にスケルツォの鋭さ、激しさが余り無く(スタッカートが甘くなる箇所はいくつかあるがこれは解釈か)、中間部のワルツも実直過ぎでコントラストがはっきりしない、しかし部分的に自由にやっているふうのテンポのところもあり、同じような調子は四楽章にも引き継がれるから、解釈ではあるのだろう。音程が狂う箇所は全楽章では取り敢えず三箇所確認できたが目をつぶる。四楽章展開部あたりからの勢いとソリスティックな表現はちょっと独特の楽しさがある。ライブ感がある。全般、上手くはないが面白い。ファーストチョイスには向かないが、余裕綽々の一番に飽きたらこれもまたよし。◯。ニューヨーク四重奏団とは違います。けしてヘタでもないですよ。個性です。自由です。アメリカですから。袋に1941年2月13日以降3回の年月日押印があるが、どこかの資料館の貸出記録のようなのでその直前くらいの録音か。私の盤は綺麗だが音は悪い。
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☆ショスタコーヴィチ:交響曲第10番

2017年02月17日 | ショスタコーヴィチ
◎スヴェトラーノフ指揮ソヴィエト国立交響楽団(ICA,bbc)1968/8/21ロイヤル・アルバートホール(プロムス)live・CD

2011年初出。有名な「プラハの春」翌日の「ブーイングコンサート」で、ロストロ先生によるドボコンが既に販売されたところだが、そのメインプログラムになる。チェコ侵攻を糾弾する怒号の中平然と序奏部に入る御大だが楽団の緊張感たるや相当のもので、最終的には名演であるスタジオ録音を(モノラルにもかかわらず)大きく上回る完成度の出来となり、DSCHの刻印が大音響となって響き渡る(自己顕示欲の塊か!?)終演間髪いれず大ブラヴォーの結末。音楽の力を思い知らされる。このころの神がかった御大と充実した楽団を聴いてみたかった。同曲はカラヤンも着目するところとなるくらいショスタコでは隠れた名作で、ただ書法的にすこぶる単純なところがあり三楽章を中心とした緩徐部ではフルートがひたすら息の長い旋律を吹くだけ、など、構造性を拒否した単線的な進行が目立つ。それが悲痛な叫びと聞こえるか退屈な蟠りと聞こえるかで年がわかるというものだが私は今は後者だったりする。ので迷ったのだが、とにかくこの楽団でここまで隙がなく、また、御大らしい「伸び」のないムラヴィンスキー的な突進というのはそうそうない。◎だろう。
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☆ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番

2016年10月11日 | ショスタコーヴィチ

○バシュキーロフ(P)ベズロドニ(Vn)ホミツェル(Vc)(MELODIYA)LP

じつに水際立った演奏で緊密だ。前にも書いたがこの組み合わせはヴィルツオーソ同志の火花の散らしあいではなくあくまで「アンサンブル」として高度に純化された演奏を作り上げていくというところに主眼を置いたものとなっており、どれもが独特の境地を示すたぐいの突出した演奏家でないかわりに技能集団として職人的な巧さを見せている。このショスタコ室内楽の頂点のひとつにおいて比較的直接に表現されている心象と皮肉が、その内容よりも純粋に音楽としてよくできたものであることに気づかされる。こんな演奏を聴くと「俺にはとても無理だわ」と匙を投げたくなる。まじっさい無理なんですが。実演なら感動するだろうなー・・・惜しむらくはモノラルで余り録音がよくないことくらいか。○。飽きない。
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☆ショスタコーヴィチ:交響曲第7番「レニングラード」

2016年10月06日 | ショスタコーヴィチ
○ストコフスキ指揮NBC交響楽団(DA:CD-R)1942/12/13live

冒頭の二音の欠落でいきなり「人間の主題」が「間の主題」となって寛平ちゃんが思い浮かび今ひとつ乗れなかった。というかこちら側の心もち次第で楽しめもするのだが(なぜか5回くらい1楽章だけ聞いている)7割がた流して聞いてしまう。もちろん旋律重視なおかつリズムはしっかり刻み、録音が非常に悪くて弱いもののコントラストの明確な演奏だから気を煽られなくは無い。とくに2楽章は素晴らしい。ただ、3楽章で余り心象に入ってこなかった。4楽章もコンドラシンのような幻想が浮かばなかったが、但しこの楽章は派手に盛り上がるので客席反応もよい。オケがいいだけに録音のせいということしか言えないが、ただ、ショスタコ適性は絶対にある。ストコはもっとショスタコをやるべきだった。
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☆ショスタコーヴィチ:交響曲第4番

2016年09月16日 | ショスタコーヴィチ
◎ロジェストヴェンスキー指揮フィルハーモニア管弦楽団(medici,bbc)1962/9/7エジンバラlive・CD

medici(旧IMP)には珍しく中古で値が下がらないのも道理でこれは実に緊張感みなぎる凄演である。6~8番を予告するような長大なこの曲は、とくに7番の悲劇的な曲想をより複雑に真摯に表現したかのようなところがあり、そこがストーリーだててきっちり表現されていない演奏はとても退屈である。ロジェストはきちんと物語を作る。長大な作品であれば尚更。そのためだけにすべてを整えていく。初演者コンドラシンは逆に抽象的なスコアのまま音にする。この一種サービス精神の差がわかりやすさと説得力の差になる。ショスタコマニアはコンドラシンを求めるだろうが、一般人にはロジェストのほうがずっと向いているのだ。オケが名うてのイギリスオケであることもロシアの偏向した表現におもねらないぶん音楽だけを楽しめる。気合が余って弾けていない部分もあるが、まったく気にならないのは磐石の解釈のせいだ。全体設計がとにかく巧いのである。録音は抜群にいい。リマスターが非常にうまくいっている。空間的なひろがりを音盤にまとめるのに一部不自然な操作が行われているのは原盤がそうなのだろうか。

これは最も納得いった演奏かもしれない。◎にしておく。売ったけどね。
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☆ショスタコーヴィチ:交響曲第7番「レニングラード」

2016年09月15日 | ショスタコーヴィチ
○マキシム・ショスタコーヴィチ指揮プラハ交響楽団(SUPRAPHON)CD

長い曲ですが、敵の鼓笛隊を意味するキッチュな主題のボレロの模倣でシュワルツェネッガーと宮沢えりが踊るだけではない、ショスタコがほんとに切羽詰った状況で、頭でっかちの主義主張ではなく、純粋に苦境の人民を鼓舞しレニングラードを内外の精神的に守りきった内助たる記念碑的な意味の篭められた曲。曲の「前衛的」評価については後からは何とでも言えるが、エリヤスベルグが生き残り逃げ残りのオケマンを集めてナチの包囲下で初演した、スコアはマイクロフィルムにされ大陸横断鉄道から海路をへてアメリカの反ファシズムの名指揮者トスカニーニの手で国外初演された(録音もされた)というまさしく第二次世界大戦のドキュメントに他ならない。しかし時代は遠くなった。ソヴィエトにおける新しくまとめられた全集の一枚であるこれは最近のCD実売価格の趨勢からしてボックスとしてはやや高値。堅実な、硬めの指揮ぶりで息子ショスタコらしい入り込む様子のない客観的な演奏だが、いっぽうで録音もよく壮大さがかんじられる。強い印象は残さないが変なアクのないところは聞きやすく、適度に重い演奏は終楽章まで一貫した調子を維持し、それによって壮大なクライマックスを築き上げブラヴォの渦を呼んでいる。スタンダードな演奏として薦められる。
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ショスタコーヴィチ:交響曲第9番

2014年03月06日 | ショスタコーヴィチ
○バーンスタイン指揮NYP(sony)1965・CD

スピードはあるが響きはズシンとくる一楽章。バンスタならではの魅力的な歌い回しであるとか、二楽章に入っても活きている。旋律の取り出し方が上手い。プレストはリズムはキレているがテンポ的には前のめりにならず比較的落ち着いている。ラールゴから復活のアレグレット、いくぶん暗さを引きずりながら強制的に盛り上がっていく。奇怪な引用旋律の変容、あとは駆け抜けるだけ。NYPの弦はやはり上手い。
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ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番

2014年02月13日 | ショスタコーヴィチ
○チェコ・トリオ(supraphon)

地味さは否めない。まとまりはいいのだが終始落ち着いた雰囲気があり、大人の演奏と言えばそうなのだが、2楽章などもっと喧噪が欲しいし、3楽章も何か諧謔が足りない感じがする。音のアタックが柔らかいせいか。1楽章など追悼音楽としてはちょうどいい温度なのだが・・・。悪くは無いが、ギチギチのアンサンブルを聞きたいとか、何か真に迫った演奏を聴きたいという向きには薦めない。ピアノは綺麗なのだが・・・
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ショスタコーヴィチ:交響曲第9番

2013年11月11日 | ショスタコーヴィチ
○ガウク指揮ソヴィエト国立放送交響楽団(放送)1955/9/24live

なにげなく始まって素っ気ない感もあるが勢いのある楽章では拍手が飛び出すほど力強い疾走を聴かせる。但しやはり雑味が気になる指揮者ではある。
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