
英検というものがあります。
中学生のころ、先生に勧められるがままに
英検を受けた人も多いと思います。そのせいか、英語に自信が無くても
とりあえず英検3級持ってますという人も多く見られますね。
俺も担任教師に「英検を取れば高校に受かりやすい」などという
口車に乗せられて3級だか4級だか受けさせられました。
昨今注目を浴びる英語の資格試験として非常に人気があるのは
まぎれもなくTOEICです。TOEICはふたつのセクションから成っており、
リスニングが100問、リーディングが100問の約3時間で完結します。
英検との違いを挙げると、リスニングに特化されているので
リスニング問題が大量に出題されることと、
英検のように試験結果が合否ではなく、5点から990点までの
5点刻みで点数が与えられることです。
「今の時代、英検なんて使い物にならない」と口を酸っぱく叫ぶ人たちは
各受験者の能力を5点刻みで細かく分けるTOEICの魅力に惹かれているとも
言えるのではないかと思います。
例えば、英検準一級を6,000円出して受験して落ちても
履歴書の資格欄に「英検準一級 不合格」とは書けませんが、
TOEICの場合は受験さえすれば必ず点数が割り出され、
結果がどうであれ履歴書に書けるわけです。
また、TOEICの設問のほうがビジネスや日常生活によりフォーカスされており、
英検よりも実用的だ!と考える人が多いようです。
でも俺の現在の目標は、TOEICで950点取ることではなく、英検一級です。
俺の個人的な考え方ですけれど、英検は日本人の英語力を測るうえで
これ以上無いほど優れた試験だと思っています。
その理由ですが、まず英検の問題は特に日本人が苦手な設問を狙って出してきます。
日本人の苦手な問題とは関係代名詞や冠詞など、
主に日本語に存在しない文法概念を突いてくるので
しっかり勉強しておかなければ得点は困難です。
もうひとつ大きな理由に、ライティング・スピーキングの存在です。
TOEICは聞く・読むの受動的な設問のみ課され、話す・書くという
能動的なコミュニケーションの能力を直接測ることができません。
TOEICを運営するETSはこれについて
「統計学的にみて、読み聞きができる人は話し書きもできます」と述べていますが、
「Non-native Speakerとして十分なコミュニケーションができる」とされる群に
分類される俺はスピーキングにおいては中級程度かそれ以下であり、
会話が困難な場面も多々あります。
英検に関しては、一次を突破しても二次試験でスピーキングが存在し、
実際に面接官が英語で話すことを聞き取り、英語で答えねばいけません。
国際コミュニケーション能力を測る試験としては、こちらのほうが
理にかなっているように俺には見えます。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
さて、その英検一級ですが、来年早々にも始まる就職活動に向けて
強い武器を得るために、今年の10月に受験することにしました。
試験の実施回数がTOEICに比べて少なく、受験料も高いので
正直、一発で受からなければとても不利です。
というわけで英検の過去問を含む問題集を買ってきましたが、
一問目からその難易度に頭痛がします。
The wedding ceremony turned into a complete ( ) when
the bride suddenly confessed that she was already married.
上の文中の( )内に4つの選択肢から正しいものを入れる問題です。
文章自体は難しいわけではなく、( )内に入る単語のイメージも
予想がつくけれど・・・
選択肢
1) snare
2) coup
3) frazzle
4) fiasco
全部わからん・・・
語彙・文法問題は終始この難易度で、
さすが英検の最上級の厳しさを見せ付けてくれます。
うしろのリーディングセクションはひとつ解いてみてまだ簡単でしたが
あと4カ月、努力し続けて本当に結果を出せるのか不安です。
英検一級に受かって、馬鹿っぽくフヒョヒョと笑いたい!叫びたい!
その一心で、明日も単語とにらめっこします。
中学生のころ、先生に勧められるがままに
英検を受けた人も多いと思います。そのせいか、英語に自信が無くても
とりあえず英検3級持ってますという人も多く見られますね。
俺も担任教師に「英検を取れば高校に受かりやすい」などという
口車に乗せられて3級だか4級だか受けさせられました。
昨今注目を浴びる英語の資格試験として非常に人気があるのは
まぎれもなくTOEICです。TOEICはふたつのセクションから成っており、
リスニングが100問、リーディングが100問の約3時間で完結します。
英検との違いを挙げると、リスニングに特化されているので
リスニング問題が大量に出題されることと、
英検のように試験結果が合否ではなく、5点から990点までの
5点刻みで点数が与えられることです。
「今の時代、英検なんて使い物にならない」と口を酸っぱく叫ぶ人たちは
各受験者の能力を5点刻みで細かく分けるTOEICの魅力に惹かれているとも
言えるのではないかと思います。
例えば、英検準一級を6,000円出して受験して落ちても
履歴書の資格欄に「英検準一級 不合格」とは書けませんが、
TOEICの場合は受験さえすれば必ず点数が割り出され、
結果がどうであれ履歴書に書けるわけです。
また、TOEICの設問のほうがビジネスや日常生活によりフォーカスされており、
英検よりも実用的だ!と考える人が多いようです。
でも俺の現在の目標は、TOEICで950点取ることではなく、英検一級です。
俺の個人的な考え方ですけれど、英検は日本人の英語力を測るうえで
これ以上無いほど優れた試験だと思っています。
その理由ですが、まず英検の問題は特に日本人が苦手な設問を狙って出してきます。
日本人の苦手な問題とは関係代名詞や冠詞など、
主に日本語に存在しない文法概念を突いてくるので
しっかり勉強しておかなければ得点は困難です。
もうひとつ大きな理由に、ライティング・スピーキングの存在です。
TOEICは聞く・読むの受動的な設問のみ課され、話す・書くという
能動的なコミュニケーションの能力を直接測ることができません。
TOEICを運営するETSはこれについて
「統計学的にみて、読み聞きができる人は話し書きもできます」と述べていますが、
「Non-native Speakerとして十分なコミュニケーションができる」とされる群に
分類される俺はスピーキングにおいては中級程度かそれ以下であり、
会話が困難な場面も多々あります。
英検に関しては、一次を突破しても二次試験でスピーキングが存在し、
実際に面接官が英語で話すことを聞き取り、英語で答えねばいけません。
国際コミュニケーション能力を測る試験としては、こちらのほうが
理にかなっているように俺には見えます。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
さて、その英検一級ですが、来年早々にも始まる就職活動に向けて
強い武器を得るために、今年の10月に受験することにしました。
試験の実施回数がTOEICに比べて少なく、受験料も高いので
正直、一発で受からなければとても不利です。
というわけで英検の過去問を含む問題集を買ってきましたが、
一問目からその難易度に頭痛がします。
The wedding ceremony turned into a complete ( ) when
the bride suddenly confessed that she was already married.
上の文中の( )内に4つの選択肢から正しいものを入れる問題です。
文章自体は難しいわけではなく、( )内に入る単語のイメージも
予想がつくけれど・・・
選択肢
1) snare
2) coup
3) frazzle
4) fiasco
全部わからん・・・
語彙・文法問題は終始この難易度で、
さすが英検の最上級の厳しさを見せ付けてくれます。
うしろのリーディングセクションはひとつ解いてみてまだ簡単でしたが
あと4カ月、努力し続けて本当に結果を出せるのか不安です。
英検一級に受かって、馬鹿っぽくフヒョヒョと笑いたい!叫びたい!
その一心で、明日も単語とにらめっこします。