プリメイラ Honolulu

袰岩奈々のホノルル・カフェぶらぶら日記。
こちらもどうぞ→ https://note.com/nana_horoiwa

DVD『教育現場におけるグリーフサポート~死別体験にどう向き合うか~』

2016-08-09 14:31:20 | 著書
グリーフサポートせたがや様よりいただきました。

DVD『教育現場におけるグリーフサポート~死別体験にどう向き合うか~』

教育現場の先生方に役立つ情報がいっぱい。
袰岩、付録の冊子の監修をさせていただいております。





お問い合わせやご注文は

グリーフサポートせたがや様
griefsetagaya@yahoo.co.jp
までお願いいたします。





(あ)

目標設定が苦手なわけ

2016-07-17 20:42:39 | 著書
ハワイ報知のカパラマ雑記は
編集部員が回り持ちで書いている。
木曜日にprintingされる
金曜日issue号が担当なので
だいたい、水曜日に書いている。

この間のカパラマ雑記に
「全ては”たまたま”だと感じている」
と書きながら、
だから目標設定が苦手なんだなぁと
ふと、わかった気がした。

たまたま、ここに住み、
たまたま、仕事があって、
たまたま、なんとか生活できている
ありがたいこと

もしかしたら内戦の地に生まれてたかもしれないし
自家用ジェットを持ってたかもしれないし
ホームレスだったかもしれないし
緑色の目だったかもしれない

なので「自分の努力でやっている」感が低い。
頑張っていないわけではないのだが、
「何かを目標」にして頑張るということが少ない。
小学校の頃から「夏休みの目標」を立てては、
達成できずにがっかりする、ということを
繰り返しすぎたせいもあるのだが、
「目標」に向けて邁進するのが苦手なのだ。

それでも、案外、欲しいものは手に入る
たまたま「それ」が自分のところに回ってくる
来るものこばまず、
去るもの追わず

まあ、いつもこんなに
あっさり行くわけでもないのだけど。
そんな感じ。

なので、目標やゴールを設定する方法が
「効く」とわかっていても、
なんとなく、避けてきた
その理由が、なんかわかった気がしたので、
まだ、半分解明中なのだが、
ちょっと書いておくことにした

カパラマ雑記より〜「小さき声のカノン」

2016-07-06 15:28:06 | 著書
小さき声のカノン-選択する人々(英題Little Voices from Fukushima)」
というドキュメンタリー映画をパロロ本願寺で見た。
監督は鎌仲ひとみさん。
彼女の名前は震災のころに「ミツバチの羽音と地球の回転
という名前のドキュメンタリーで知っていた。
映画も見ていないのにどういうわけか、
「反原発の活動家」という
こわもてのイメージが私の中に出来上がっていた。
彼女の映画を紹介するレビューを読んで、
勝手に思い込んでいたらしい。

今回、しっかりドキュメンタリーを見て、
直接監督の話を聞く機会に恵まれ、
これが思い込みだったことに気づいた。
映画は淡々と事実を追い、そこで暮らす人々の
「小さき声」を丁寧に追っている。
存在しているけれども、見過ごされている出来事を。

ネットや雑誌から得た情報のみで、勝手に私の中に、
いろんな思い込みが作られている。
実物にちゃんと出会うこと。
自分で体験すること。
これが基本だ。

spontaneity 自発性 と愛と自己肯定について

2016-05-07 12:52:37 | 著書
ハワイはメレメイ
いろんなところで音楽が流れている。
週末にはホテルやイベントホールなどで、
ハワイアンをはじめ、いろんなジャンルの
音楽が演奏される。

そのキックオフイベントに取材に行った。
ナホクハノハノというハワイ版アカデミー賞に
ノミネートされた若者たちが登場し、
そのレベルの高さに感動していた。

ふと見ると、stage managerをしている
Janetさんがさかんに拍手を送っている。
その慈愛に満ちた表情に、じーんときてしまった。



スタニスラフスキー・メソッドで舞台監督をつとめる
アニシモフさんを思い出した。
もう、なんというか「愛」が大放出されているのだ。

「愛」は意図して放出することは難しい。
関心のないものを「愛せ」と言われたって出てこない。
spontaneous 自発的なものだ。
内側、内面が動いている。
「ねばならない」ではなく、
「そうしたい」「やりたい」「しないではいられない」
こういった心の動き。

慈愛に満ちた表情は先日の大江千里さんプロデュースによる
チャリティイベントの影の立役者カズサさんにもいえる。
ステージを見つめる彼女の表情は慈愛に満ちている。
ものすごいエネルギーを使っただろうに、疲れた顔ではない。
愛が大放出されている。


表現しないではいられない、
出さずにいられないというものが、
周りの人々と共有される形になり、
伝える場が用意さる。
「表出したくてしょうがないもの」が無事に出てくるのを
支える、そこまでにもっていく産婆さんのような役割。
その役割を担うとき、愛の大放出が起こるのかもしれない。
だれかのspontaneityが表現される場には
どこかに「愛」が関係している気配。

ああ、そういえばジャネットさんやカズサさんの
「慈愛」の表情は
ファーマーズマーケットで卵を売っている
アンティにも言える。卵について語るとき、
彼女の表情はなんともいえない「愛」が満ちている。

何かの仕事をするとき、
何かにかかわるとき、
この自分のなかのspontaneousな感覚や
それに伴う「愛」の感覚があるかないかが
その場に携わっている自分へのOKな感覚と
とっても大きく関連しているのだと思う。

世で言われている「自分へのOK」は順番が逆なようにも思う。
「自分にOK」を感じるというのはspontaneousなものだから、
「自分はOKだ」と言い聞かせるというのは遠回り。
自分の内側から湧き出てくるものに注目すること。
ここから始める。
どんなときにspontaneousな感覚が出てくるか、
何をしているときに、
何を考えているときに
「愛」の大放出がおこるのか。
それに目を向けて、大切にしてみる。
そんな中で「自分はOK」の感じがでてくる。

昔、「愛するということ」
というとんでもないテーマを金子書房の担当者さんからもらって、
悪戦苦闘しながら「児童心理」に連載したことがあった。
「愛」なるものは、とっても苦手なジャンルなのだ。
どんなことを書いたのかすっかり忘れてしまって
相変わらず、「愛」って全然、わからんなぁとか、
ハートフルすぎることに疑念を持ってはいるのだけれど、
そのころわかっていた「愛」からは、また、
ちょっと「愛」について理解が進化した気がする。

【祝!台湾版刊行!】人づきあいの「黒感情」整理術

2016-03-09 12:12:07 | 著書
PHPさんから出した

人づきあいの「黒感情」整理術
~怒り・落ち込み・妬み・羨望はこうして解消!~


このたび台湾版が刊行されました!!!!





台湾に行く機会がありましたら(?)本屋さんチェックしてみてくださいませ



真っ黒な表紙の日本版もどうぞよろしくお願いします。

金曜日のお楽しみ、アロハ豆腐タウン

2015-10-12 11:26:28 | 著書
アロハ豆腐という、お豆腐屋さんがあります。
1950年創業。
鶴と亀がシンボルの味わいあるロゴ。
3代目さんががんばっていらっしゃいます。
毎週、金曜日、午前中の編集作業が終わると、
いそいそと、アロハ豆腐タウンへ。
お弁当がとってもおいしい! そしてヘルシー。
持ち帰りもできます。
そして、あげたての油揚げやよそでは売っていない
プレミアム豆腐も、入手可能。
スイーツもおいしい、お惣菜もある。
金曜日の夜ご飯用の一品はここで入手して帰ります。
もう、金曜日は朝からお昼が楽しみなのです。





カパラマ雑記
アロハ豆腐さんがドールキャナリーにお弁当屋さんを開いた。
弊社から近いこともあって、グランドオープン後から通っている。
初回、食べたのはエビチリ豆腐。辛過ぎず、最期まで飽きずに完食。
金曜日はおかずの充実したお弁当。
豆腐にハムを巻いて衣をつけてからっと揚げてある。
毎日、日替わりがあって、サイズに「ミニ」が選べることも6キロ返上を試みている身には嬉しい。
早朝からの編集作業。お昼に外に出て、おいしいご飯をいただく。
ほっとできる貴重な時間だ。
そんな時間を過ごせる場所が増えて、とっても幸せ。
おから入りのミニ・シュークリームや
豆腐ムースといったデザートがあるのも魅力です。(ほろいわ)


Hale Na'au Ponoとグリークフェスティバル

2015-09-09 21:47:27 | 著書
カパラマ日記 9月3日より

 ナナクリの先に建つ、精神障害のある方へのサポートを行っているHale Na'au Pono
そこで、創立者のPuananiさん、Pokaさん夫妻、
息子さんでエグゼクティブディレクターを継いだPohaさんたちにお目にかかった。
北海道で「浦河べてるの家」という、同じく精神障害を持つ方たちとのユニークな
取り組みを続ける向谷地生良さん、悦子さん夫妻とご家族がミーティングを持つと聞いて、
混ぜてもらったのだ。向谷地先生は映画『降りてゆく生き方』でも有名だ。
 ミーティングのなかでHale Na'au Ponoでは、ケアとして音楽を使うと説明を受け、
向谷地先生、「どのように効くのですか』と質問。
Puananiさんが「Become themselves!」と即答。
 音楽と踊りは自分らしさを取り戻すのにとても大事なものだという。
 翌日、グリークフェスティバルに行き、かの地の音楽で、
みんなが手をつないで踊っている姿を見て、ジーン。
異国の地で自分らしさと繋がる時間なのかもしれない。 


そして、実はこのミーティングの後、
向谷地先生ファミリーとお昼ご飯を食べようと、
Chiemiさんに「どこかいいところない?」と電話をしたら、
レストランの名前を教えてくれたあとに、
「そういえば、これからバーベキューしに友だちの家に行くんだけど、
そこに合流しない?」ということになり、あれよあれよという間に、
数回会ったことのあるだけのChiemiさんのお友達のうちに乱入。
赤ちゃんを含む総勢10人!
それだけの人数で押しかけても大丈夫な裏庭というか、畑というかの
あるお家で、すっごく楽しいお昼だったのです。

ハワイにこんなふうに受け入れてもらえる場所があるなんて、
本当にありがたいことだなぁと、しみじみしてしまいました。 


 


お久しぶりです

2015-09-08 17:15:42 | 著書
お久しぶりです!
なんだか、とっても久しぶりになってしまったブログ。
携帯からの投稿が増えて、瞬発的うちわのつぶやきでリリース。
リリースという言葉がホント、ぴったりくる。
まとまったことをゆっくり考える余裕のないまま過ごしていたのですが、
ふと、某新聞の編集者のつぶやきコーナー的な「カパラマ雑記」に
書いたものを、ここに貼り付けておいてもいいじゃないか、と思いついた。
新聞で出してしまうと、現物はやがて捨てられて、手元には残らないし。
字数に制限があるので、言葉足らずのところはあるにしても、
まあ、出しちゃったものは出しちゃったものなので、そのまま。

まずは、先日、パールハーバーでの70周年イベントに行った時の
カパラマ雑記。

 「原爆の子」像のモデルとなった佐々木禎子さんのお兄さんファミリーにお話をうかがう機会をいただいた。
戦艦ミズーリでハワイの人やそこを訪れた人たちと折り鶴を折るというイベント。
遠巻きに写真を撮っていたが、いつのまにか真ん前に坐って、お話に聞き入った。
「折り紙は神様が与えてくれた平和へ向かうための道具だ」という言葉にとても感動した。
 身近な人を亡くすなどのグリーフをサポートする活動に関っているのだが、
そこで感じることと共通することがたくさんあった。
 その活動ではコアウッドでのペンダント作りやビーズで作るアクセサリー、ドリームキャッチャー作りなどをする。
手作業で何かを作ること自体、傷つきを癒すことにつながるのだが、
それだけでなく、手作業をしているときには、ポツリポツリと日頃思っていることが語りやすい。
 いっしょに折り鶴を折ることは、戦争体験や見聞きする戦争での傷つき体験を癒し、
平和への希望を紡ぐことなのかもしれない。(ほろいわ)

浦島太郎の話の続き

2015-02-01 06:37:51 | 著書
昨日、書こうと思っていた浦島太郎の話は
浦島太郎、モーレツサラリーマン説で、
妻子をないがしろにして、
仕事と接待に明け暮れるうちに、
妻子の心は離れ、
地域社会とのつながりはなくなり…。
定年退職して周りを見てみれば、
居場所はなく、
心の許せる友人もいなかった。
そして、年をとった自分に気づき、
愕然とする、
という未来の働き過ぎのお父さんへの
警鐘の物語だった、という説を
思いついたということだったのです。

会社で「ああ、もう一月が終わりますね〜」と
つぶやいたら
「あっという間に時間がたつよ〜。
気づいたら、あっという間に年取ってるよ〜」
と言われて、ふと思いついたこと。

でも、最近はこういう働き方はしていないのかな。
ワークライフバランスとかの教育が
行き届いているのかしら…?
それとも、そんなこと考える余裕もないくらい、
人件費を切り詰めて、妻子がいる、という状態も
つくれないぐらい、すごい働き方をさせられてるかも
しれないなぁ。