聖書に学ぶ神のみことば

teacherが感じ、思ったことなどをいろいろと綴ります。聖書の一節をちょっと添えて。

サケの帰る川 <幾春別川>

2006-12-16 20:51:35 | 街頭風景
 ★冬の幾春別川~また来春サケの稚魚が放流されますが・・・

今日まで4日間ほとんど降雪無しで穏やかな日々。川もまだ結氷まではいかず、ちょっとだけ穏やかな表情をみせていました。
 この小さな川は、空知地方を流れる「幾春別川=いくしゅんべつがわ」。大河、石狩川の支流ではありますが、炭鉱が無くなり、サケが生息できる川に再生され、秋にはサケが帰ってきます。一冬の休息。また春には、稚魚が放流されます。teacherの学校でもやっております。
 ただし、この川は、20キロほど上流にダムがあり、季節や天候変化に応じて水量が増えることもあり、人が親しめる川ではないのです。河岸で遊ぶこともできませんし、橋の上や遠くから見て終わりという川です。自然豊かな北海道も、河川は、開発の手が入って、人が近づけない場所に変貌。悲しいものです。

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 ●オオワシ~浜頓別町に大挙飛来!!

 誇る者は、ただ、これを誇れ。悟りを得て、わたしを知っていることを。(エレミヤ書9:24)

 
 

「硫黄島からの手紙」そして教育基本法

2006-12-15 20:02:04 | Movie&DVD
 愛国心・・・明記しなくても自然に身についていくものですが、ついに成立。

  さきほど、ついに教育基本法改正案が参議院を通過した。法に明記すれば、それに従わざるをえないという危険極まりない「服従の道」を作るK政権以来の大目標が、A政権発足後あっという間にこの国の議会を通過してしまった。それなりに数のいる野党は何をしているのだろう?野党ではないのだ。ほとんどの野党自身が改正に内心は賛成という暗黙の了解が今回の拙速な改正を生み出しているような気がする。
 「死」という犠牲をいとわない社会の復古を狙う二世議員たちに、残念ながらこの国は支配されてしまっている。正直、超えてはいけない一線を超えてしまったという意味で、2006年12月15日は、日本の歴史の汚点となるだろう。「愛国心」、そんなに言葉で飾りたいかな?ちなみに、teacherは愛国心そして郷土愛の塊だ。日本という国を愛しているし、郷土である北海道も心底、愛している。でも、それは間違っても法で強制されるものではない。彼らは法で強制し、従わない者は、法で「矯正」できるとおもっている。強制と矯正、これが教育基本法改正の二重のキーワードなのだ。
 来年の参議院選挙で、自民党が圧勝という事態になれば、右傾化はどんどんと進んでいくことになるだろう。そして軍隊を持てる国、戦争が普通にできる国、徴兵制のある国へと中長期的には変貌を遂げていく。国家による「合法的」な殺人行為を肯定するような人間育成に向っていかないよう、良識をもった教員養成がこれから極めて重要になっていくような気がする。

  折りしも昨夜は、「反戦」がテーマの映画、「硫黄島からの手紙」をみてきた。人の心をただただ疲弊させるだけの戦いがいかに無意味なものであるかを描き切ったいい映画であった。

 伊原剛志演じる西中佐が、手負いのアメリカ兵に、英語で話しかけるシーンは感動だった。そのアメリカ兵を助けるために使った薬が西中佐の部隊に残された最後の薬。アメリカ兵は手当てのかいなく西中佐らに看取られて亡くなるのだが、その後の戦闘で傷ついた西中佐は薬がなく、手当てすることもできず、誰もいなくなった洞窟内で自害する。本当にあった事実である。
 教育基本法が改正されたのは、1947年の基本法成立以来初のことである。60年近い時が経つ。その2年前に終戦。これを歴史のワンステップとすれば、60年をこれから経て日本は世界のどこにいるのだろうか?平和憲法を放棄し、普通に戦争のできる国となった日本が目に浮かぶ。

 いまはただ、この映画がわずかでもいいから「抑止力」となってくれるのではという祈りだけである。

  私は快楽を賛美する。日の下では、食べて、飲んで、楽しむよりほかに、人にとって良いことはない。(伝道者の書8:15)

  聖書には、こういったパラドクスがあります。牧師など宗教者のなかには、旧約に入っている「伝道者の書」を、許せないものとして、聖書の一部として認めないという主義の人もいるとか。詳しいことはわかりませんが、新旧合わせて聖書に見えるパラドクスをいろいろ考えてみるのは悪いことではありません。主義主張に合わないことを抹殺していく行為は、どこに向うか自明の理です。

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 ●防衛庁が防衛「省」に昇格~これもちゃんとA政権のシナリオ通り。「改憲潮流」は見事に海流に乗っているのです。正直、怖い世の中になります。

 3日間穏やかな天気でしたが、明日からはまた雪のようです。
 

『硫黄島からの手紙』

2006-12-14 23:11:58 | Movie&DVD
  やっとここ2日間、穏やかな天気。今年も残り半月余りですが、teacherもあと一週間で冬休みがきます。すでに精神的には「ガス欠」ですが…。
  さて、今夜はこれから映画『硫黄島からの手紙』を観てきます。映画批評などは後ほどまた。
   写真は白銀のグランド。雪の多い年は積雪2メートルにもなる職場のグランド…こんな雪はまだまだ序の口です、ハイ。

*****ここまでPM5 以下映画終わってPM11*****

 映画「硫黄島からの手紙」 2006年ベスト3に入る映画です!!

 18:30からの上映、なんと観衆は10人程度。興行収入50億円なんて予想されている映画だが、師走の木曜日夜にはそんなに人はいないってことかな??ああ、忘年会シーズンだからかもしれませんね。詳しい批評は明日に回しますが、いい映画であることは事実です。アカデミー賞にノミネートとなるのであれば、「父親たちの星条旗」よりも、ずっと「硫黄島からの手紙」のほうがレベルの高い映画に仕上がっています。

 2006年ベスト映画は、8月にみた「バルトの楽園」にしたいと、teacherは思うが、「硫黄島からの手紙」の批評はまた明日に。

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 ●総理が給料を3ヶ月返納すれば危ない法案がらくらくと通っていく・・・どうにも曲がった方向へ進みだしたこの国。

 訓戒を聞いて知恵を得よ。(箴言8:33)

 流星群が深夜に見られるそうなんですが…外は寒いのでお預け
 

「さざんか梅雨」を経験

2006-12-13 19:24:02 | 花・草花
 ★師走の梅雨★ 東京で初体験しました

 「さざんか梅雨」を経験してきました。11月から12月にかけて寒い雨が続くことをこう呼ぶそうです。12月9日の東京は寒かったです!上着とマフラー、手袋だけではちょっと厳しいかなと思いました。熱いお風呂に入りたいなと思ったけど、ビジネスホテルでは…。
 東京では、イチョウの黄色と同時に、あちこちの公園で、さざんかが咲き揃っていました。ダウンジャケット着ている人がいる季節に花が咲いているという光景が道産子のteacherにとっては、とても奇異に感じますが、東京都復興記念館の前に咲く山茶花(さざんか)は、昨夜までの雨に、とても美しく映えていました。
 この時期に花を観賞できるなんて、羨ましい限りです。

 ●さざんかに関係するブログ~俳句ブログ
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 生きている人間は、なぜつぶやくのか?自分自身の罪のためにか。(旧約聖書 哀歌3:39)

 ★民主主義を否定する「やらせ」をやるような人たちに、教育の基本法を論じる資格があるのでしょうか

 残念ながら、日本はかなり堕ちた国家になっています。それを、昔ながらの徳目主義に戻せば「美しい国・日本」に回復するという幻想を抱いている政治家多数。teacherは、抵抗できない野党の腰砕けにもかなり危惧を抱いています。1年後この国はどこに向かいだし、10年経ってどこに着地しているだろうか。タウンミーティングのやらせ最終報告書から2日後に、参院採決で基本法が成立してしまうなら、それは民主主義の崩壊を事実上意味すると思う。『バカの壁』の養老孟子氏をして、この国は「北朝鮮化」していると表現されているが、teacherも同感。

 明日は、「硫黄島からの手紙」を見てくる予定。木曜日の夜ならば、そう混んでいないでしょう。

 
  

300円の夢 <1枚だけ買う宝くじ>

2006-12-12 21:53:02 | つれづれに
 「宝くじ」~実はこれも刑法上の「賭博行為」です。

 国が公認する賭博は犯罪の違法性が阻却されるという法の論理で、「宝くじ」は犯罪行為には該当しないのですが…。teacherは、年末ジャンボを1枚だけ買って毎年遊んでいるようなもの。1回だけ末等が当たったことがあったけど、だからどうしたっていう感じでしかありません。

 この宝くじ、東京都内で購入。いつも窓口に行くとドキドキするteacher。なぜなら、1枚だけ買うからである。
 「年末ジャンボ、1枚」なんて言うと、まずたいていの売り場で露骨に嫌な顔をされます。今回の売り場はまさにそう。「いらっしゃいませ」はあったけど、「1枚だけください。」と続けた途端、売り場のお姉さんの顔に怒りが現れて、その後は、無言で宝くじ1枚と200円のお釣りが出てきただけ。teacherは、その人間模様を愉しむのもまた良しとしているのであります。中には、愛想よく、「当たりますようにお祈りしております。」なんていうお姉さんもたまにいるが、祈ってないだろ、といいつつ売り場を後にします。

 いずれにせよ、teacherのような心がけの悪い人には当たらないようにできているのが宝くじです。一方では、宝くじに何万円も投資する人の気も理解できないものがあります。でも、そもそも10枚単位で売るようにしているあたりが、実に射幸心を煽っているわけでして、それに反発して、1枚だけ買うteacherも実に変わり者であります。

 私は悩む者、貧しい者です。(詩篇40:17)

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 ●今年の漢字~「命」に決定したそうだけど・・・それだけ混沌、混濁した時代だというわけで、実は今日の朝、生徒が予想していた漢字とピッタリ一致するのだ。

 「命を大切にしよう」と声を出して言うほど、その「命」は安っぽいものに響いてしまいます。そんなこといわなくても「命」は厳然として大切であり、尊いものです。声に出して呼びかけるようなことはあえてやめましょう。

 明日は雨予報…いったい何??
 

東京のイチョウ <都会の自然美>

2006-12-11 21:47:36 | 
 自然美のある東京

 写真:東京文化会館(上野)横のイチョウ

 あちこちイチョウの黄色い葉がとても美しかった東京。実はなかなか自然美にも恵まれた場である。純粋な「自然美」と呼ぶのは語弊があるのだろうが、都会のよそよそしさの中に、ふと寄り添いたくなる自然があるというのもまたいい。

 10日は、東京文化会館で、ピアニストの中村由利子さんのコンサートがあり、出かけてきたのであります。例年秋から冬にかけて行なわれる「Piano Fantasy」と題されるコンサート。今年で18回目の恒例コンサート。北海道はおろか、九州からもファンがかけつけるほど。みなさん、中村さんの曲は必ずどこかで耳にしていますよ。2時間、とてもいいコンサートでした。彼女は来年でデビュー20周年になります。

 東京の夜景を飛行機の窓から見下ろして北海道へ戻り一夜、さらに雪が降り、早朝には除雪車が我が家前を。そして夕方勤務を終えて戻ってくると、また雪かき。毎日それなりに積雪量が増えていき、とうとう我が家前は、車が2台交差することができない道幅になってしまいました。

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 ●重さ4キロの巨大ロブスター~あなたは食べますか??

 とりこになるべき者は、とりこにされて行く。(ヨハネ黙示録13:10)

 東京の活力。すごい。たしかにそれは極めて人工的な活力で、醜い欲によって「作られたもの」かもしれないが、北海道に帰ってきてシャッター街に目をやると、「作られたもの」もまた必要なときがあり、必要な場面があることを実感する。そのさじ加減が難しいのが現代社会なのかもしれない。

 初めてスカイマークに乗ってみましたが、機内サービスが一切ないので静か。フライトアテンダントの動きに邪魔されずしっかり眠れますよ

 北海道を離れていた間、サッカーの天皇杯で、期待などしていなかった「コンサドーレ札幌」があれよあれよと8強進出。ファイターズに続いて、全国制覇といきたいものだ。もし元日決勝進出となれば、国立競技場へ行きたくなってしまうteacher。(でも、正直、8強まででしょう。J2チームとしては大健闘)

  

晴れの東京

2006-12-10 22:53:33 | 
昨日の寒さ&雨降りから一転、好天の東京。イチョウがきれいな日本の首都。日が陰ると寒いですが晩秋(?)の澄んだ青空がビューティフル!!
台東区と墨田区を分ける厩橋から隅田川を撮影しました。東京に来るといつも感じるのは、川と人が同居していること。北海道の河川はほとんど人が入り込めなくなっているから、川と親しめるこちらは本当に羨ましいのです。
今日は夜の便で新千歳に戻り深夜帰宅です。イチョウの東京から白銀の北海道へ…正直、憂鬱ブルーです。
ではまた。帰宅後疲れてなければ東京滞在評など。

<ここまで東京都内にて AM11:47>

 20:15 氷点下4度の新千歳空港到着。2日間、駐車場に放置していた車のドアが凍ってなかなか開かない!!窓ガラスは凍結しているので、車のエンジンがかかって10分以上溶けるのを待つ。パワーウインドの窓は車が走行を始めて30分以上するとやっと開くようになった。途中から吹雪きのなか、自宅に戻ると、不在期間に降った大量の雪で車庫前と玄関前を除雪しないと車が留められない事態。15分ほど汗流して除雪。アア~現実に帰ってきた22時でありました。外は雪がしんしんと降っています。

 東京滞在評は翌日以後にまた。

  この降雪と道路状況じゃ、明日以後の朝が大変だ…

学校から事務職員が消える??

2006-12-09 00:23:15 | 社会問題
 学校事務職・現業職員の「民間委託」??

「官から民へ」、なんだか聞こえのいいキーワードだ。すでにあちこちで、官業の民間転換は始まっているが、つい最近聞こえてきたのは、学校事務職員や公務補さんら現業職員の「民間委託」構想である。

  いったいどこまで公務員を減らしたいのだろう。不評極まりない「教育再生会議」さんは、教員の20%を教員免許なしの民間出身者にしようなんていうアホなことも言い出している。(少なくとも、こどもたちの前に立ち授業をしたことのない人たちがいきなり校長になることは許されません。でも、すでにこれは現行法で許されてしまい、北海道内にも数名いるのです。)教員養成は近い将来、大学院中心に移行します。つまり学部4年卒では教職免許が取れなくなっていきます。修士課程でかなりの知識と教養を修めた人が持つ専門職になっていく流れがあるなかで、それと矛盾する方向性が打ち出されて、いかにも「教育再生」の打ち出の小槌であるかのように言われるのは全く誤っています。

 教師の専門性向上を声高に訴える委員さんたちが、教育に専門性のない人たちを取り込もうというのだから、その矛盾に開いた口が塞がらない。
 「官から民へ」が必ずしも正しくない、いやむしろ決定的に誤りであることを露呈したのは、あの姉歯さんによる「耐震偽装事件」ではなかったのか??つい1年前にはあれだけ世間をにぎわした事件もあっという間に話題の彼方へ消えている今日、節操のない世の中に、もう返す言葉がないというのが、teacherの本音である。学校事務職員や現業職員の民間委託なんて百害有って一利なしです。

写真:雪で覆われたグランドを除雪機で除雪中。これは北国の学校現業職員さんの
冬のお仕事。災害時の避難路確保のために、降雪のあった日は毎日のようにこの作業をしてくれています。感謝です。

 悪は悪の所有者を救えない。(イザヤ書8章8節)

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 ●レトロ~薪ストーブが脚光!!

 少しになってくれませんか?お天気さん…毎日が雪で飽き飽きしています。

 
 

映画「めぐみ」を観て~ドキュメンタリーは難しい!~

2006-12-08 21:42:10 | Movie&DVD
 「北朝鮮拉致問題」
    ~ドキュメンタリーが拉致問題解決へのうねりになるのか??


★映画「めぐみー引き裂かれた家族の30年」 公式サイトはこちらへ!

 高度成長期の日本にあって忘れられてきた北朝鮮拉致問題。政府が公式にこうした事実があることを認めてまもなく10年。この間、5名が日本に帰還しているが、狂気の国は、偽の遺骨を横田夫妻に渡すなどの行為を繰り返した挙句、核実験までする始末。こうした背景のある今、残念だが、アメリカ人監督による映画は、ドキュメンタリー以上でもなく、以下でもない、そんな出来栄えだった。

  そもそも30年間に渡って、非人道的な方法で家族を奪われている問題を90分でどう描こうというのか。昨日は、レディスデイということで、多くのオバちゃま族が映画館に押しかけていたが、映画の途中、けっこう泣いている人もいた。でも、泣いてはいけない映画なのだ。怒りを持たねばならない映画なのだ。泣くということは、拉致問題を描ききれていない、映像を通して拉致問題を伝え切れていないということだ。

 日本と朝鮮・韓国との間には、欧米の人にはわからない歴史背景や文化差異が存在し、そこから拉致問題が波及している。それを全世界に知らしめる映画になりえているのかといえば、残念ながらそうではない。哀しいかな、そのあたりの正しい認識なしには、「アジアの東側に、横田さんという悲惨な一家がいる」くらいで終わってしまう。
 残念だが、アメリカ人監督ではこの問題を抉って有効な映像化を図ることはできなかったというところだろう。ドキュメンタリー映画の制作は難しいものであることを、改めて感じた90分。

 この拉致問題、「対話と圧力」なる相矛盾する方法論でいつになれば解決の道が敷かれるのだろうか。一人でも多くの拉致被害者の生存、帰還を祈るしかない。

 次の映画は、「待合室」(富司純子・寺島しのぶ 母娘初共演!) 文部科学省選定作品というあたりが気になりますが…富司、寺島ファンとしてこのシブい映画をみてこようと計画中。

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 ずっと雪が続いた今週。今日も10センチ以上の降雪

 正義はその腰の帯となり、真実はその胴の帯となる。(イザヤ書11:5)

 今日は道路が最悪。ブレーキを踏むと、車が滑って並行移動していくような状況。

  

<おせち料理> 飛ぶように高級品が売れるそうな・・・

2006-12-07 22:30:41 | 社会問題
 すべて「外注」の時代のシンボル~「おせち」

この時期、新聞には高級ホテルの宣伝がやたら目に付く。いつからなんだろうか、こんなに「おせち料理」、しかもやたらと豪華版のものが飛ぶように売れるようになったのは。世はなんでも「外注」の時代。横文字では、アウトソーシングというのだが、この不景気な時代でも、数万円もするおせち料理は確実に数をさばけるのだそうだ。

 写真:札幌のあるホテルの見本。ロビーにて撮影。

 「家庭で作りなさい」なんて古風なことは言いませんが、2万円、3万円、4万円もする「おせち料理」が飛ぶように売れるこの国は、やはりどこか狂っています。teacherは、この現象を、深夜のファミレスに行くと、幼稚園児や乳児までもが親たちと食事をしている風景と重ね合わせています。22時、23時、24時、なぜそこに幼稚園児、乳児がいるのでしょう?明朝学校に行かねばならない学齢期の小学生ももちろんいます。こうした「ごく普通」になってきた街頭風景の延長線上にあるのが、おせち料理の外注化ではないかと、勝手に思うわけであります。

 teacherは今日、終日、休暇を取った。でも雪そして気温が上がってみぞれ模様。ちょっと気になる卒業生と会い、その後、一人で、映画「めぐみー引き裂かれた家族の30年」を札幌市内で観てきたが、なんだか疲れて、夕方以後は何にもする気が起こらない。低気圧のせいか体もダルイ。せっかく休暇をとっても天気に恵まれず、気分も晴れず、ただ職場に行かなかったという事実だけが残る暗い暗い12月7日となってしまった。
生きていれば、そんな日もあるのだが、とにかく暗い一日だった。(今日足を向けた映画館は、不幸にも「レディースデイ」で、うるさいおしゃべりばかりのオバちゃん族に占拠されていたのも、疲れた原因であります。(男は館内にわずか5人!)どうしてああ大きな声でおしゃべりしなきゃならんかね??映画館の中では、静かにしよう、と心の中で静かにお願いしていたteacherでしたが、世のオバちゃん族にはわかってもらませんね。

 ●映画「めぐみ」の批評はまた明日にでも。

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 ●竜巻から1ヶ月~すっかり雪に覆われた被災地の佐呂間町改めて犠牲者の冥福を祈る!

 確かに終わりがある。あなたの望みは断ち切られることはない。(箴言23:18 旧約聖書)

 明日も雪だそうです。いったい何日間降雪つづき??
 
 

今日も吹雪きの空知地方

2006-12-06 18:19:24 | 社会問題
 ☆今日も朝からずっと吹雪き模様~豪雪地帯「空知」らしいけど・・・

 今日も朝からずっと雪の空知地方。どうにも止むことはありません。お手上げ状態。今日も、朝のラジオで気象予報士M氏は、「暖冬です」と断言していたが、それは東京の話であって、北海道は結局、「厳冬多雪」なんだと思う。

 ☆夕張市職員の85%が退職??
 財政再建団体に転落し、400億円という借金を長年返済していかねばならなくなった北海道の夕張市。市職員の給与も30%減。ボーナスはたしか60%減。予想通り、85%もの職員が早期退職希望だそうです。つまり、自治体としても機能しなくなる日が早晩訪れるということだ。10年後、20年後、札幌からわずか60キロの市から人が消え、マチそのものが消える日が来るような気がする。来年の市長選挙、市議選だって、立候補者がいるのだろうか?歴史に翻弄される北国の自治体。2007年はどうなっていくのであろうか。21世紀初頭は、20世紀に築いてきた北海道そのものを破壊再構築する年月となっていくらしい。正直、怖い。

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 ●「波の花」~自然美!!

 罪人が、百度悪事を犯しても、長生きしている。しかし、私は、神を恐れる者も、神を敬って、しあわせであることを知っている。(伝道者の書8:12)

 写真:こんな雪はまだ序の口。グランド越しにある住宅が猛吹雪で全く見えなくなる日が、ひと冬に何度あるでしょう。20回、30回…冬本番はまだまだ先。

 
 

◆福引の季節 &「犬神家の一族」もう一度

2006-12-05 22:14:53 | Movie&DVD
☆当たらないほうがいい歳末の福引☆ 
    そして映画「犬神家の一族」試写会より


●これが2006年末歳末福引の戦利品(よろしくない言葉ですが・・)
 
 福引の季節である。特賞「海外旅行」なんて書いてあると、いかにも自分が当たるような幻想で会場に立っている自分が毎年いる。でも当たらない。当たらないほうがいいのだ。
 teacherの経験では、福引で大きな賞に当たると、別なものにも当たったり、当てられたりという不吉な事態も同時に起こるのだ。
 (1)スキーで転倒しての骨折 (2)交通事故当事者になる (3)家族や親戚に不幸が起こる。
 teacherは、上記いずれも経験している。福引で5000円が当たってしまったとき、ダンボール一箱みかんが当たったとき、いずれも悪いことが起こっている。そう、福引は当たらずにいつも「ハズレ」か「末等」でティッシュをもらっているのがいいのです。といいながら、年末ジャンボ宝くじも買うteacherであります。そう、この時期は、自分が小さなひとりの人であることをよくよく実感する季節なのです。

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映画「犬神家の一族」~昨夜のつづき
 遺産相続をめぐる愛憎、人間模様を描く「犬神家の一族」。どこにでもある話といえばそこまでだが、どこにでもある話だからこそ、自分や自分の周囲に話を置き換えて映画を見つめることもできる。私立探偵が登場するなんていうきわめて古典的パターンの踏襲でしかないのに、なぜ観衆は魅せられ、引き込まれるのか。きっと、程度の差こそあれ、自分たちの「罪」に自覚的になれるからだろう。
◆汚い宿屋の主人を演じた林家木久蔵師匠が印象的でした。
 社会派映画でもないし、反戦映画でもないし、せいぜい「サスペンス」とか「推理ドラマ」の域を出ないのに、2時間14分、こんなに楽しめる「娯楽」としての映画が、日本映画界に健在であることに一安心。

 ●本格的降雪~道南函館も積雪か・・・
 
 12月1日から続くこの寒さ…いったいどこまで続くの?「暖冬」なんていう長期予報あてにできないって。

主に信頼する人々はシオンの山々のようだ。(詩篇125:1)

  

厳寒!そして吹雪です…<石坂浩二さんに遭遇!>

2006-12-04 22:59:47 | Movie&DVD
師走四日目。異常な寒さと空知地方の吹雪にただただ閉口の月曜スタート。美唄市内から北は昼からずっと高速道路が通行止らしい。こちらは時折吹雪の合間に晴れ間ものぞくし、良しとしなければ(^_^)
今夜は映画試写会があるけど、さてどのくらい人が集まるのやら…この寒さと師走の月曜ということで権利放棄者多数ありと推測するが…ちなみに『犬神家の一族』、応募ハガキ三枚だけで当たるのだから、倍率は低いとみました。
映画批評などは帰宅後にまた。会場までは徹底して地下街を歩きたくなる寒さ…。写真は除雪で堆く積まれた駐車場の雪山。夕方、月が出ています。(ここまで17時半)

*************そして帰宅後23:00***************
◇なんと舞台挨拶に、石坂浩二さんが来ました。けっこうな年齢のはずなのに(たしか65歳)、スーツの着こなしは30歳代、そして実に若々しい!男が男に惚れるというやつです。寒さの中、無理して出かけて「お得」な時間となりました。
◆映画そのものは、2時間14分、全く飽きさせない素晴らしいサスペンス。名作は、時を越えてリメークされても名作なり!(明日、続報をまた)

 ★映画「犬神家の一族」 公式サイトはこちらへ!

 ●みことばホームページ こちらです!
 ●ひげのなくなったガッツ小笠原・・・君も巨人入りか。頑張りたまえ!

 少し暖かくなってほしいです。道路の雪が解けず、もうどこもスケートリンク状態。

 

大雪そして今季初の除雪車出動!!

2006-12-03 21:34:56 | 街頭風景
 ついに真冬日!
    積雪20センチで除雪車初出動の日曜日


 まるで、1月の大寒期のような寒さ。最高気温がマイナス3度だった札幌。そして昨日からの降雪は積もりに積もって、およそ20センチくらいに。早朝は、除雪車の走る音で始まった12月3日。

 <写真> あいの里学園通りキリスト教会からJR学園都市線方向。

 クリスマス風景とはなったものの…雪は北国にとって、難敵であります。今朝は玄関前、車庫周りの除雪を今季初めてしました。嗚呼…

 主の救いを黙って待つのは良い。(旧約聖書 哀歌3:26)

 今日の午後は、教会で、子どもクリスマス会を催しました。40名近い子供たちがきてくれました。お行儀のいい可愛い子ばかりでした。サンタクロースさんがしゃべる英語を通訳していたteacherです。

 ●子どもクリスマス会の様子 こちらへ!!
 ●まるで1か月先の雪風景となった教会周辺
 ★みことばホームページ NEW!! 12月分の聖句を載せました

 teacherは、明日から試験週間。評価作業…これがいつも難題。人を数字で評価することって、ホント人間的ではない。「絶対評価」とはいいながら、結局は教育の客体を相対化して評価していることには変わりはないわけで、「評価」という作業は、本当に最近辛い仕事となっている。いまは、役所が教師を管理して評価し、教員が生徒を指導して評価し、とにかく上から下まで「評価」のオンパレード。「評価」が何か生産的なものを生み出すという幻想にとらわれているのです。危険な世の中だと、teacherは常々思っています。

 さてさて、明日は職場へ行くのに何分かかるかな・・・?この時期、路面凍結、渋滞で時間が読めないのが困る。きっと、札幌周辺の2倍以上雪が降っているはず。

 

☆昨夜出逢った名曲☆ 「ピアノ協奏曲の夕べ」より

2006-12-02 16:59:20 | Music
 ◇プーランク作曲 「二台ピアノと管弦楽のための協奏曲 ニ短調」 隠れた名曲!!

 ●Amazonにて プーランク「二台ピアノと管弦楽のための協奏曲」 
 ●Amazon~こちらのほうが詳しくこの曲の評価を載せています。
 ●プーランク自身が演奏したCDもあるようですが、廃盤のようです!!

 昨夜演奏された4曲のピアノ協奏曲は以下のとおり。
(1)バッハ 2台ピアノのための協奏曲 BWV1060
(2)モーツアルト 2台ピアノのための協奏曲 K365
(3)プーランク 2台ピアノと管弦楽のための協奏曲 ニ短調
(4)ショパン ピアノ協奏曲第一番

 ☆まず、2台ピアノのための協奏曲が演奏されること自体が極めて少ないし、4曲のうち、3曲までが2台ピアノの協奏曲という本当に贅沢な演奏会であったのです。聴衆は1200人くらい。80%入っていたと思う。寒くて雪の舞う師走初日としては、よく入った札幌市民会館。さすが文化都市、札幌です。
 とにかく、プーランクの協奏曲には圧倒されました。名曲です。この作曲家は、なんだかわけわからない現代音楽も残しているけど、古典派、ロマン派の音も作品の中にちりばめて、時折、はっとするような美しい曲を残している。きっと、100年後、そしてそれ以後も、大作曲家として名前を残していく人と確信。

 昨夜、きっと、日本全国各地で、音楽の催しがあったことでしょうが、札幌市民会館で奏でられた4曲を聴いた人がいちばん贅沢な人たちだったのではないだろうか。ラフマニノフ、メンデルスゾーン、ブルッフなどまだまだ2台ピアノのための名曲を残している作曲家は多い。また、こうした企画が札幌で起こされることを期待したい。昨夜、札幌交響楽団は4曲もよくピアノ協奏曲を演奏してくれました。好演!若手指揮者、吉田行地氏の棒も見事。

 ※写真~開演前のステージ。2台のピアノが並ぶと圧巻です。

 ですから、あなたがたの確信を投げ捨ててはなりません。それは大きな報いをもたらすものなのです。(ヘブル人への手紙10:35 新約聖書)

 ★みことばホームページ★ こちらへ!

 午後になってから
 新聞夕刊には、今日から北海道内各地の積雪欄が登場。teacherの職場のある付近は、13センチ。札幌は2センチだそうです。1ヵ月後には、100センチにもなるこの近辺。まず、明日の足をお守りください。