「北朝鮮拉致問題」
~ドキュメンタリーが拉致問題解決へのうねりになるのか??
★映画「めぐみー引き裂かれた家族の30年」 公式サイトはこちらへ!
高度成長期の日本にあって忘れられてきた北朝鮮拉致問題。政府が公式にこうした事実があることを認めてまもなく10年。この間、5名が日本に帰還しているが、狂気の国は、偽の遺骨を横田夫妻に渡すなどの行為を繰り返した挙句、核実験までする始末。こうした背景のある今、残念だが、アメリカ人監督による映画は、ドキュメンタリー以上でもなく、以下でもない、そんな出来栄えだった。
そもそも30年間に渡って、非人道的な方法で家族を奪われている問題を90分でどう描こうというのか。昨日は、レディスデイということで、多くのオバちゃま族が映画館に押しかけていたが、映画の途中、けっこう泣いている人もいた。でも、泣いてはいけない映画なのだ。怒りを持たねばならない映画なのだ。泣くということは、拉致問題を描ききれていない、映像を通して拉致問題を伝え切れていないということだ。
日本と朝鮮・韓国との間には、欧米の人にはわからない歴史背景や文化差異が存在し、そこから拉致問題が波及している。それを全世界に知らしめる映画になりえているのかといえば、残念ながらそうではない。哀しいかな、そのあたりの正しい認識なしには、「アジアの東側に、横田さんという悲惨な一家がいる」くらいで終わってしまう。
残念だが、アメリカ人監督ではこの問題を抉って有効な映像化を図ることはできなかったというところだろう。ドキュメンタリー映画の制作は難しいものであることを、改めて感じた90分。
この拉致問題、「対話と圧力」なる相矛盾する方法論でいつになれば解決の道が敷かれるのだろうか。一人でも多くの拉致被害者の生存、帰還を祈るしかない。
次の映画は、「待合室」(富司純子・寺島しのぶ 母娘初共演!) 文部科学省選定作品というあたりが気になりますが…富司、寺島ファンとしてこのシブい映画をみてこようと計画中。
●みことばホームページ こちらへ!!
ずっと雪が続いた今週。今日も10センチ以上の降雪
正義はその腰の帯となり、真実はその胴の帯となる。(イザヤ書11:5)
今日は道路が最悪。ブレーキを踏むと、車が滑って並行移動していくような状況。
~ドキュメンタリーが拉致問題解決へのうねりになるのか??
★映画「めぐみー引き裂かれた家族の30年」 公式サイトはこちらへ!
高度成長期の日本にあって忘れられてきた北朝鮮拉致問題。政府が公式にこうした事実があることを認めてまもなく10年。この間、5名が日本に帰還しているが、狂気の国は、偽の遺骨を横田夫妻に渡すなどの行為を繰り返した挙句、核実験までする始末。こうした背景のある今、残念だが、アメリカ人監督による映画は、ドキュメンタリー以上でもなく、以下でもない、そんな出来栄えだった。
そもそも30年間に渡って、非人道的な方法で家族を奪われている問題を90分でどう描こうというのか。昨日は、レディスデイということで、多くのオバちゃま族が映画館に押しかけていたが、映画の途中、けっこう泣いている人もいた。でも、泣いてはいけない映画なのだ。怒りを持たねばならない映画なのだ。泣くということは、拉致問題を描ききれていない、映像を通して拉致問題を伝え切れていないということだ。
日本と朝鮮・韓国との間には、欧米の人にはわからない歴史背景や文化差異が存在し、そこから拉致問題が波及している。それを全世界に知らしめる映画になりえているのかといえば、残念ながらそうではない。哀しいかな、そのあたりの正しい認識なしには、「アジアの東側に、横田さんという悲惨な一家がいる」くらいで終わってしまう。
残念だが、アメリカ人監督ではこの問題を抉って有効な映像化を図ることはできなかったというところだろう。ドキュメンタリー映画の制作は難しいものであることを、改めて感じた90分。
この拉致問題、「対話と圧力」なる相矛盾する方法論でいつになれば解決の道が敷かれるのだろうか。一人でも多くの拉致被害者の生存、帰還を祈るしかない。
次の映画は、「待合室」(富司純子・寺島しのぶ 母娘初共演!) 文部科学省選定作品というあたりが気になりますが…富司、寺島ファンとしてこのシブい映画をみてこようと計画中。
●みことばホームページ こちらへ!!
ずっと雪が続いた今週。今日も10センチ以上の降雪
正義はその腰の帯となり、真実はその胴の帯となる。(イザヤ書11:5)
今日は道路が最悪。ブレーキを踏むと、車が滑って並行移動していくような状況。