長岡京市観光協会のブログ

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まちの中に駅?! ~JR神足駅の謎~

2017年01月31日 | 情報
JR長岡京駅から西国街道を南方向に向かうと、

こんな光景を目にすることができます。



なんと、まちの中にJRの駅の看板が!

しかも、「長岡京」の駅名ではなく、「神足(こうたり)」駅になっています。



これは何でしょう?

実は、これは平成7年まで実際に使われていた看板です。

現在の「長岡京駅」に改称するまで、この看板が使われていました。

神足駅は、地元住民たちで作った駅です。

住民が土地を寄付したり、工事費の半額を負担したりして、

昭和6年、とうとう完成しました。

長岡京市にとって、はじめての鉄道です。

駅の設置によって、交通も経済も活発になり、

いまの発展のいしずえとなりました。

そんな、住民と共にあった「神足駅」。

名前は変わりましたが、この名前が忘れ去られるのはしのびない…

と、看板が残されることになりました。

いまこの看板があるのは、公民館。

地域住民が集まる場所に、いまも「神足駅」の名前を残しています。

「神足駅」については、JR長岡京駅西口にも説明板があります。



↓ 看板がある、公民館の場所はコチラ