勝竜寺城公園の遅咲きの梅が咲き始めています。
木全体ではまだまだですが、
天気予報ではこれから暖かくなるという事なので、
すぐに満開を迎えそうですね。
早咲きの方は茶色くなってはきていますが、
まだ枝にお花が残っています。
おまけ ~消えた梅の木~
「 左近の桜・右近の橘 」という言葉を
聞かれたことがあると思いますが、
これは紫宸殿の階段から見て左が左近・右が右近とされています。
お雛さまでもお馴染みなので左近は桜と思いがちですが、
794年桓武天皇が平安京に都を遷した当初は、
左近は「桜」ではなく「梅の木」が植えられていたんですよ。
しかし梅が枯れてしまったので桜に植え替えられたということです。
この桜を植え替えた人物も諸説あり、
様々な逸話も残っています。
また時代背景から推測してみても楽しいですね。
当時から皇族寺院などでは流行っていたようで、
大覚寺(旧嵯峨御所)の左近は現在でも梅の木のままです。
季節も春めいて梅から桜へと移りつつあるますねー