長岡京市観光協会のブログ

長岡京市の出来事を紹介します。

「絹本著色釈迦金棺出現図」 長法寺

2014年03月16日 | 神社・仏閣




バス停「上長法寺」からすぐの長法寺への大きな看板のある角

を曲がって、西山の麓に向かって5分ほど坂道を登ると

天台宗の古刹、長法寺に着きます。そこで15日から二幅の

「絹本著色釈迦金棺出現図」が公開されています。





一つは、かつて当寺が所蔵し、今は、京都国立博物館所蔵の

国宝のレプリカで、もう一つは、それを基に仏画絵師の藤野

正観さんが手がけ、平成23年に完成した作品です。


(観光協会所蔵写真)

一度入滅した釈迦が、母・摩耶夫人の嘆きを鎮めるために

一時だけ復活した場面を描いており、大変珍しい仏画です。

そのため、涅槃図でありながら、喜びに満ちた輝かしい

場面となっています。公開は明日17日まで、午前10時から

午後4時となっています。ただ、仏画の写真撮影はできません

ので、ご了承ください。本堂の横にはお庭があり、枯れたこと

のない「溺泉」があり、清らかな水が湧き出しています。



本堂裏の小道に咲いて私達を楽しませてくれた寒椿や山茶花

は名残の花を残すばかりとなりました。





この機会に静かな山間のお寺を訪ねてみて下さい。