長岡京市観光協会のブログ

長岡京市の出来事を紹介します。

ちょっと足をのばして‥(羽束師神社)

2014年01月27日 | 神社・仏閣
今回は乙訓鎮座神社朱印めぐりのうちの一社で

京都市伏見区にある【羽束師神社】をご紹介します。



長岡京市内ではありませんが、JR長岡京駅東口から

京都市バスで行くことができます。

羽束師神社は正式には【羽束師坐高御産日神社(はづかしにますたかみむすひ

じんじゃ)】といい、御祭神として高皇産霊神(たかみむすひのかみ)と

神皇産霊神(かみむすひのかみ)の2柱を祀ります。

477年に創祀され、古くより五穀豊穣、農耕の信仰を集めていました。

神社の由緒書によると、皇産霊を「ミムスヒ」と言い、

「ムス」とはものの生成を意味し、成長する力を「ヒ=霊力」といいます。

また、延喜の制がととのえられて式内大社に列せられ、式内第一の称号を

いただき天下泰平の加護を給いました。京都屈指の古社の一つとされています。

 


本殿の左右には十一神が祀る十一社があります。
  


長岡京市には菅原道真公ゆかりの見返り天神としても知られている

長岡天満宮がありますが、この羽束師神社の南にも

北向見返天満宮があります。




   「捨てられて 思ふおもひのしげるおや         
       
            身をはづかしの杜といふらん」(菅原道真公)

901年(延喜元年)大宰府へ左遷される道真公が立ち寄り、

「君臣再び縁を結び給へ」と祈念しこの歌を詠んだとされています。



乙訓鎮座神社朱印めぐりも今月一杯です。

長岡京市の寺社をお参りの際にちょっと足をのばしてみてはいかがでしょうか。

【名称】羽束師坐高御産日神社(はづかしにますたかみむすびじんじゃ)

【住所】京都市伏見区羽束師志水町232

【電話番号】075-921-5991

【アクセス】JR長岡京駅東口から京都市バス南2、「樋爪口」下車200m