環境共生住宅の原点といわれる大山崎町の「聴竹居」を
見学させていただきました。
聴竹居は、京都帝国大教授などを務めた建築家
藤井厚二氏(1888~1938年)が、
環境工学を元に建設されたもので、
昭和初期の名建築として有名です。
また、今年(2013)6月には、天皇、皇后両陛下が
訪問され話題になりました。
和洋折衷でモダンなデザインは、細部にまで
藤井氏のこだわりが感じられました。
椅子に座った人と、畳の人の目線が合うよう、
畳の床を30㎝高く設定されていたり、
照明や壁などに和紙を使ったり、
風を屋内に取り入れる管など自然を生かす
工夫はまさに、エコ住宅の先駆けとされています。
また柱を無くしてパノラマ・ビューを楽しめる縁側は
とても開放的で美しい紅葉が見事でした。
見学などのお問合せは「聴竹居のホームページ」をご覧ください。