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長岡京市観光協会のブログ

長岡京市の出来事を紹介します。

角宮神社

2012年05月06日 | たてもの
角宮神社は、続日本記や山城国風土記にも出てきて歴史があり、

また上賀茂・下賀茂神社とも縁の深い格式のある神社です。

石垣で囲まれていて、その様子を伺い知ることができます。



前身は、乙訓社といい、火雷神(ほのいかづのかみ)などを祀り

乙訓地域の名前の由来ともなりました。



5月1日は例祭で、一年で一番大切な大祭がおこなわれていました。

地元住民に守られながら、今もなお伝統行事が続いています。

5月の第二日曜日には、子供みこし(しゃなんぼ)が巡行する

神幸祭が行われる予定です。



丹波街道 たてもの探訪 その4(最終回)

2012年03月16日 | たてもの


井ノ内集落の北東の端に「石田家住宅」があります。

江戸時代に郷士として、井ノ内村の四条・鷹司・

菊亭・伏原家の庄屋を務めていました。

建築年代は江戸時代中期(享保年間)で、以降の

改築を経て現在に至っています。



摂丹型民家と呼ばれる乙訓地域と摂津や丹波だけに

分布する入母屋造妻入の特徴のある建物です。

農家と武家の両方の雰囲気が伝わってきます。

今もお住まいになって守り続けておられます。


丹波街道 たてもの探訪 その3

2012年03月10日 | たてもの


丹波街道沿いの粟生梶ヶ前に「河合家住宅」があります。

江戸時代後期の代表的な農家建築として、平成23年

1月に、国登録有形文化財として登録されました。



乙訓郡の区長や乙訓郡総代を務めた河合辰直(かわいときなお)

の代に、明治13年(1880)からこの住宅に住み始めました。

失われつつある古民家を後の世まで残すため

今も住まわれて、守り続けておられます。


丹波街道 たてもの探訪 その2

2012年03月06日 | たてもの


丹波街道沿いにある長法寺バス停のすぐ北の路地を

奥に入った所に「佐藤家住宅」があります。

佐藤家は、元和9年(1623)以来、代々「久左衛門(きゅうざえもん)」

を名乗り、江戸時代に庄屋を務めた家です。



1183平方メートルの敷地の中に、江戸から明治に

建てられた主屋、長屋門、土蔵群などが残っています。

平成20年10月23日に、国登録有形文化財として

登録されました。

現在も住まわれて、昔を今に伝える

建物を守り続けておられます。


丹波街道 たてもの探訪

2012年02月29日 | たてもの



長法寺バス亭から少し南の丹波街道に面して、
レトロな雰囲気が目を引く「田村家住宅」があります。

こちらは大正14年に産婦人科と内科を診療科目とする
医院として建てられました。

南と東一面が「おたふく窓」といわれるガラス窓です。

1階は診察室や待合室ですが、2階と隣の茶室は眺望の良い
来客をもてなす空間として利用されていたようです。



何よりも驚くのは、門から石段までの前庭がまさに
付け替えられる前の旧丹波街道だということです。

現在もお住まいの個人の住宅ですので、門から中には
入らないように、外から見るだけにして下さいね。