スゴ腕店主.Story。

ラーメン屋さんの情報満載。スゴ腕といわれる店主のお店をレポートしています。

季節限定メニューの紹介 【美幸】

2008年07月30日 | メニュー紹介
軍鶏ラーメン 美幸】
毎年恒例となっている夏の限定メニューの紹介です
そのメニューとは「冷やし中華」なのですが、ちょっと違うんです

どこがって

こだわりはたくさんありますが大きく違うのは、これ


驚きですそして完成系はこうなります

冷やし中華〔900円〕

この盛りあがったタワー感がたまりませんね


とにかく彩が華やか白髪葱の白、紅生姜・トマトの赤、玉子の黄色、極めつけが麺の緑正直、崩して食べるのがもったいないタレは昆布や魚介のダシに、もちろん軍鶏のエキスがたっぷり後味がピリッと辛く、柑橘系の存在が清涼感を引き出します。

もったいないが、美味しくいただくにはこのタレを豪快にかき混ぜ一気に麺を啜り上げるすっきりと端正な口当たりが実に印象的です。あえてここまで触れてこなかったこの麺には、ワカメが練り込まれているんだとか口の中で踊るようにぷりぷりと動き回ります。このぷりぷりダンスは、一度はまると逃れることは不可能かも


オリジナリティーある豊かな味・食感に、驚くこと間違いなし

夏限定メニュー(5月連休明け~9月一杯まで)

『美幸』店舗紹介記事はこちら





【軍鶏ラーメン 美幸】

2008年07月25日 | 那須塩原市


軍鶏を愛して止まない店主が独学で始めたラーメン店があります

その名は
軍鶏ラーメン 美幸】
いったい、どんなスゴ腕店主なのでしょうか

~ みゆき.Story。~
若い頃から軍鶏を食べる機会があり、その美味しさに魅了されていたというご主人。なんとかその純正軍鶏の美味しさを伝えたいと、50歳で35年間務めた会社を退社。自らが精力的に行動し、知人を通じて希少価値の高い純正の軍鶏を安定して仕入れることが可能となったため、周囲の大反対を押し切りまったくの独学でラーメン店を開業します。宣伝広告は一切しませんでしたがその珍しさから次々と取材が相継ぎ、瞬く間に那須塩原市を代表するラーメン店へと名を馳せます。「純正軍鶏を使ったラーメン店は全国どこを探してもない美幸のオリジナルだ」と自信を持って言い切るご主人。熱い魂を感じます。

店の雰囲気
始めて店を訪れる人は迷うかもしれない通り沿いには新たに赤い看板が立てられ以前よりはわかりやすくなりましたお店はこんなのどかな風景の中に佇んでいます。しかし土日ともなると次々とお客さんが。場所ではないということを実感させられます。店内には趣味だという骨董品の数々がクラシックを聴くのも趣味だそうです


小料理屋のような造りでカウンター席にはお盆が用意され、お座敷は重厚感のあるテーブルを用いています。店主との会話を楽しみたい方は必ずカウンター席へきっと楽しい会話で盛り上がることでしょう


一問一答
Q.店名の由来は?
A.最初は「軍鶏道楽」が候補だったんだけど、皆の大反対にあってね(笑)美幸にしたのは、自分の名前の一字と、かあちゃんの名前の一字を合体させたんだよ。

Q.ラーメンを作る上で一番こだわっているところは?
A.とにかく純正軍鶏の美味しさを最大限引き出すこと。それだけに命を懸けてるね。

Q.店主にとってラーメンとは?
A.日本人の食文化。いや三大食文化かな。それほど食生活に浸透していると思う。

Q.将来の展望は?
A.一人でも多くの人に軍鶏の美味しさを伝えることです。
一に軍鶏、二に軍鶏、三、四がなくてみんな軍鶏ですから(笑)

Q.好きなラーメン店は?
A.「どる屋」さんです。無化調のスープであそこまで美味しいのは驚くね。二杯はいけちゃうな。

Q.店主がオススメするメニューは?
A.醤油も自信があるんだけど、1番人気の「塩ラーメン」だな

ではその自慢の塩ラーメンを作っていただきましょう

調理の様子
調理は夫婦二人三脚で手際よく進みます。麺には直前に手もみが加えら、その一方では丼に軍鶏エキスの入った旨ダレを注ぎ入れます


麺が茹で上がるタイミングを見計らって、黄金色に輝くスープをこの瞬間鶏の濃厚な香りが辺りを覆い尽くします煮しゃもを含め様々なトッピングをし、


そして完成したスゴ腕店主の一杯

塩ラーメン(細麺)〔700円〕

麺の特徴
地元産の小麦を使った細麺を使用。提供前に手もみを加え、強めに縮れを入れることでスープの持ち上げをよくしている。スープの黄金色に合わせるかのように黄みがかっており、同化した美しさを持つ。茹で加減はアルデンテ気味。

スープの特徴
軍鶏のガラ・丸鶏を主体に風味、旨味を殺さぬ程度に、背ガラ、煮干、鰹節、干しエビ、アゴなど様々な食材が使われる。黄金色に輝くスープは明らかに鶏とは異なったズシッとくる濃厚なコクと旨味。適度な塩加減がその旨味を刺激し、“純”の味を体感できます。

トッピングの特徴
継ぎ足して使ってきた秘伝のタレに漬け込む肩ロースのチャーシューは、丼を横断するかのように横長にカット。煮しゃもはコリッとした固い食感だが、噛めば噛むほどに味が染み出します。彩りの青物、太めのメンマ、白髪ネギのせん切りと豪勢なトッピングの数々


焼しゃも(要予約)〔700円〕

特徴
独自のルートで仕入れた純血原種の軍鶏。本物の味がここにある脂の甘味、ジューシーな肉質ながら屈強な歯ごたえ、その力強さは王の名に値する




しゃも刺(要予約)〔1000円〕

特徴
美味しさの原点の追及はやはり”生”このように、食べ方のバリエーションが豊富なのは新鮮だからこそ赤みのある肉色が表すとおりコクのある深い味わいで、独特な食感はしいて言うなら生の帆立のよう。



お客様へのメッセージ
お客さんと話すのが好きなので、気軽に声を掛けてください。ド~ンとサービスしちゃいますよ。

店舗Data
住:那須塩原市上厚崎118-277
休:水曜日・第4木曜日
営:11:00-15:00/17:00-20:00
他:
修:独学
開:2000年7月

他メニュー
しょうゆラーメン チャーシューメン みそラーメン
冷やし中華(5月連休明け~9月終りまで)
要予約
しゃも鍋 など


これがスゴ腕


※美幸さん取材協力ありがとうございました。

毎年5月連休明けから9月下旬までの限定メニュー情報はこちら

季節限定メニューの紹介 【麺らいけん〔1〕】

2008年07月19日 | メニュー紹介
【麺らいけん】
季節限定メニューの紹介です
人気店の限定メニューともなれば、やはり気になりますよね

今回お披露目となるメニューとは

冷しらぁ麺〔700円〕
(平日&土・日・祝の昼限定)

「冷しらぁ麺」と聞いて、勝手に冷やし中華系を想像した私がバカでしたしっかり冷たいスープが注がれているではありませんかこのタイプの冷たいラーメンは山形が発祥の地とされ、栃木県ではあまり馴染みのないタイプなだけにワクワクしますねちなみに冷し中華の発祥の地は仙台と言われています

スープの脂が固まらないよう工夫が凝らされた逸品は、写真を見てわかるように恐るべき透明度を誇ります。冷たいラーメンは醤油味が基本ですが、塩で差別化を図る表現力はさすがです魚介系でしっかり味の輪郭を出し、隠れるようにごま油がコクの部分を支えています。きれい、清らか、そして旨い何拍子も揃ったその冷たいスープにさらすことで、キュッと締まる麺伸びにくいため、時間が経っても美味しく食べられるという特典つき

スープの中へは、直前にバーナーで炙ったチャーシュー、色白のメンマ、半煮玉子に、ワカメが加わわることによってグンと涼感が増します

あっそうそう
写真用にチャーシューは丼の中に入れてしまいましたが、もちろんチャーシューの良さを消さぬために、しっかり別皿で提供されます。こんな風に
別皿のまま食べてもよし、スープに入れて食べても自由でしょうが、油脂感を楽しみたいのなら、別皿のままをお勧めします

悔しいことに、このメニューは夏限定だそうです。山形では年中食べられるお店もあるのにこの夏登場した「冷しの新たなメニュー」に注目です

『麺らいけん』店舗紹介記事はこちら


【麺らいけん】

2008年07月18日 | 芳賀郡


その圧倒的なカリスマ性、誰もが認めるその旨さ、これぞ栃木の代表格

その名は
【麺らいけん】
いったい、どんなスゴ腕店主なのでしょうか

~ めんらいけん.Story。~
学生時代は陸上部だった店主。きっかけは先輩と一緒に食べた「なんでんかんでん」さんの豚骨ラーメンでした。九州では白濁したスープに替玉が当たり前。このスタイルに驚かされ、ラーメンというものに興味を抱き始めます。自ら九州に出向き修行先を探したこともあったそうですが、家庭の事情により会社員を経験。その会社に偶然にもできた中華料理部門で腕を磨き、その後もいくつかの店舗で修行したそうです。「ラーメン屋をやりたい!」という強い思いとは裏腹に、26歳のとき周りの強い反対もありラーメン屋の夢を一時あきらめますが、友人が喫茶店を閉めることとなり、その店舗を改装して一か八かの勝負!不安を抱えたままのスタートでしたが、お客さんに「美味しいから頑張って!」と言われたことが今でも忘れられないと語ります。宇都宮で爆発した人気は移転先での芳賀町でも留まることを知らず、押しも押されぬ人気店として認知されています。

店の雰囲気
R123号線を宇都宮から芳賀方面に向かっていると、芳賀町に入ってすぐ左手にこの大きな看板が見えるお店は下り坂の途中にあるためスピード注意
そして人気店にはあって当然の待合い所。しっかりお店の中にもあります。


木目調の床に照度を落としたライトアップ。どこか懐かしさを感じる造りです。カリスマ店主の調理風景は、このオープンキッチン越しに見ることができます
客席はカウンター席にテーブル席。


一問一答
Q.店名の由来は?
A.実は「らいけん」というのは、私の小学生のときのあだ名なんです。

Q.ラーメンを作る上で一番こだわっているところは?
A.スープが塩味なので難しいのですが、安定した味を常に出せるように意識しています。

Q.店主にとってラーメンとは?
A.「道」です 
この先にどんな道が用意されているのかわかりませんが、突き進んで行きたいと思います。

Q.将来の展望は?
A.これだ!という究極のラーメンを作ってみたいです。
他にはラーメン屋さんは慌しいイメージが強いと思うのですが、家族連れのお客さんにはいつも申し訳なく感じています。十分なスペースがあり、もっとくつろいで食べていただける空間を提供できる店舗を持つのが夢です。

Q.好きなラーメン店は?
A.ラーメン店というよりは『豚骨ラーメン』そのものが好きです。この味が私の原点のラーメンだったので。

Q.店主がオススメするメニューは?
A.柔らかな煮豚が入った「煮ちゃーしゅー麺」です。

ではその自慢の煮ちゃーしゅー麺を作っていただきましょう

調理の様子
一歩踏み入れた厨房は別世界のような静寂に包まれていました。カリスマ店主の横にいるだけで、否が応でも鼓動が高鳴りますまずは顔となるチャーシューを極厚切り麺を大釜へほぐし入れると、気持ち良さそうに泳ぎ始めます。そして平ざるを使っての湯切り。


丼にWスープを注ぎ、麺を入れ、トッピング。流れるような調理を経て、


そして完成したスゴ腕店主の一杯

煮ちゃーしゅー麺〔650円〕

麺の特徴
岡島製麺所に特注している中太の平打ち麺。つるっとしていて喉越しがよく、適度なもっちり加減。さっぱり系の塩味のスープをしっかりと拾い上げ、文句なしの一体感を演出。


スープの特徴
鶏ガラがメインとなった動物系のスープに、干しエビ・干し貝柱・干し椎茸・昆布・節系の魚介スープを合わせるWスープ。透明度を持ったスープは、穏やかながら芳しい香りと上品なコクをしっかりと感じる。塩ラーメンの命ともいえる塩は2種類をブレンド。

トッピングの特徴
厚切りのチャーシューとは思えないほどサックリと歯切れが軽く、とろ~んと非常に柔らかい。舌の上で踊るようにとろけていくその感覚がたまらず癖になる。他には色白のメンマやほうれん草が脇を固める。



茹餃子〔400円〕

特徴
豚肉、白菜、ニラ、椎茸など豊富な食材を使った味付け餃子。噛みしめるごとにたっぷりのコク旨汁が溢れだし、その味は太鼓判。薄いピンク色が透けて見えるその姿に、さりげない華やかさ、軽やかな美しさが味の印象を吊り上げる。

お客様へのメッセージ
気軽に食べに来てください。あまり期待しないで下さいね(笑)

店舗Data
住:芳賀郡芳賀町西水沼2211-3
休:月曜日/火曜日(祝営業)
営:(平日)11:30-14:30/17:30-21:00
  (日・祝)11:30-15:00/17:00-20:00
他:店内禁煙/
修:味源  開:2001年7月 → 移:2005年5月

他メニュー
らぁ麺 焼き豚らぁ麺 純塩らぁ麺 
胡麻らぁ麺 細麺は50円増し(通常は中太平打ち麺)
水餃子 肉丼 高菜汁めし など



これがスゴ腕


※麺らいけんさん取材協力ありがとうございました。

'08/7 夏限定メニュー情報はこちら

次回は

2008年07月17日 | その他
記念すべき、第20回目となる店舗紹介は明日18日(金)を予定しています。
登場するお店は「栃木県のエース的存在の」あのお店です
乞うご期待

※各店舗への質問、要望、感想等は各店舗の紹介記事にて受け付けています。

【手伸し餃子・手もみラーメン 平塚】

2008年07月12日 | 宇都宮市


口コミだけで行列店の仲間入りを果たしたお店がある

その名は
手伸し餃子・手もみラーメン 平塚】
いったい、どんなスゴ腕店主なのでしょうか

~ ひらつか.Story。~
子供の頃から料理は身近な存在で、母が営む食堂を手伝うことが日課だったというご主人。無論自分の進むべき道はただ一つ何の迷いもなく東京の中華料理店に勤め、自らのレベルアップを計るため激動の日々を過ごします。その後、地元に帰り中華料理店として堂々のオープン。当初はその修業の成果を魅せたいという自信とプライドがあり、多いときは180種ものメニューを扱っていたそうです。お店が賑わうと駐車スペースが確保できないため移転。移転先ではメニューを50種程度に抑え営業していたが、道路拡張工事の影響により立退きを余儀なくされる。両店舗で15年、多種多様のメニューを作るより、もっと集中して料理を作りたいということで、ラーメンと餃子の2品に絞り、平成11年7月ラーメン屋としてオープン。宣伝をしなかった影響からか、ひどいときは1日4人という日も経験したそうです。しかし口コミだけで“噂”は広まり、店頭に行列ができるには半年と掛かりませんでした。今では並ばずには食べられない宇都宮の人気店から、栃木の人気店へと名を馳せました。

店の雰囲気
行列店らしく店頭にはしっかりとベンチや自販機がが用意されています入口付近には著名人のサインが多数。さすが繁盛店そしてシンプルなメニュー構成。こだわりを感じます。
※メニュー写真はクリックすると大きな画像になります


店内は広々としたオープン式のキッチンに、客席はカウンター席とテーブル席。


一問一答
Q.店名の由来は?
A.「幸楽」→「幸福」 と店名が変わりましたが、そのまま名前を用いた方がいいかなと思って、シンプルに「平塚」と名付けました。

Q.ラーメンを作る上で一番こだわっているところは?
A.お客さんの顔を一人一人確認して、その人にこのラーメンを作らさせて戴くんだという気持ちで、一杯のラーメンを作っています。

Q.店主にとってラーメンとは?
A.人生ですね今までこれで生きてきたので。

Q.将来の展望は?
A.今の味を継続し続けること。ただそれだけです。

Q.好きなラーメン店は?
A.築地の「井上さん」です。ラーメンはもちろん、作り手の姿勢に憧れています。
県内では「とかのさん」です。行列に並ばなくてはいけないので、最近は行ってないけど。

Q.店主がオススメするメニューは?
A.「ラーメン」ですこれがうちの看板メニューなので。

ではその自慢のラーメンを作っていただきましょう

調理の様子
まずは醤油ダレを丼へ。そしてメンマ、ネギなどのトッピング類を用意しますさらに忘れてならないのがこのデカチャーシューもちろん直前に切られ用意されますそしてこちらも直前作業の手もみ。これも何か一つ手を加えたいというご主人の強いこだわりです。


その麺を短時間で茹であげ、透度の高い清湯系スープを注ぎ、デカチャーシューをのせて、


そして完成したスゴ腕店主の一杯

ラーメン〔650円〕

麺の特徴
スープに合った麺を求めて新潟の製麺所へ依頼。毎朝直送の中細ストレート麺は、直前にご主人自ら手もみを加えることで縮れ麺へと形状を変え、あっさり系スープののりをよくする。


スープの特徴
豚骨・鶏ガラ・モミジ・香味野菜等を使ったスープは7時間じっくりと炊き出す清湯系。最低限の油分と尖りのない塩分加減。後口がクリアで添加物感の感じられない、自然の美学が貫かれている印象。


トッピングの特徴
肩ロース肉をグリルでしっかり4時間かけて焼き上げるチャーシューは、外側の醤油の焦げた香ばしさがたまらない。食感は「ふっくら」・「しっとり」だが適度な噛応えも残し、決してパラパラ崩れたり、ホロホロととろけてしまう事はない。他にはメンマ、ネギ、海苔。



餃子〔1個90円〕

特徴
40数年もの間守り続けてきた母の味。熱くて美味しいのは当たり前。冷めても美味しいという理想的な餃子は皮から手作り。分厚い皮はもっちりとし、焼き目はカリッと。そして具の野菜の歯応えも楽しめ、様々な食感が入り混じる

お客様へのメッセージ
体に優しいラーメンを提供していますので、ぜひ一度食べて見て下さい。

店舗Data
住:宇都宮市若草4-11-3
休:水曜日・木曜日
営:11:30-14:00/17:00-20:00
他:店内禁煙
修:福建省(東京)
開:1999年7月

他メニュー
煮玉子ラーメン ニンニクラーメン つけめん など


これがスゴ腕


※平塚さん取材協力ありがとうございました。

次回は

2008年07月11日 | その他
第19回目となる店舗紹介は明日12日(土)を予定しています。
登場するお店は「圧巻のチャーシュー伝説を奏でる」あのお店です
乞うご期待

※各店舗への質問、要望、感想等は各店舗の紹介記事にて受け付けています。

【柳麺 まる重】

2008年07月04日 | 宇都宮市


つけ麺ブーム到来とともに、行列のできる店としてその名を馳せる人気急上昇中のお店がある
その名は
柳麺 まる重】
いったい、どんなスゴ腕店主なのでしょうか

~ まるしげ.Story。~
21歳から約6年間、地元宇都宮で居酒屋を経営していたという高橋さん。マスメディアでラーメンが騒がれ始めると、3店舗あったすべての店舗を迷うことなく閉め、老舗の名店「一品香」さんの門を叩きます。想像以上に仕事はハードなものでしたが、仕事は楽しんで出来たと当時の記憶を語ってくれました。気が付くとあっという間の4年間。相棒の田添さんと共に目標だったラーメン店を開業したのは2004年4月。しかし順風満帆とは行かず試行錯誤の日々を過ごします。そこに降って沸いたつけ麺ブーム。つけ麺というジャンルが浸透するとその知名度は上昇の一途をたどり、今では行列のできる店として注目を集める人気店へと急成長を遂げました。

店の雰囲気
店の入り口付近に用意されるこれが噂の「黒板メニュー」店主の創意工夫が詰まった限定メニューが準備されていますこれが目当ての人も多いようです古く味のある店内は要所要所に飾り物を配し、どこか落ち着ける空間でもあります。


客席はL字型のカウンター席と、日差し差し込むテーブル席。


一問一答
Q.店名の由来は?
A.「まる」を「かさねる」。“◎”という意味があります。

Q.ラーメンを作る上で一番こだわっているところは?
A.食材は季節によって状態が大きく異なるので、できるだけ同じ味をキープできるように最善の努力をしています。

Q.店主にとってラーメンとは?
A.あまり考えたことないですね(笑)なんでしょう?ゆっくり考えてみます。

Q.将来の展望は?
A.大きな夢はありますが、今は現状を維持していくことしか考えていません。

Q.好きなラーメン店は?
A.特にここという店はありませんが、逆に嫌いな店もありません。

Q.店主がオススメするメニューは?
A.麺の美味しさを分かってもらいたいので「まる重流つけ麺」をお勧めします

ではその自慢のまる重流つけ麺を作っていただきましょう

調理の様子
まずは自家製麺を茹でるところからスタート。麺の状態によって茹で時間に5分程の開きが出るそうです。それを瞬時に見極める眼力はさすが麺達人この麺は約8分ほど掛かりました。その間に鉄板でつけ汁に入れる角切りのチャーシューと、トッピング用の極厚チャーシューが香ばしく焼かれています麺を冷水でキュッと締め、チャーシュー、極太メンマ、煮玉子、海苔を盛り付けをし、


そして完成したスゴ腕店主の一杯

まる重流つけ麺〔830円〕

麺の特徴
国産の小麦を3種類ブレンドし、加水は40%弱。ややウェーブをつけた極太麺はソフトな口当たりだが、屈強な歯応えを持ち合わせる。口元に運ぶと小麦の風味が漂い、クオリティーの高い麺に仕上がっている。


スープの特徴
主流の魚介系豚骨と差別化を図るため、動物系は独自の製法で濃度の高い鶏白湯系を、魚介系には鰯のペーストなどを使い旨味をギュッと詰め、トロリとした重厚感のあるつけ汁を完成させる。器が運ばれた瞬間に香る鮮烈な魚介風味は猛烈に食欲をそそる。

トッピングの特徴
極厚のチャーシューはスープで煮込み、自家製のタレに漬けオーブンで焼く。直前に鉄板で表面をカリっと焼くため香ばしさが際立つ。極太メンマはほのかに甘味を感じる味付け。つけ汁の魚粉はスープにインパクトを与えつつ、麺との絡みを抜群に向上させる必須アイテム。


お客様へのメッセージ
頑張りすぎないように頑張ります。暖かな目で見守って下さい。

店舗Data
住:宇都宮市みどり野町22-5
休:水曜日
営:11:30-14:30/17:00-21:00
他: 公式HP
修:一品香(駒生店)
開:2004年4月

他メニュー
まるしげらーめん 塩らーめん まるしげ餃子
麺屋の黒豚ひつまぶし(木・金・土/夜の部20食限定) 
黒板メニュー(公式HPで確認可) など


これがスゴ腕


※まる重さん取材協力ありがとうございました。


'08/11 スゴ腕メニューの記事は{こちら
'08/12 大晦日限定ランチの記事は{こちら
'09/8 スゴ腕メニュー「冷やしまぜそば」の記事は{こちら
'10/5 赤の王座決定戦!メニュー「辛痺乃味噌」の記事は こちら
'10/5 2号店「地雷屋」の紹介は こちら

次回は

2008年07月03日 | その他
第18回目となる店舗紹介は明日4日(金)を予定しています。
登場するお店は「定期的に提供される限定メニューが大人気」の、あのお店です
乞うご期待

※各店舗への質問、要望、感想等は各店舗の紹介記事にて受け付けています。

季節限定メニューの紹介 【いなり屋 〔1〕】

2008年07月02日 | メニュー紹介
味噌らーめん いなり屋】
夏の限定メニューの紹介です
いなり屋さんと言えば女性店主。
その店主自ら考案したという夏季限定メニューとは


香味野菜の冷し中華 〔750円〕

「冷し中華」の文字あれど、きゅうり、みょうが、青じそをトッピングであしらい、
タレには梅を使いさっぱり感を演出サラダ感覚で食べられるラーメンです。
白だし醤油を使うことで梅のピンクが保たれるよう配慮している点が心憎い

麺は玉子麺。ぬめりは感じないため、タレの爽快感は失われません。
後半は添えられるからしで変化を加えるのもいいですね


夏バテ気味のこの季節にはぴったり
後味すっきりで女性受けしそうなメニューでした

女性ならではの発想力・アイディアを活かして
今後も新たな取組みに期待しています

夏限定メニュー(9月下旬まで)

1日10食限定の「らーめん丼」なる魅惑のメニューも有りますよ



店舗Date
住:那須塩原町関谷1127-7
休:水曜日
営:11:00-21:00
他:
修:元和食調理人
開:2007年9月