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スゴ腕店主.Story。

ラーメン屋さんの情報満載。スゴ腕といわれる店主のお店をレポートしています。

【らー麺 otemoto. ≪那須塩原市≫】

2013年01月25日 | 那須塩原市


非凡なセンスを発揮し、県内でも指折りの坦々麺を提供している店がある

その名は
【otemoto.】
いったい、どんなスゴ腕店主なのでしょうか

~ おてもと.Story。~
高校を卒業後は料理関連のアルバイトばかり続ける日々を過ごしていく中で、ある日突然、友人から「一緒にラーメン屋をやってみないか?」と誘われる。当時はラーメンにまったく興味はなかったが、友人に誘われるがままにラーメン店を始めてみると、自らが経験してきた料理の分野とまったく異なる製法に衝撃を受け、次第にラーメンそのものに強い関心を示していきます。その関心はやがて独立への道へと発展し、2012年6月、居酒屋のマスターの好意のもと、営業していない時間を利用しての店舗経営をスタートさせます。しかし宣伝広告は一切しなかったことと、私有地(温泉の敷地内)という立地の悪さも大きく影響して、非常に厳しい環境を強いられますが、割烹料理で学んだ知識と経験を生かし、独自のアレンジを加えた個性的なラーメンが評判を呼び、徐々に客足を伸ばしている。今後の動向にも大いに注目したい一軒である。

店の雰囲気
県道55号線沿いに掲げたこの大看板。西那須野温泉「大鷹の湯」の看板ですが、この敷地内にラーメン屋があります。正門をくぐり数十メートル進むと、左手にある建物が今回紹介する「otemoto.」です。


20:00~居酒屋として経営している建物のため、店内にはたくさんのお酒が並び、居酒屋チックな雰囲気がありますが、広々とした空間で、カウンター席、テーブル席ともに席間を広く取っているため居心地のよさが際立っています。


一問一答
Q.店名の由来は?
A.居酒屋として経営していた知り合いが、「otemoto.」として営業していたので、そこに「らー麺」を加えてそのまま使用させて頂きました。ですから深い意味はないんですよ(笑)

Q.ラーメンを作る上で一番こだわっているところは?
A.私一人で接客から調理まですべて対応しているので、タイミングによって長くお待ちいただくこともあるかと思いますが、美味しいと頷いてもらえる一杯を提供できるよう、手抜きをせず丁寧に調理することです。

Q.店主にとってラーメンとは?
A.自分が未熟なもので、思うように行かないこともあるので、今は「天敵」ですかね(笑)

Q.将来の展望は?
A.今は居酒屋さんのオーナーさんに店を借りているような状況ですから、近い将来には自分の店を持ちたいですね。

Q.好きなラーメン店は?
A.ラーメンの勉強をするため食べ歩きなどもしましたが、どこのラーメン屋さんのラーメンも美味しいと思います。ですからココと絞り込むのは難しいです。

Q.店主がオススメするメニューは?
A.夏の時期は爽やかな風味が癖になる「サラッとバジル de Green とんこつらー麺」で、冬の寒い時期は「otemoto.坦々麺」をおススメします。

ではその自慢のotemoto.坦々麺を作っていただきましょう

調理の様子
茹で麺機に麺をほぐし入れ、切り置きはしないというチャーシューをやや厚めにカット。タレを注いだ器に透明感のあるスープを流し入れ、沈殿しないようにしっかりとかき混ぜます。


湯切りした麺を器に入れ、温度にもこだわった秘伝のラー油の具材と液体をたっぷりと注ぎ、チャーシューや煮玉子などをのせ、


完成したスゴ腕店主の一杯

otemoto.坦々麺〔850円〕

麺の特徴
妥協することなく選定したというこだわりの麺は、地元の製麺所に依頼した、中太の平打ちストレート麺。ツルっとした口当たりの良さ、腹心地の穏やかさが秀逸であり、その上食後までしっかりと食感をキープする出来の良さを備えている。

スープの特徴
鶏ガラと大量の野菜を中心に雑味が載らないよう抽出したスープと、タレ、芝麻醤、そして自家製ラー油を惜しげもなく注いだスープは、胡麻がガツンと主張したあと、ラー油の旨辛い味わいが後を追い、最後は舌先がピリッと心地よい刺激を受けるヤミツキ度抜群スープ。

トッピングの特徴
スープの中で煮込んだチャーシューはプレーンな状態で提供され、とある養鶏所に依頼しているこだわりの煮玉子、シャッキリ感のある茹でキャベツ、ネギが盛られる。坦々麺には半ライスがサービスとなるため、残ったスープに入れ〆の確かな味を堪能できるのが嬉しい。

店主おすすめサイドメニュー

煮豚丼〔400円〕

特徴
丼物にしては大きすぎる器を使い、オリジナルのタレの中で煮込んだ4枚のバラチャーシューを白飯の上にのせ、タレをまわしかけたボリューム感満点の大人気作。その甘塩っぱい味わいが、より一層食欲を掻き立ててくれるため、このボリュームだが完食間違いなし


お客様へのメッセージ
とてもわかりずらい場所で営業していますが、お近くをお通りの際はぜひお立ち寄りください。

店舗Data
住:那須塩原市井口548-350(大鷹の湯敷地内)
休:不定休(店内に店休日の情報あり)
営:11:30-15:00/17:30-20:00
他:喫煙
修:らーめん こげん  
開:2012年6月

他メニュー
醤油らー麺 塩らー麺 魚介トンコツ醤油らー麺
ビターな大人のBlack味噌らー麺 ミニマヨ玉丼 ギョーザ など


これがスゴ腕


※otemoto.さん取材協力ありがとうございました。

【ふうふう亭】

2009年09月15日 | 那須塩原市


その発想力と創造力で、常に楽しませる一杯を造り続けている店がある

その名は
【ふうふう亭】
いったい、どんなスゴ腕店主なのでしょうか

~ ふうふうてい.Story。~
目標もないままに勤めた先は中華料理店。しかし歳月を重ねる中でこれこそが天職だと気付きます。20歳を過ぎた頃から飲食業界の道を志し、那須のホテルへ転職。そこで出会った親方が人生のターニングポイントとなりました!和の技術を基本から徹底的に学んだのは言うまでもなく、何より親方の調理人としての姿勢そのものに大きく影響を受けたそうです。そして愈々「自分の店を」と考えた時、脳裏に浮かんだのは幼い頃に食べたラーメンの素朴な小麦の風味。「あの味を今度は自分の手で!」と、2000年、ついにふうふう亭をオープンさせる運びとなりました。瞬く間に人気となったその勢いのまま、手狭になった店舗から2005年、ファミリー層にも落ち着いて食べて頂きたいと、広い空間が魅力の現店舗へと移転。誰かの真似ではなく、「これぞ自分のラーメンだ!!」と胸を張って言い切れる、言わば“ラーメンの完成形”を目指し、今後も突き進みます。

店の雰囲気
県道55号線沿いのこの看板が目印。空間を贅沢に使った解放感たっぷりの店内。ウッド調の内装と、射し込む那須の日差しが心を静めてくれます。


客席はファミリー層にも安心してラーメンを食べていただけるようにと、席毎に仕切りを設け、広いスペースを確保。もちろんお一人様用にカウンター席も用意しています。


一問一答
Q.店名の由来は?
A.深い意味はないのですが、熱いラーメンを「ふうふう」しながら味わってもらいたいということで、このような店名にしました。

Q.ラーメンを作る上で一番こだわっているところは?
A.一人一人が大切なお客様ですから、どんなに忙しくても手抜きをしないことです。

Q.店主にとってラーメンとは?
A.私のバイタリティーです

Q.将来の展望は?
A.今日を、明日を精一杯やることだけしか考えていません。

Q.好きなラーメン店は?
A.『麺らいけんさん』です。初めて食べた時のあの衝撃は、今でも忘れません。

Q.店主がオススメするメニューは?
A.看板メニューとして掲げている味噌系ラーメンです。中でも焼き石を使った、「つけみそ」は当店の人気メニューとなっています。

ではその自慢のつけみそを作っていただきましょう

調理の様子
開店当初より常に進化し続けてきた熟成味噌と、自慢のフォーススープを注文が入るたびに小鍋で温めます。そして麺茹でを開始。この間トッピングの用意、スープ割の用意がなされます。この工程の多さを素早くこなせるのは、息の合ったスタッフが揃っているからでしょう。


茹で上がった麺に盛り付けし、ぐらぐらと煮えたぎる焼石が入った器に、スープを注ぎ込み、


完成したスゴ腕店主の一杯

つけ味噌〔787円〕

麺の特徴
北海道産とオーストラリア産の小麦をブレンドし、滑らかさを出すためにタピオカ澱粉を使用。そして進化する麺は課題でもあった力強さを求め、全粒粉を加えました。口当たりの良さ、適度な歯応え、そして伸びにくい。三拍子揃った店主こだわりの麺です。

スープの特徴
地鶏のスープ、白湯スープ、豚だしに、鰹の和のスープ。このフォーススープに、椎茸や桜エビを練り込み、煮込んでも旨味が消えない力強い味噌。焼石効果で常に熱々のスープは、力強い味噌のコクと、濃厚な動物系のスープががっちり手を組んだパンチのある味わい。

トッピングの特徴
中央に鎮座するのは地鶏の煮こごり。麺に絡めることでさらに滑らかさが増し、揚げたての手羽元はつけ汁がソース替わりとなります。5時間は煮込むという豚バラチャーシューに、歯応えしっかりの極太メンマ。これぞまさしくスペシャルトッピング

店主おすすめサイドメニュー

鶏めし〔315円〕

特徴
醤油の香ばしい香りと、バチバチと音を立てる鉄板から食欲が暴走。そしてこれが鶏のチャーシュー?一瞬疑うが、鶏モモ肉を重ねて創作した手のひらサイズのビックな衝撃。さらにそのチャーシューの下には卵黄が。遊び心満載の大人気メニューです


お客様へのメッセージ
お客様に安心で安全な食を提供することはもちろん、喜んでいただける店作りを心掛け、最高の笑顔でお待ちしておりますので、お近くをお通りの際はぜひふうふう亭にお寄りください。

店舗Data
住:那須塩原市春日町121-140
休:木曜日
営:11:30-21:00(日・祝は20:00まで)
他:カウンター席のみ禁煙
修:中華料理店  
開:2000年3月

他メニュー
熟成miso想 熟成miso激 熟成miso深
炙り味噌極 味噌拉麺 コク塩拉麺つけ醤油 つけ坦々 つけたんたん
焼き餃子 海老シューマイ チャーシュー丼 など


これがスゴ腕


※ふうふう亭さん取材協力ありがとうございました。

'10/4 新メニュー「那須の宴」の紹介は{こちら
'10/7 新メニュー「熟成miso深<しん>」の紹介は{こちら

【流星】

2009年07月03日 | 那須塩原市


設備やインテリアも品があり、清涼感のある素敵な女性スタッフのみで営業しているラーメン店がある
その名は
【流星】
いったい、どんなスゴ腕店主なのでしょうか

~ りゅうせい.Story。~
飲食店での経験を経て、縁あって大田原市にある「なみひろ」で働くこととなります。右も左もわからない状態でのラーメン作り。はじめは不安に思うこともあったそうですが、日々の業務に追われながらも、その中で楽しさを感じながら働くことができたそうです。2007年2月には、つけ麺専門店としてなみひろの2号店となる「流星」を開業。経営が軌道に載ると店主を任され、責任の重さを痛感すると同時に、やりがいを感じる毎日。その経験を活かし、2009年1月ついに完全独立することとなります。経営者として自分自身とも向き合う場面が多く存在し、そこから新たなことに気づき、学ぶことも多く、数年後にはラーメン店主になってよかったと云えるように、一歩一歩確実に歩みを進めています。

店の雰囲気
店舗は通りから少し奥まった場所にあるため、R400沿いのこの看板が目印となります店内は白と黒を基調にした落ち着いた雰囲気。デザイン照明、オリジナルメニュー表など要所要所で女性らしさを感じる、心地よい上質な空間です


複数人で来店されるお客さんが多いため、リッチ感のあるお座敷は大人気


一問一答
Q.店名の由来は?
A.馴染みのお客さんも多いので、「流星」という以前の屋号をそのまま引き継ぎました。ただ徐々にではありますが、以前とは違った個性を盛り込んでいきたいと思っています。

Q.ラーメンを作る上で一番こだわっているところは?
A.スープは生き物だと思っています。とくに豚骨系は日々のブレが大きく出ることが多いので、細心の注意を払ってスープ作りに取り組んでいます。

Q.店主にとってラーメンとは?
A.私の人生にとって、一番大切なものです

Q.将来の展望は?
A.「歳をとったね!」と言われるぐらい、長い間続けていきたいと思っています(笑)

Q.好きなラーメン店は?
A.『いげたやさん』の醤油が好きです。あっさりしていて食べやすいですし、餃子も必ず食べちゃいます。

Q.店主がオススメするメニューは?
A.若い男性にも人気があり、自分でも一番好きな、「肉つけそば(白ごま坦々)」をおススメします

ではその自慢の肉つけそば(白ごま坦々)を作っていただきましょう

調理の様子
さすが女性店主が管理するキッチン。2年以上経過しているとは思えないほどピカピカの状態で、ラーメンに対する本気の姿勢を感じます。まずはつけ汁の具材やトッピング、そして氷水を用意。麺を茹でると同時に、用意した具材も一緒に温めます。


茹で上がった麺を先ほど用意した氷水でキンキンに締め、盛り付け、自慢の豚骨スープを流し込んで、


完成したスゴ腕店主の一杯

肉つけそば(白ごま坦々)〔980円〕

麺の特徴
新たに特注した麺は、国産小麦100%使用。従来の麺とは明らかに異なる表面のしっとりとした贅沢な滑らかさと、見た目以上に感じる中心部の圧倒的な強いコシと弾力が魅力的。濃厚なスープに負けない勢いを感じます。

スープの特徴
一から作ると3日~4日掛かってしまうというクリーミーで粘度のあるスープは、豚骨の甘みが最大限に生きている。味わいは思いのほか穏やかで、ラー油の辛味をマイルドなスープが上手く包み込むような印象で、芝麻醤が持つコクと風味でより一層旨さが際立つ。

トッピングの特徴
チャーシューは肩ロースと豚バラの2種類を用意。とろとろではなくあえて食感を残す仕上げを選択。他にはこまチャーシュー、半熟煮卵1/2個、肉味噌、キクラゲ、ネギなど具だくさんの内容


店主おすすめサイドメニュー

唐辛子焼餃子〔320円〕

特徴
大田原名物の「唐辛子」を餃子の皮に練り込んだ真っ赤な餃子。具にも唐辛子を使うことにより、口に含むと溢れだす肉汁はピリッと辛く、餃子の味が一段レベルアップ。辛党にはやみつきの旨さです


お客様へのメッセージ
従業員一同、ハートと笑顔を大切に居心地の良い空間をお届けできるように心掛けています。新たなメニューへの挑戦も考えていますので、期待していて下さい。

店舗Data
住:那須塩原市新南163-942
休:火曜日
営:11:00-15:00/18:00-20:00
他:夜の部の営業は土日祝のみ
修:なみひろ  
開:2007年2月 ⇒ 2009年1月(独立)

他メニュー
特製つけそば(醤油・みそ・白ごま坦々・黒ごま坦々) 
京都九条ネギつけそば(醤油・みそ・白ごま坦々・黒ごま坦々)
チーズつけそば(醤油・みそ・白ごま坦々・黒ごま坦々)
流星混混麺 ラーメン 手作り水餃子 など


これがスゴ腕


※流星さん取材協力ありがとうございました。


'09/8 8月限定「トマチー坦々白」の記事は{こちら}

【味噌らーめん いなり屋】

2009年01月07日 | 那須塩原市


四方を緑に囲まれ、なんともいえない優しさと清々しさを感じる店がある

その名は
味噌らーめん いなり屋】
いったい、どんなスゴ腕店主なのでしょうか

~ いなりや.Story。~
多方面で活躍するオーナーもとで開業となった「いなり屋」。友人を通じて和食の調理人であった店主人見さんに声が掛かります。畑違いの仕事に戸惑いを隠せませんでしたが、ここは思い切って決断女性店主としてお店を任されることとなりました。和食と大きく違った点は力仕事が多いこと。それにもめげず、持前の精神力で課題を次々とクリアー。スタッフ共々、日々が成長の毎日だと語ります。そのスタッフはすべて女性で構成され、明るく・笑顔あふれる接客は、女性一人でも入りやすいと評判のお店です。 

店の雰囲気
国道400号線を気持ちよく走っていると、突如として眼に飛び込む「味噌らーめん」の文字那須の雄大な自然の中、広大な敷地に佇むウッド調の建物店内は天井を高く取り、梁をむき出しにすることで空間に奥行を与え、開放感を強調した店造り。スケールが違いますさりげなく飾られている植物もまた、落ち着き・安らぎの空間を演出しています


贅沢なほどにゆったりと取られた客席。中央にはカウンター席の代わりとなる8人掛けの長卓を構え、柔らかな陽ざしが差し込む窓際には4人掛けのテーブル席を配置。店主を含め、オレンジ色のユニホームで統一されたスタッフは、女性で構成されているため、接客等に温かみを感じます


一問一答
Q.店名の由来は?
A.オーナー宅で代々続いていた旅館の屋号をそのまま用いたと聞いています。

Q.ラーメンを作る上で一番こだわっているところは?
A.常に同じ味で提供できるようバランスを崩さないことです。
ラーメン以外では「女性一人でも気軽に入れる店」をコンセプトに掲げていますので、特に接客等には気を遣っています。

Q.店主にとってラーメンとは?
A.庶民の食べ物だと思います。

Q.将来の展望は?
A.那須塩原市(旧黒磯市)に本店ができたのですが、オーナー自身はさらに多店舗展開ができればと語っていました。
私自身はオリジナルメニューにチャレンジしていきたいと考えています。

Q.好きなラーメン店は?
A.今は特にありません。

Q.店主がオススメするメニューは?
A.メニューによって、札幌・小樽・那須・名古屋の4種類の味噌を使い分けているのですが、やや甘味を含んだ小樽産の味噌を使用した「いなり屋味噌らーめん」です

ではその自慢のいなり屋味噌らーめんを作っていただきましょう

調理の様子
麺茹でからスタートです。スープは注文が入ってから中華鍋で煽りを入れる札幌スタイル挽肉、もやしなどの野菜を炒め、旨味を引き出したところに、ニンニク等を練り込んだ小樽産の熟成味噌を投入。そこへスープを入れ馴染ませます。


香りづけに香味油を回し入れスープの完成。茹で上がった麺を丼に入れ、中華鍋で作ったスープと共に、炒めた野菜を流し込むのが元祖札幌流こだわりのチャーシューは、酸化を防ぐためその場で切ってトッピング。


そして完成したスゴ腕店主の一杯

いなり屋味噌らーめん〔720円〕

麺の特徴
オーナー自らが惚れ込んだという胚芽麺。地元製麺所へのオリジナルオーダーとなります。形状は味噌によく合う中太縮れ。大きく波打っているため口の中で豊かな食感をもたらす。真空麺のため密度は詰まり、コシが強く、滑らかで、最大の特徴は伸びにくいということ。

スープの特徴
小樽産の甘口味噌に、エキスを調合して寝かせた味噌ダレは、深い風味とコクが自慢。スープは豚骨、鶏ガラ、節系、昆布などの清湯系。札幌スタイルだが、こってりしすぎず重たさのないスープで、ニンニク風味の香味油を実に効果的に使いこなしている印象。

トッピングの特徴
仕上がるまでには約5時間かかるというチャーシューは、肩ロースをスープで煮込んで味付け。しっとりとした口当たりのよさが際立ちます。玉葱、もやしなどの野菜は、軽く“シャキッ”という食感を残しながら、食べやすく、 みずみずしさもある

店主おすすめサイドメニュー

黒豚餃子〔450円〕

特徴
その名の通り良質な黒豚を使った餃子。口に含んだ瞬間ジュワッと広がる肉汁、やわらかな肉質が特徴的。旨味成分の含有量が豊富なうえ、脂そのものがさっぱりとしていて、タレを付けて食べるのがもったいないと思えるほど旨味が詰まっています。

お客様へのメッセージ
どなた様にも満足していただけるような、味造り、接客・サービスを心掛けているつもりです。那須方面へお越しの際は気軽に足を運んでください。

店舗Data
住:那須塩原町関谷1127-7
休:水曜日
営:11:00-21:00
他:
修:元和食調理人
開:2007年9月

他メニュー
野菜畑の那須味噌らーめん 黒の渋味噌らーめん さっぽろ味噌らーめん
坦々味噌らーめん 辛口いなり屋味噌らーめん ニン辛味噌らーめん
あっさり白だし中華そば こってり黒中華そば みそ餃子 など



これがスゴ腕


※いなり屋さん取材協力ありがとうございました。

'08/7 夏季限定メニューの紹介は{こちら
'08/9 創業1周年記念メニューの紹介は{こちら
'08/11 冬季限定メニューの紹介は{こちら}

【軍鶏ラーメン 美幸】

2008年07月25日 | 那須塩原市


軍鶏を愛して止まない店主が独学で始めたラーメン店があります

その名は
軍鶏ラーメン 美幸】
いったい、どんなスゴ腕店主なのでしょうか

~ みゆき.Story。~
若い頃から軍鶏を食べる機会があり、その美味しさに魅了されていたというご主人。なんとかその純正軍鶏の美味しさを伝えたいと、50歳で35年間務めた会社を退社。自らが精力的に行動し、知人を通じて希少価値の高い純正の軍鶏を安定して仕入れることが可能となったため、周囲の大反対を押し切りまったくの独学でラーメン店を開業します。宣伝広告は一切しませんでしたがその珍しさから次々と取材が相継ぎ、瞬く間に那須塩原市を代表するラーメン店へと名を馳せます。「純正軍鶏を使ったラーメン店は全国どこを探してもない美幸のオリジナルだ」と自信を持って言い切るご主人。熱い魂を感じます。

店の雰囲気
始めて店を訪れる人は迷うかもしれない通り沿いには新たに赤い看板が立てられ以前よりはわかりやすくなりましたお店はこんなのどかな風景の中に佇んでいます。しかし土日ともなると次々とお客さんが。場所ではないということを実感させられます。店内には趣味だという骨董品の数々がクラシックを聴くのも趣味だそうです


小料理屋のような造りでカウンター席にはお盆が用意され、お座敷は重厚感のあるテーブルを用いています。店主との会話を楽しみたい方は必ずカウンター席へきっと楽しい会話で盛り上がることでしょう


一問一答
Q.店名の由来は?
A.最初は「軍鶏道楽」が候補だったんだけど、皆の大反対にあってね(笑)美幸にしたのは、自分の名前の一字と、かあちゃんの名前の一字を合体させたんだよ。

Q.ラーメンを作る上で一番こだわっているところは?
A.とにかく純正軍鶏の美味しさを最大限引き出すこと。それだけに命を懸けてるね。

Q.店主にとってラーメンとは?
A.日本人の食文化。いや三大食文化かな。それほど食生活に浸透していると思う。

Q.将来の展望は?
A.一人でも多くの人に軍鶏の美味しさを伝えることです。
一に軍鶏、二に軍鶏、三、四がなくてみんな軍鶏ですから(笑)

Q.好きなラーメン店は?
A.「どる屋」さんです。無化調のスープであそこまで美味しいのは驚くね。二杯はいけちゃうな。

Q.店主がオススメするメニューは?
A.醤油も自信があるんだけど、1番人気の「塩ラーメン」だな

ではその自慢の塩ラーメンを作っていただきましょう

調理の様子
調理は夫婦二人三脚で手際よく進みます。麺には直前に手もみが加えら、その一方では丼に軍鶏エキスの入った旨ダレを注ぎ入れます


麺が茹で上がるタイミングを見計らって、黄金色に輝くスープをこの瞬間鶏の濃厚な香りが辺りを覆い尽くします煮しゃもを含め様々なトッピングをし、


そして完成したスゴ腕店主の一杯

塩ラーメン(細麺)〔700円〕

麺の特徴
地元産の小麦を使った細麺を使用。提供前に手もみを加え、強めに縮れを入れることでスープの持ち上げをよくしている。スープの黄金色に合わせるかのように黄みがかっており、同化した美しさを持つ。茹で加減はアルデンテ気味。

スープの特徴
軍鶏のガラ・丸鶏を主体に風味、旨味を殺さぬ程度に、背ガラ、煮干、鰹節、干しエビ、アゴなど様々な食材が使われる。黄金色に輝くスープは明らかに鶏とは異なったズシッとくる濃厚なコクと旨味。適度な塩加減がその旨味を刺激し、“純”の味を体感できます。

トッピングの特徴
継ぎ足して使ってきた秘伝のタレに漬け込む肩ロースのチャーシューは、丼を横断するかのように横長にカット。煮しゃもはコリッとした固い食感だが、噛めば噛むほどに味が染み出します。彩りの青物、太めのメンマ、白髪ネギのせん切りと豪勢なトッピングの数々


焼しゃも(要予約)〔700円〕

特徴
独自のルートで仕入れた純血原種の軍鶏。本物の味がここにある脂の甘味、ジューシーな肉質ながら屈強な歯ごたえ、その力強さは王の名に値する




しゃも刺(要予約)〔1000円〕

特徴
美味しさの原点の追及はやはり”生”このように、食べ方のバリエーションが豊富なのは新鮮だからこそ赤みのある肉色が表すとおりコクのある深い味わいで、独特な食感はしいて言うなら生の帆立のよう。



お客様へのメッセージ
お客さんと話すのが好きなので、気軽に声を掛けてください。ド~ンとサービスしちゃいますよ。

店舗Data
住:那須塩原市上厚崎118-277
休:水曜日・第4木曜日
営:11:00-15:00/17:00-20:00
他:
修:独学
開:2000年7月

他メニュー
しょうゆラーメン チャーシューメン みそラーメン
冷やし中華(5月連休明け~9月終りまで)
要予約
しゃも鍋 など


これがスゴ腕


※美幸さん取材協力ありがとうございました。

毎年5月連休明けから9月下旬までの限定メニュー情報はこちら

【ラーメン おおもり】

2008年04月21日 | 那須塩原市


那須塩原市(旧黒磯市)の中心部よりやや外れた場所に、自宅を改装して、こだわりのラーメンを作り続けているラーメン店があります。
その名は
ラーメン おおもり】
いったい、どんなスゴ腕店主なのでしょうか

~ おおもり.Story。~
元々ラーメンの食べ歩きが好きだったとう店主。地元栃木県のラーメンはもちろんのこと、当時ブームとなった喜多方まで何度も足を運ぶほどラーメンに魅了される。その中で、さらに旨いラーメンを求め、辿り着いた結果が「自らの手でさらに旨いラーメンを作ってみたい!!」という結果でした。10年ほど勤めた会社を辞め、このラーメン業界に身を投じたのだといいます。
手探りで始めたラーメンも、手打ち麺に変えてからは起動に乗り、爆発のきっかけとなったのが全国放送のTV番組。その人気は日に日に高まり、さらにレベルアップを望む店主は、麺、スープ、トッピング、全工程をこだわりの手造りとし、現在に至ります。

店の雰囲気
木製の看板、庭先には四季折々の草花が咲き誇ります。


自宅を改装して作ったお店は、アットホームな空間が自慢。清潔感を第一に、窓際には観葉植物を、冬の寒い時期は火鉢などを置き、居心地の良さを演出する。


客席は、カウンター、テーブル卓と、床の間のような畳を用いたお座敷。


一問一答
Q.店名の由来は?
A.名前から取っただけ。深い意味は何もないよ。

Q.ラーメンを作る上で一番こだわっているところは?
A.既製品を使わず、全て一から心をこめて手造りをすること。

Q.店主にとってラーメンとは?
A.奥が深く、ゴールの見えないもの。日々研究の毎日。

Q.将来の展望は?
A.今の味に満足することなく、常に上の味を目指し、この店で頑張り続けたい。

Q.好きなラーメン店は?
A.「みうらさん」かな。麺の美味しさは県内でもトップクラスだと思っている。

Q.店主がオススメするメニューは?
A.「チャーシューメン」。これが一番の売れ筋でもあるんだ。
 後はサイドメニューの「もつ煮」かな。これは本当に自信作だよ。

ではその自慢のチャーシューメンを作っていただきましょう

調理の様子
カッコよく撮ってねとジョークを交えつつも、いざ調理場に立ち向かう表情は真剣そのもの。平ザルを使った湯切りはお見事です


そして完成したスゴ腕店主の一杯

チャーシューメン〔800円〕

麺の特徴
2日間の工程を経て完成する麺は、2種類の粉をブレンドした太麺主体の平打ち麺。均一ではないが、これが包丁切りの良さでもあり、手もみが加えられることにより、スープをよく持ち上げ、適度なコシと、滑らかな口当たりを感じるバランスのとれた麺である。

スープの特徴
前日からじっくりと時間をかけて仕込まれるスープは、鶏ガラをベースに、ゲンコツ、アゴ、煮干し、昆布、野菜等を5時間かけて、濁らせないようコトコトと煮出したもの。繊細なスープゆえに、材料にもしっかりとこだわりがあるようだ。

トッピングの特徴
チャーシューは、国産の肩ロースの中でも、特に上質な部分を使っている。箸で持つことが困難なほどホロホロと柔らかく、しっとりと仕上げられ、臭み等は一切感じない店主自慢の極上品。
岩海苔は、スープを引き立たせる名脇役。



もつ煮〔400円〕

特徴
もつには小腸ではなく大腸を使っている。小腸に比べ、肉厚でぷりぷりとした食感があり、臭みや癖はまったくない。そのもつを贅沢に使ての味噌味。大根や豆腐、人参など豊富な材料と時間をかけて煮込みつくした本格もつ煮込みです。

お客様へのメッセージ
素材からでる自然な味を大切に、ほぼ無化調の体に優しいラーメンです。那須にお越しの際はぜひ立ち寄って、この手造りの味を楽しんでもらいたい。


店舗Data
住:那須塩原市鍋掛1015-37
休:火曜日
営:11:00-20:00(通し営業)
他:土/日は店内禁煙
修:独学
開:2000年8月

他メニュー
ラーメン ねぎラーメン 海藻ラーメン
ねぎチャーシューメン みそラーメン
餃子 など


これがスゴ腕


※おおもりさん取材協力ありがとうございました。