スゴ腕店主.Story。

ラーメン屋さんの情報満載。スゴ腕といわれる店主のお店をレポートしています。

【景勝軒 栃木総本店】

2012年01月10日 | 下都賀郡

群馬で噂のあの『景勝軒』がついに栃木初上陸


県道沿いに掲げたド派手な看板。このド派手なアピールも景勝軒のウリの一つ


広々とした店内は、カウンター9席、テーブル28席、座敷24席を完備。若者から家族連れまで、様々なジャンルの世代で常に賑わいをみせています。


オーナーである桜岡氏へ"9"の質問

Q1.栃木出店はいつ頃から考えていたのですか?
A.具体的には約1年ほど前から動き出していました。きっかけとなたのは、「ラーメンフェスタin栃木」に参加したことです。やはりお客様の声を直に聞けたということが、我々にとって一番大きかったですね。

Q2.群馬県で人気の景勝軒グループですが、群馬と栃木の違いなどは感じますか?
A.特に大きな違いはないように感じています。ただ近隣のラーメン屋さんは、どちらかというとバランス型の店舗が多いようなので、景勝軒の顔となる『濃厚なスープ』が受け入れられるのか心配なところもありました。

Q3.一番人気となるメニューは何ですか?
A.こちらの心配がウソのように、景勝軒最高濃度の濃厚さを誇る「上州もりそば」をご注文されるお客様が多いようです。

Q4.栃木総本店でしか食べられないメニューはありますか?
A.兄弟弟子となる東京十条の『麺処 ほん田』さん直伝の「塩らぁめん」を扱っています。こちらも幅広い世代から支持されているようです。

Q5.スープの製法を教えて下さい。
A.げん骨・豚足・豚頭・背油・鶏ガラなどの動物系の材料を長時間炊き込んだ、どろっとした濃厚さがウリのこだわりスープです。そこに「上州もりそば」に関しては、魚介のペーストを織り込んでいるので、濃厚が苦手というお客様にもおススメできます。

Q6.麺は自家製ですか?
A.群馬産の小麦を使用して、2種類の麺をすべてこちらの店舗で生産しています。
『景勝軒=麺』と言われるぐらい、麺に関しては他店に負けないものを提供していると自負しています。

Q7.群馬でグループ店舗が9店舗あるように、栃木でも店舗展開していく予定はありますか?
A.店舗展開についてよく聞かれるのですが、店舗展開の第一の理由として、若手にチャンスを与えたいというのが根本にあります。自分が若かったころ、その与えられたチャンスを運よく掴むことができ、今の自分がいるので、努力に努力を重ねることで道は開けるということを身をもって体験してほしいんですよ。決して店舗を増やすことが目標ではなく、若手にチャンスを与える手段として店舗展開を行っているんです。ですから店主を希望するスタッフがいる限り、栃木にこだわらず店舗展開はしていくと思います。

Q8.どのような店作りをしていきたいですか?
A.「群馬に景勝軒あり!」ということを知ってもらいたいですね。麺の魅力、スープの魅力、一つでも多くの魅力をお客様に伝え、群馬の魅力を発信できればと思っています。

Q9.メルマガ会員になるとどういったサービスが受けられるのですか?
A.餃子一皿無料など、その時折りでお得感のあるメールが配信されます。登録は無料ですので、ぜひ登録してみて下さい。詳しいことは≪公式HP≫にも掲載しています。


メニュー紹介


       特製上州もりそば〔950円〕

適度なハリとコシを持ち合わせ、艶やかなすすり心地を放ち、噛み締めればもちもちとして尋常ではない小麦の風味が溢れだす上質な美味しさを持つ麺に、強烈な粘度を持たせた豚骨魚介のつけ汁。動物系の力強い旨みと、鰹主体の魚介の香りが高い次元でリンクしていて、その両者をほどよい甘さが引き立てています。特製にはチャーシュー&海苔が枚数アップされるほか、煮玉子が加わる豪華版





         塩らぁめん〔700円〕

そのフォルムから、すべてにおいて”透明感”が先行する驚愕の塩らぁめんあっさりながら無類のキレを持つ透明感あるスープは、注いだ帆立の香味油が加わって、味わいに奥行きを感じ、凛とした塩味の輪郭が深く食べてを魅了します。


スープ同様こだわり抜いたトッピング。中でも厚みのある鶏ムネ肉のチャーシューはファン急増中の逸品。まったくパサつきがなく、逆にしっとり感を感じるほど。ポキポキとした食感の自慢の麺は、スープとのマッチングが絶妙であり、このスタイルでも伸びにくく、完成度の高い一杯に仕上がっています。




お客様へのメッセージ
ぜひ景勝軒の顔となる「上州もりそば」を食べてみて下さい。お待ちしております。

店舗Data
住:下都賀郡壬生町安塚853-1
休:年中無休
営:11:00-22:00
他:店内禁煙/ 公式HP
修:茨城大勝軒グループ  
開:2011年11月

他メニュー
上州もりそば 特製もりそばこってり(準備出来次第販売予定) 
特製中華そば 特製味噌らぁめん(準備出来次第販売予定) 
特製ふじ麺 上州焼餃子 味噌ダレ焼餃子 など


※景勝軒 栃木総本店さん取材協力ありがとうございました。

【ラーメン二郎 栃木街道店】

2008年10月23日 | 下都賀郡


栃木県に今だかつてなかった、規格外の衝撃を与えたお店がある

その名は
【ラーメン二郎 栃木街道店
いったい、どんなスゴ腕店主なのでしょうか

~ らーめんじろう(とちぎかいどうてん).Story。~
高校卒業後は航空自衛隊に入隊したという店主。施設の近くにあった「ラーメン二郎 新小金井街道店」との出会いは、想像を遥かに超えた衝撃的なものでした。メガトン級のパンチを誇るそのビジュアルに、「もう二度と来ることはないだろう」と思ったそうです。しかし2ヶ月後、その味を求めて再び来店。二郎の魅力を思い知らされた店主は、6年間働いた自衛隊を辞め、小金井街道店での修業を開始。その後は八王子野猿街道店、三田本店と渡り、2年半の修行を経て独立の道を選択。店主の地元でもある栃木に開業すると、栃木ラーメン業界にはなかった、馴染みのないインパクトを求めて行列が行列を呼び、その勢いは留まることを知りません。

店の雰囲気
美味しいラーメンを、美味しく頂くためのちょっとしたルール
まずは店の前の立看板を確認しましょうこのように「麺切れ」の場合は、どうあがこうともこの悲しい文字、何度もお目にかかりましたよね営業中」の場合は、逸る気持ちを抑えて、車は所定の場所へ決して路駐はダメ第二駐車場も完備しているので、必ずそちらへ。そして列後方におとなしく並びましょう。順番は守ってくださいね
※駐車場の写真はクリックすると大きな画像へ


店の入り口付近に設置されている自販機には、お決まりの「黒烏龍茶」の姿が二郎のラーメンには欠かせない存在です食券制のため人の流れはスムーズ。初めての方は「大ラーメン」は避けて下さい無帽ですカウンター席の頭上には、修業時代の思い出の数々が…


客席はL字型のカウンター席のみその後ろには待ち客の席が用意され、
「ラーメンを作る店主の姿、そのラーメンを食べる客の姿」という、まさに劇場さながらの光景を目にすることができます。



一問一答
Q.店名の由来は?
A.修業先の「八王子野猿街道店」・「新小金井街道店」をリスペクトして「栃木街道店」と名付けました。

Q.ラーメンを作る上で一番こだわっているところは?
A.ブレの幅が大きなスープなので、その幅をできる限り小さくすることです。味に大きなバラつきがあっては、暑くても、寒くても並んで下さるお客様に申し訳ないですから。

Q.店主にとってラーメンとは?
A.主食です(笑)

Q.将来の展望は?
A.この味、このスタイルを守り続けていくことしか考えていません。

Q.好きなラーメン店は?
A.県外では『べんてん』さんで、県内は『一品香』さんですね。懐かしさを求めてたまに食べたくなりますね。

Q.店主がオススメするメニューは?
A.肉好きの人は「小ラーメン豚入り(ニンニク)」を食べてもらいたいですね

ではその自慢の小ラーメン豚入り(ニンニク)を作っていただきましょう

調理の様子
カラメと言われる二郎専用の醤油ダレを丼へ次いで、自家製となる極太の麺が泳ぐようにたっぷりのお湯で麺茹で開始。時間は約10分ほどその間に豚を用意。大胆にも極厚切りです


スープと一緒に煮込んだ背脂を入れ、スープを注ぎこむ。麺は平ざるを使い、慣れた手つきで麺をまとめ上げます。


ここからが二郎さんの真骨頂まずはボイルした野菜を盛り付け、


先ほど用意した極厚の豚と載せ、最後に再び、野菜のダメ押しトッピングそして刻みニンニクを豪快に添え、


そして完成したスゴ腕店主の一杯

ラーメン豚入り(ニンニク)〔800円〕

麺の特徴
パン用の強力粉「オーション」を使い、インパクト絶大な極太平打ち系の自家製麺。300g弱というが、体感的にはそれ以上のものを感じる。ツルっとした口当たりだが、がっしり、もっちりの噛み応えで、この麺に慣れてしまうと他の麺が物足りない!と思わせる説得ぶり。

スープの特徴
豚骨、背脂、そして豚肉を煮立てたスープは、芳醇な香りを放ち、動物系油脂が融解した豚味濃厚な乳化スープ。濃口の深いコクのある醤油ダレと合わせると、醤油の風味をしっかりと立たせながらも、豚の甘味が全体を和らげる。パワーのある刺激的な一杯に再訪必至。

トッピングの特徴
"チャーシュー"ではなく"豚"と表現するのが二郎流。「かぶり付く」という食べ方がよく似合いそうな豪快系だが、見た目とは異なりほくほくとした柔らかさがある。ボイルした野菜は味付けはなく、油分の多いスープの飲み口を中和させる事にのみ専念。

大きめの画像でその迫力を伝わりますか



お客様へのメッセージ
栃木県にはない味だと思うので、一度食べて見て下さい。
関東周辺には約30店舗(2008/8月現在)ほど「二郎」があります。各店舗、味が違っているのも二郎の特徴なので、機会があったら食べ歩いてみるのも楽しいと思います。

初めて訪問される方へ
麺の量は「少なめ、半分」と用意されているため、食券を渡す際に一言お願いします。また、「ニンニクいれますか?」の店主の問いは、「トッピングはどうしますか?」と解釈して下さい。

野菜」はボイルした野菜が崩れ落ちそうなぐらいタワー状に
」は国産豚の良質な背脂。
カラメ」はカネシ商事が開発した二郎専用の醤油ダレ。
ニンニク」は粗みじんを使い、味にアクセントを。

問いに「野菜カラメニンニク」と答えると、「野菜を増して下さい、カラメを足して下さい、ニンニクを入れて下さい」と伝えたこととなります
すべて無料のトッピングとなります


店舗Data
住:下都賀郡壬生町本丸2-15-67
休:月曜日/祝日
営:11:30-15:00/18:00-21:00
  日曜日12:00-18:00(通し営業)
他: メルマガ
修:三田本店・八王子野猿街道店・新小金井街道店
開:2007年11月




他メニュー
ラーメン ラーメン豚入りダブル 大ラーメン
大ラーメン豚入り カツオくん 生たまご など



これがスゴ腕


※この力強い腕っぷしが全てを物語っています!二郎さん取材協力ありがとうございました。


'09/2 つけ麺の情報は{こちら

【小三郎】

2008年08月11日 | 下都賀郡


名店の味に肩を並べる実力店がある

その名は
【小三郎】
いったい、どんなスゴ腕店主なのでしょうか


~ こさぶろう.Story。~
両親が経営していたラーメン店。子供の頃から身近にあった存在だったため、必然のようにラーメン道を目指します。自ら食べ歩き、納得した味は佐野の名店「おぐら屋」さん。そこから5年半、辛く厳しい修行の日々を持ち前の忍耐力で乗り越えます。そして??年、地元である大平で祈願の開業。経験豊かなスタッフに見守られながら順風満帆に船出を果し、現在は地元民から愛される地域密着型店舗として成長の一途をたどります。

店の雰囲気
店内に入ると「いらっしいませ」の文字。ラーメンだけではなく餃子にも力を入れているということがわかります。さらに店のパンフレット相当な気構えを持って開業したのでしょう。そして一番気になるのがこの認定書佐野の人気店「おぐら屋」さんで5年半もの修行を積んだそうです。
※一部写真はクリックすると大きな画像になります


間取りをゆったりとった客席は、カウンター席とテーブル席そして広々としたお座敷が用意されています。女性スタッフの笑顔絶やさない、軽やかな動きは好感が持てます。


一問一答
Q.店名の由来は?
A.商売人でもあった祖父の名前をそのままいただきました。

Q.ラーメンを作る上で一番こだわっているところは?
A.できあがりのバランスが崩れないように、どの工程も手を抜かないことです。

Q.店主にとってラーメンとは?
A.子供の頃から常に身近にあったものです。

Q.将来の展望は?
A.現状の味を守りつつ、地域の人に愛される店でありたいと思っています。

Q.好きなラーメン店は?
A.なんつっ亭のラーメンが美味しかったです。県内ではやはり修行先の「おぐら屋」です。

Q.店主がオススメするメニューは?
A.ここでしか食べられない小三郎オリジナルの「しょうがらーめん」です

ではその自慢のしょうがらーめんを作っていただきましょう

調理の様子
まずは香りづけ程度に醤油ダレを丼へ。ここからは驚くほどスピーディーに調理が進みます茹で湯は頻繁に交換するという大きな釜で自家製麺を泳がせるように茹でます。ポイントは若干硬めに


鶏の旨味がギュッと詰まったスープを並々と注ぎ入れ、麺を投入。しょうが、チャーシューなどの盛り付けをして、


そして完成したスゴ腕店主の一杯

しょうがらーめん〔682円〕

麺の特徴
中細縮れ麺は1日の熟成経て完成となるこだわりの自家製麺。やや硬めに茹で上げられているようだが、口当たり、歯ごたえともに心地よく、ほどよい縮れがスープをよく拾う。


スープの特徴
並々と注がれるスープは醤油と塩の中間系。透度を保ち、鶏の旨味が凝縮されている。香味油を使わずとも見た目以上にしっかりとコクがあり、物足りなさは感じない。一切の淀みなく、その高き清涼感から最後の一滴まで飲み干したくなるような極上感を持つ。

トッピングの特徴
生姜と刻みチャーシューを和えたオリジナルのトッピング。秘伝の味付けにより生姜特有の辛味が突出せず、旨味を伴っているのが素晴らしい。まずはスープを楽しんでから徐々に溶きほぐすことで二重の旨味を体感できる。ホロッと崩れるチャーシューは口解け感が秀逸。



ぎょうざ〔399円〕

特徴
皮から手作りという餃子は1つ50gというボリューミーぶり。キャベツやニラなど野菜が中心となった具がパンパンに詰められている。味はしっかり入っているため、辛味を抑えた自家製のラー油と酢のみで食べると、より一層旨さが引き立ちます。地方発送もあるそうです

お客様へのメッセージ
小三郎の「しょうがらーめん」はオリジナルの味です。虜にする自身がありますので、是非一度食べてもらいたいです。

店舗Data
住:下都賀郡大平町西水代2865-1
休:月曜日
営:11:00-19:30
他:店内禁煙
修:おぐら屋
開:2003年3月

他メニュー
らーめん チャーシューめん しょうがチャーシューめん など


これがスゴ腕


※小三郎さん取材協力ありがとうございました。