スゴ腕店主.Story。

ラーメン屋さんの情報満載。スゴ腕といわれる店主のお店をレポートしています。

【手伸し餃子・手もみラーメン 平塚】

2008年07月12日 | 宇都宮市


口コミだけで行列店の仲間入りを果たしたお店がある

その名は
手伸し餃子・手もみラーメン 平塚】
いったい、どんなスゴ腕店主なのでしょうか

~ ひらつか.Story。~
子供の頃から料理は身近な存在で、母が営む食堂を手伝うことが日課だったというご主人。無論自分の進むべき道はただ一つ何の迷いもなく東京の中華料理店に勤め、自らのレベルアップを計るため激動の日々を過ごします。その後、地元に帰り中華料理店として堂々のオープン。当初はその修業の成果を魅せたいという自信とプライドがあり、多いときは180種ものメニューを扱っていたそうです。お店が賑わうと駐車スペースが確保できないため移転。移転先ではメニューを50種程度に抑え営業していたが、道路拡張工事の影響により立退きを余儀なくされる。両店舗で15年、多種多様のメニューを作るより、もっと集中して料理を作りたいということで、ラーメンと餃子の2品に絞り、平成11年7月ラーメン屋としてオープン。宣伝をしなかった影響からか、ひどいときは1日4人という日も経験したそうです。しかし口コミだけで“噂”は広まり、店頭に行列ができるには半年と掛かりませんでした。今では並ばずには食べられない宇都宮の人気店から、栃木の人気店へと名を馳せました。

店の雰囲気
行列店らしく店頭にはしっかりとベンチや自販機がが用意されています入口付近には著名人のサインが多数。さすが繁盛店そしてシンプルなメニュー構成。こだわりを感じます。
※メニュー写真はクリックすると大きな画像になります


店内は広々としたオープン式のキッチンに、客席はカウンター席とテーブル席。


一問一答
Q.店名の由来は?
A.「幸楽」→「幸福」 と店名が変わりましたが、そのまま名前を用いた方がいいかなと思って、シンプルに「平塚」と名付けました。

Q.ラーメンを作る上で一番こだわっているところは?
A.お客さんの顔を一人一人確認して、その人にこのラーメンを作らさせて戴くんだという気持ちで、一杯のラーメンを作っています。

Q.店主にとってラーメンとは?
A.人生ですね今までこれで生きてきたので。

Q.将来の展望は?
A.今の味を継続し続けること。ただそれだけです。

Q.好きなラーメン店は?
A.築地の「井上さん」です。ラーメンはもちろん、作り手の姿勢に憧れています。
県内では「とかのさん」です。行列に並ばなくてはいけないので、最近は行ってないけど。

Q.店主がオススメするメニューは?
A.「ラーメン」ですこれがうちの看板メニューなので。

ではその自慢のラーメンを作っていただきましょう

調理の様子
まずは醤油ダレを丼へ。そしてメンマ、ネギなどのトッピング類を用意しますさらに忘れてならないのがこのデカチャーシューもちろん直前に切られ用意されますそしてこちらも直前作業の手もみ。これも何か一つ手を加えたいというご主人の強いこだわりです。


その麺を短時間で茹であげ、透度の高い清湯系スープを注ぎ、デカチャーシューをのせて、


そして完成したスゴ腕店主の一杯

ラーメン〔650円〕

麺の特徴
スープに合った麺を求めて新潟の製麺所へ依頼。毎朝直送の中細ストレート麺は、直前にご主人自ら手もみを加えることで縮れ麺へと形状を変え、あっさり系スープののりをよくする。


スープの特徴
豚骨・鶏ガラ・モミジ・香味野菜等を使ったスープは7時間じっくりと炊き出す清湯系。最低限の油分と尖りのない塩分加減。後口がクリアで添加物感の感じられない、自然の美学が貫かれている印象。


トッピングの特徴
肩ロース肉をグリルでしっかり4時間かけて焼き上げるチャーシューは、外側の醤油の焦げた香ばしさがたまらない。食感は「ふっくら」・「しっとり」だが適度な噛応えも残し、決してパラパラ崩れたり、ホロホロととろけてしまう事はない。他にはメンマ、ネギ、海苔。



餃子〔1個90円〕

特徴
40数年もの間守り続けてきた母の味。熱くて美味しいのは当たり前。冷めても美味しいという理想的な餃子は皮から手作り。分厚い皮はもっちりとし、焼き目はカリッと。そして具の野菜の歯応えも楽しめ、様々な食感が入り混じる

お客様へのメッセージ
体に優しいラーメンを提供していますので、ぜひ一度食べて見て下さい。

店舗Data
住:宇都宮市若草4-11-3
休:水曜日・木曜日
営:11:30-14:00/17:00-20:00
他:店内禁煙
修:福建省(東京)
開:1999年7月

他メニュー
煮玉子ラーメン ニンニクラーメン つけめん など


これがスゴ腕


※平塚さん取材協力ありがとうございました。